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2017年春季リーグ戦から3連覇を果たした硬式野球部。4連覇、そして20度目のリーグ戦優勝へ向け、部員の熱い思いを8日連続でお伝えする。
第6日目は昨季リーグ最多の盗塁数を記録し、念願のベストナインのタイトルも獲得した竹原祐太(法4=二松学舎大付)外野手。学生生活最後のシーズンを目前にして、外野の司令塔が自らの目標と共に今後のチームを語る。(取材日・8月18日、聞き手=須之内海)
--最初に昨季を振り返って頂いて、一番のカギになった試合はどこですか
亜大の2戦目ですかね。飯塚(営3=藤代)が適時打を打った試合です。部屋とかの関係で仲も良いんでよくアドバイスしてたので。その後輩が打ってくれるとうれしいですし、あの試合がなければ優勝はできなかった。大きい試合だと思います。
--昨季の竹原選手の活躍だと盗塁が記憶に大きいのですが、ご自身が今まで一番良かった盗塁はありますか
公式戦ではないんですけど、下級生の時に神栖キャンプ最終日のオープン戦でした盗塁ですかね。今までの野球人生のどの盗塁よりも思い切りのいいスタートを切れましたし、最高の盗塁です。
--昨季ほど盗塁をすると牽制なども増え、警戒されますが
そうですね。牽制も程よくもらえるとタイミングがわかるのでそこまで気にはならないです。盗塁切る時は自分的には捕手の肩よりも投手とのタイミングを意識するので。成功する時は大体スタートした時に分かります。
--ここまでのオープン戦を振り返ってみていかがですか
結果は日によって何ですけど、社会人の方々とも試合をやらせて頂いていて。やっぱり、落ち着いた野球だなという印象ですし学ぶものは多いですね。まだ自分たちは感情的というか勢いみたいなところに頼っていると思いますね。
--オープン戦ではサマーリーグに帯同した選手たちの出場も目立ちますが、ご自身のサマーリーグの思い出はありますか
自分もサマーリーグには行かせてもらったことがあって、その時は「どんなことがあってもお前は1番で使うからな」と言われて参加して。最終日くらいまで本当に打てなかったんですけど、最後の最後で九回2死の場面で同点打を放てたのが思い出ですね。
--そのサマーリーグに帯同していた選手で期待している選手はいますか
岡崎(営1=帝京)はリーグ戦でも出て結果を残しているのでもちろんなんですけど、片平(営3=桐蔭学園)ですね。小柄ですけどパンチ力も備えていて、攻守で活躍できる選手なので。まずは今季でレギュラーと同じメニューをこなしていくことになると思うので、慣れてもらって来年からスタメンを張ってくれたらと思います。
--今季は開幕戦(9月1日)が苦手とする立正大戦ですが
本当に入学してから勝ち点を取れない相手。苦手意識とかは特にないんですけどね。イメージとしては元気なチーム。波に乗ったら止めるのは難しいので、波に乗せないようにしたいですね。
--最後に学生野球最後のシーズンとなりますが、意気込みをお願いします
今の自分は出塁を求められていると思うので、まずそこはこだわってやっていきたい。あとはやっぱり盗塁。2季連続で盗塁王を取って来年他大学の選手たちに「今年は竹原がいなくて良かった。盗塁そこまで警戒しなくて平気だぞ」と言われるくらいの脅威として記憶に残れる活躍をしたいですね。
◆竹原祐太(たけはら・ゆうた)
生年月日/1996・8・13
身長・体重/176㌢・72㌔
好きな食べ物/(やっぱり)お菓子
はまっていること/ゲーム、テレビゲームより小型ゲーム機が得意
最近苦労したこと/増量計画中に一度成功するも、すぐに体重が落ちたこと
今後の掲載予定
8/30 津田翔希 内野手
8/31 中川圭太 内野手
どうぞお楽しみに!