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平成30年度東都準硬式野球秋季リーグ戦１部・専大１回戦
９月１日（土） 八王子市民球場
○東洋大 １２ー９ 専大
七回、本塁打を放ち、三塁スタンドからの声援に応える伊藤
笑顔でダイヤモンドを駆け抜けた
生還するとベンチが笑顔で迎えた
チームの流れを引き寄せる一発だった。 序盤から点差を広げられ、３点ビハインドで迎えた七回。先頭打者の若原(社３＝九州学院)が二塁打で出塁すると、続く土屋(社２＝習志野)の死球を受け無死一、二塁。この好機で打順が回ってきた伊藤(ラ２＝成立学園)は、２球目を振り抜くと打球は吸い込まれるように左翼席へ。値千金の３ラン本塁打にベンチやグラウンドのメンバーが歓声を上げる中、笑顔でダイアモンドを駆け抜けた。「何とかランナーを帰したいと思っていた。入ってくれてよかった」という伊藤の一振りで一気に同点に追い付いた。
チームは八回に１点を奪い逆転に成功。なおも２死三塁とチャンスの場面で再び打席に入ると、中前適時打を放ち、貴重な追加点となった。「いいスタートができた」と開幕から５番としての役割を見事に果たした。
開幕前には、８月に引退した寺田（ラ３＝下妻第一）から指導を受け、バッティングの基本的な部分の修正をしたという。 今試合で４安打４打点の活躍を見せた伊藤は、「教えてもらったことが結果に結びついた」と振り返った。昨季から連続となるベストナイン獲得へ向けて躍進を続ける伊藤がチームを勝利に導く。
■コメント
・伊藤(ラ２＝成立学園)
立ちあがり点を取られて、雰囲気は良くなかったが、後半打線がつながって勝てたので良かった。（七回の本塁打は）ランナーがいたので、何とか帰したいと思って打席に入った。結果的にホームランになった。打った瞬間は入るか分からなかったが、入ってくれたので良かった。（八回の適時打は）だめ押しの１点が欲しい場面だったので、決められて良かった。全日本を終わってから、寺田さんに打撃を教えてもらって、基本的なところなどを修正した。５番は長打を求められる打順だと思うので、しっかり長打を打てるようにしたい。昨季はベストナインをもらったので、今季ももらえるように、今日いいスタートができたので、このまま調子をあげてきたい。（今日の試合の活躍に点数をつけるとしたら）１打席打てなかったので90点。（明日に向けて）連勝して、勢いに乗っていけるようにしたい
TEXT＝松本菜光花、PHOTO＝望月優希、松本菜光花
