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2018.09.04
ラクロス

[男子ラクロス]獨協大に敗戦、次こそは勝利を!

31回関東学生ラクロスリーグ戦男子・2部Aブロック

9月3日(月)

東洋大学朝霞グラウンド

東洋大7-13獨協大




得点を決めチームを引っ張る松尾主将

スティーンのゴールで6-と逆転する

2得点を決めた島田


 リーグ戦2試合目は、台風が近づいてきており天候の悪い中での試合となった。相手は昨年度1部で今年度2部に降格してきた獨協大。ブロックの中では一番力のあるチームとの試合となった。


 第1Q開始直後に相手に先制点を許してしまうがその後、MF緒方(ラ2=朝霞西)がショットに成功し同点に。さらにAT松尾主将(ラ4=立川国際)が点を決め2-1と1点リードとなった。タイムアウト後、相手の攻撃が続き2-2となってしまう。DF奥田(済4=クラーク記念国際)がシュートを決め逆転するも、相手チームにまたしても1点を奪われ、シーソーゲームを展開し3-3と同点で第1Qは終了した。


 第2Qに入り開始9分、相手に1点を決められてしまう。さらに直後にもう1点追加点を与えてしまった。何としてでも点を決めたい東洋大は攻撃するも、なかなかシュートが決まらず3-5と点を離されてしまう。


 クロスチェックで相手チームのクロスが反則であったため、東洋大が3分間一人多い状態の中で第3Qが始まった。開始直後にAT島田(ラ3=都立小金井北)、続けてLMF瀬田(ラ3=東京成徳大学)のショットが成功。同点に追いついき、流れは東洋大にあった。さらにATスティーン(文4=市立函館)のシュートが決まり6-5と逆転。しかし相手チームも負けてはいなかった。「追い付いたことに満足してしまい超すという意識が足りなかった」とスティーンが語るように、獨協大の反撃が続き3点を奪われ6-8に。


 最終第4Q、なかなか思い通りに攻めることができず、流れは獨協大にきていた。立て続けに4点を失ってしまい6-12と大きく点差を離されてしまう。島田がシュートを決め1点を取り返すが獨協大の攻撃は続き、7-13で試合は終了した。

 

 リーグ戦2試合連続の敗戦で1部昇格へは厳しいものとなった。残りの3試合は負けられない戦いとなる。「泥臭くやる、120%捨て身でやる」と松尾主将が語るようにチーム一丸となって彼らの戦いは続いていく。



■コメント

・松尾主将(ラ4=立川国際)

獨協大は昨年度1部リーグで、今年2部リーグに落ちてきたチームでうちのブロックだったら1番力のあるチームであるし、良いチームなので自分たちは今年は泥臭くというラクロスなので、泥臭く相手のラクロスをさせないで走り勝つという目的でやった。前半1Q、2Q目は、やりたいプラン通りのラクロスが出来た。3Qの最初にクロスチェックでうちのクロスが1枚多い状態で3分間攻められた。その際には2点取れて同点にまで追いついて、そこでいけるかなと思ったが、そこで自力の差がでた。泥臭く走りきる、オールアウトしきれずに点差が離れてしまったという感じだった。(チームの雰囲気)うちのチームは技術を目的にはやっていない。楽しむであったり、泥臭くやる、120%捨て身でやるというチーム目的なので、技術などは1日1日によって差が出るかもしれないが、全力でやりきるとかそういうことは1日1日のコンディションとかは関係ないと思うので、全体的にはいい雰囲気ではあったと思う。(天候は雨であったが)初戦は結構暑かったのでこのくらいの気候の方がやりやすかった。(次戦に向けて)僕自身この試合は1点しか取れなかったので、次の試合まで時間があるので、得点のパターンを増やして勝利に導きたいと思う。


・スティーン(文4=市立函館)

獨協大は2部でも上位で負けたことは真摯に受け止めなければならないが、課題であった得点力というところは7点取れたということで自信につなげてもいいかなと思う。(敗因は)格上のチームに前半互角に戦えていてすごくテンションがあがりチームの雰囲気も良かった。3-3に点追い付いたときや6-6に追い付いたとき、追い付いたことに満足してしまい超すという意識が足りなかったと思う。そこでもう一頑張りできていれば。次からは追い付いてから勝負だということを忘れないでやっていきたい。(得点したとき)長い間試合で点を決めていなかったので自分が点を決められたことと、こんな僕でも点を決められたことでベンチもスタンドも盛り上がってくれてすごく有り難いなと思っている。(次戦に向けて)次戦も厳しい戦いになると思うが獨協大相手にここまで走れたということを自信に持って次につなげたいと思う。


TXET=岡村珠里 PHOTO=鶴田華穂、水野桜