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2018.09.11
ラクロス

[女子ラクロス]終始リードを許さず、リーグ戦初白星!

第31回関東学生ラクロスリーグ戦女子・2部Aブロック

9月9日(日)  日本大学藤沢キャンパスグラウンド


東洋大7ー4日女体大




青木は最多得点でチームに貢献した



ゴールに歓喜する秦


リーグ戦2戦目の相手は日女体大。前半でのリードを保ったまま一度も逆点を許すことなく、7―4でリーグ戦初白星を挙げた。

 

 前半開始直後、「アタックのリーダーとして1点目を自分で取りたいというのはあったので1点を決め切れて良かった」とゴール裏でMF秦(ラ4=会津)からパスを受けたAT青木(ラ4=東洋)が先制点を挙げる。続いてMF河野(ラ4=鹿島学園)がファールをもらいフリーシュートに成功、秦も得点を決め、一気に3-0と日女体大を大きく突き放す。その後、1点を返されるも、さらにMF古賀(ラ2=八王子東)が得点を決め4-1に。しかし、前半残り10秒のところで1点を返され4-2で前半を折り返す。

 後半、今度は相手に開始直後に得点を決められ1点差まで縮められるが、またも青木がゴール前まで走り込み鋭いシュートを決め、すぐに点差を引き離す。そこから8分に2得点目となる秦のフリーシュート、10分に3得点目となる青木が3連続で決め、再び点差を離す。秦は「絶対に決めようと思っていたから、決めきれてうれしい」と自身の得点を振り返った。最終的に相手に追加点を許すも、7-4で幕を閉じた。

 

 目標の1部昇格には残る試合は負けることができない。「今回良かった点をもう一回振り返って、次につなげる」と最多得点を挙げた青木は振り返り、意気込んだ。次戦は日女大との対戦になる。今回の対戦からまた一皮むけた東洋大の勇姿から目が離せない。


◾️コメント

・青木(ラ4=東洋)

前回の大東大戦を負けてしまって上の入れ替え戦にいくためには残り4戦、絶対に勝たなきゃいけないという試合の中で勝ち切れたので良かった。(勝因は)前回に比べて負けられないので皆んなが勝ちにこだわっていたというのと、皆んなが声を出しながらシュートに向かえていたのが良かった。(自身の得点を振り返って)東洋は毎回試合目標として前後半両方で先制点を取るというのを挙げていて、アタックのリーダーとして1点目を自分で取りたいというのはあったので1点を決め切れたのが良かったかなと思う。(次戦に向けて)本当に負けられない試合なので、今日良かった点をもう一回振り返って、次につなげるというのと、今日、もちろん完璧じゃないのでできていなかったところや修正できる部分はたくさんあると思うので、そこをあと1週間と時間はないが、しっかり皆んなで改善して次も勝利につなげたい。


・秦(ラ4=会津)

勝てて本当にうれしい。一人一人、全員が勝利に向けて自分がやるべきこと、役割をきちんと果たせたというのが大きかった。みんな攻めるぞという気持ちを持って臨めていた。(得点を)今日は絶対に決めようと思っていたから、決めきれてうれしい。それとリーグ戦初得点で安心した気持ちもあった。私たちは先を見据えて行動するのはよくない、結果は最後に付いてくると思っているから目の前の勝利をつかめたというのはよかった。次戦もまた点を決めて絶対に勝ちたい。


TEXT=水野桜 PHOTO=中村緋那子