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2018.09.12
準硬式野球

[準硬式野球]日大1戦目 接戦となるも打線伸びず 

平成30年度東都準硬式野球秋季リーグ戦1部・日大1回戦

9月11日(火)八王子市民球場


●東洋大2-3日大


(イニングスコア)

1回戦

日大

東洋大


(東洋大)

瀬下(営3=藤代)、木村(工3=青森)ー西本(ラ2=岩国)



犹守は見事な中前打を放った



力強い投球を見せた先発の瀬下


 

秋季リーグ日大との1戦目。僅差で試合が進むも東洋大打線は伸びず、敗戦となった。

 

初回いきなりチャンスが訪れた。三浦(文2=東北)が左安打を打ち二塁へ出塁すると続く若原(社3=九州学院)がライトのエラーにより三塁まで進む。その間に三浦がホームへ戻り1点を先制する。しかし五回、一死三塁の場面で本塁打を打たれ逆転されてしまう。先発の瀬下(営3=藤代)は粘りの投球を見せ、高橋(法2=八戸学院光星)のジャンピングキャッチなど好守備で投手を支えた。

 

流れを変えたい東洋大は七回、伊藤(ラ2=成立学園)が一塁へ出ると、「同点に追いつきたくてつなぐことだけを考えた」と代打の犹守(国3=岩倉)がセンターへきれいな弧を描いた安打を放った。そして高橋の犠飛で1点を返し同点に追いつく。八回には瀬下に代わり木村(工3=青森)がマウンドへ。しかし、四球や暴投を与えてしまい一失点を喫してしまった。再び逆転を試みるもチャンスに恵まれず3-2で敗戦。この試合で東洋大の安打は4本。勝利のためにはもう少し安打数が必要だと遠藤学生コーチ(営3=文京)や印南主将(文3=浦和学院)は敗因を口にした。

 

1戦目の敗戦により勝ち点獲得のためには2戦目の勝利が必要だ。この流れを断ち切って2戦目を確実に打ち勝ち3戦目へ持ち込みたい。


■コメント

・遠藤学生コーチ(営3=文京)

結果的に野手陣が打てなかった。スコアは2-3なので野手陣が打たされるところが目立ってチャンスで1本が出なかった。初回のミスではないが一死一、三塁でのスクイズがピッチャー前に転がって失敗してしまった。あそこでもう1点入っていたら流れは違ったかなと。もったいなかった。あと、バッテリーがもう少しメリハリつけて投げてくれないと。投手のせいにはできないが、やってはいけないところで打たれてしまったという印象。(采配は)もう少し点の取り合いになると予想していたのでなるべく打てるメンバーで、強くバットを振れる選手を使ってという感じであまり細かいことはせずに打ち勝つようにと決めたが、相手投手にはまってしまった。もう少し安打数も出てこないといけない。(1番の課題は)試合の流れを読むということ。もちろんバッターで入っている選手もそうだし守っているときも流れを読んで、今回は最低限やってはいけないことをしてしまったから負けてしまった。やってはいけないことを、やらないようにやらないようにして、この中で流れを作ってもっと攻撃的に進められたらいいかなと思う。(次戦に向けて)次負けたらまずいのでまず1つ勝って3戦目に持ち込めるようにみんなで頑張っていく。


・印南主将(文3=浦和学院)

守りの面ではホームラン一本にまずは負けたというのと、ヒット4本では勝てない。専修戦からだいぶ時間があいて、今日試合をして負けてしまったが明日明後日と連勝して勝ち点1をまずはとりたいなと思う。(相手投手の印象)リーグ戦なので何回も対戦している相手で、久しぶりに対戦したというのとやっぱり専修戦から時間があいたことによってちょっと状態が崩れてしまった。(初スタメンの青木さん)最近の調子をみて調子が良かった。一打席目の当たりとかは結構良かったと思うので続けて欲しいです。(犾守さんについて)いつも代打で出てる人間なのでこうして結果を出してくれるととてもうれしい。(次戦に向けて)一点差で負けてしまったので、明日明後日は打ち勝って勝ち点1をとりたいと思う。


・犾守(国3=岩倉)

僅差でいい試合していたけど、最後つめが甘かったというのがあって、ヒット数が少なかったので打者陣の力不足だったと思う。(自身のヒットは)1点差で負けていたのでどうしてもまず追い付きたい場面でつなぐことだけ考えてバットを振ったらいい当たりになった。(日大のピッチャーは)前のリーグ戦から投げているピッチャーで知ってたのでだいたい予想はできていたが、勝ちきれなかったのが悔しい。(次戦に向けて)今日4年生の内藤さんが見に来ていてその前で勝ちたかった。明日はいい結果出して、いい報告をしたい。


TEXT=伊藤なぎさ、PHOTO=鶴田華穂、川口朋珠