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平成30年度関東大学ラグビーリーグ戦2部・山学大戦
9月23日(日) 山学大グラウンド
〇東洋大 24{14ー10、10ー5}15 山学大
東洋大 | スコア | 山学大 | ||
前半 | 後半 | 得点 | 前半 | 後半 |
2 | 1 | T | 1 | 0 |
2 | 0 | G | 1 | 0 |
0 | 1 | P | 1 | 0 |
0 | 0 | D | 0 | 0 |
14 | 10 | 計 | 10 | 5 |
24 | 合計 | 12 |
番号 | 選手 | 出身高 | 学年 |
1 | 深澤 翔祐 | 深谷 | 2 |
2 | 舘澤 徹士 | 盛岡工業 | 4 |
3 | 小山内 健 | 昌平 | 4 |
4 | 葉室 簾 | 静岡聖光 | 4 |
5 | 鴨澤 享佑 | 黒沢尻工業 | 3 |
6 | 土肥 航 | 長崎海星 | 4 |
7 | 吉尾 凌平 | 昌平 | 4 |
⑧ | 高野 雅義 | 報徳 | 3 |
9 | 海老原 鏡太 | 茗渓学園 | 2 |
10 | 杉野 幹太 | 長崎海星 | 2 |
11 | 菊池 優介 | 国学院栃木 | 4 |
12 | 畑 綾介 | 目黒学院 | 2 |
13 | 山納 大志 | 川越東 | 3 |
14 | 川上 捷太 | 昌平 | 3 |
15 | 大内 錬 | 佐野日大 | 2 |
Reserve Member | |||
16 | 福富 瑞樹 | 同朋 | 4 |
17 | 矢川 海太 | 日体荏原 | 3 |
18 | 古川 翔 | 長崎北 | 3 |
19 | 釜 栄将 | 伊那学園 | 4 |
20 | 日野 諒太郎 | 佐賀工業 | 3 |
21 | 高橋 太一 | 延岡星雲 | 2 |
22 | 溝口 大希 | 大村工業 | 1 |
23 | 國分 英昂 | 長崎北 | 2 |
上位校に屈することなく実力を発揮した
大内はBKとしても今後の活躍に期待だ
仲間の活躍に喜ぶ選手たち
初戦を白星で終えた東洋大の2戦目は上位校山学大。試合開始直後に先制トライを許すものの、その後調子を取り戻し24-15で勝利をつかんだ。
試合は開始直後に動いた。相手のキックオフでマイボールにしたい東洋大だったが、外国人選手に阻まれボールを奪われると、素早いパス回しでそのままトライ。山学大へと流れを持ち込まれ、焦る東洋大。その後も激しい混戦が続くが、東洋大のペナルティにより相手にペナルティキックを決められ10点のリードを許す。だが、負けたままではいられない。「だんだん攻撃していくうちに流れがつかめた」と菊池(総4=国学院栃木)が語るように東洋大は徐々に調子を上げていく。そして開始30分、パス回しで攻撃していくと相手の隙をついて 吉尾(総4=昌平)が受け取りそのままトライ。前半終了間際には、ラインアウトからボールを奪うと素早いパス回しを展開し海老原(済2=茗渓学園)がトライ。14-10で前半を終える。
流れに乗った東洋大。後半、マイボールのスクラムからゴールまで一気に攻め、パス回しで大内(ラ2=佐野日大)が押し込みトライ。相手も反撃しトライを奪うが、東洋大は落ち着いたプレーを展開する。プレッシャーをかけ、相手のペナルティでペナルティキックも決める。最後まで激しい攻防を繰り広げ、24-15で試合は終了した。
今年から試合に同時に出場することができる外国人選手が3人と増え、外国人選手を多く擁する山学大はさらに強力になった。だが、前半リードされている状況でも、「一からやったら勝てると思ってたいたので、今まで通りのことをやった」と上位校に負けない実力を発揮した。また、今試合では若い選手たちの活躍も見られた。「朝鮮大も強いチームなので気を引き締めてまたやっていきたいと思う」と高野主将(文4=報徳)。1部昇格への挑戦はこれからも続く。
■コメント
・福永監督
いつも通りやってきたことの積み重ねだけ。非常にゲームを楽しめた試合だった。(フィジカルの部分で山学大に対して)そんなに負荷のかかるようなレベルではなかったので、坦々と我々のやるべきことをやった。(収穫は)ブレイクスルーというか、一つ心の壁を破ったなという感じがした。次につながるような試合になった思う。(次戦に向け)坦々とやるべきことをやるだけ。
・高野主将(文4=報徳)
(試合を振り返って)前半はちょっと入りがよくなくて0対10の時は負けていたが、どちらかというと冷静で、1回一からやったら勝てると思ってたいたので、今まで通りのことをやった。でもそれが勝ちにつながったのかなって思う。よかった点は点数取られて最初前半入りがよくなかったが、そこで修正ができたっていうのがよかった。改善点は最初の入りをもう少しよくすることと、ディフェンスのセットのコミュニケーションをもう少しとることと、アタックでフォワードがもう少し動けたらなっていうのがある。(次の試合に向けて)朝鮮大も強いチームなので気を引き締めてまたやっていきたいと思う。
・菊池(総4=国学院栃木)
前半は、すごい固くなっててミスが目立ったが、だんだん攻撃していくうちに流れが掴めて、自分たちのアタックをすれば自ずと良い雰囲気で、良いムードで、良い形でアタックできると分かったので、後半はFWが頑張ってくれて走れて勝てたのかなと思う。(今年の山学大戦へのコンディションは)やっぱり外国人選手が3人いるということで強い相手だが、そこでいかにプレッシャーをかけて相手のラグビーをさせないかというのがテーマだった。特にDFは頑張ってくれた。(課題と収穫)やっぱり入り。初戦の白鴎大戦でも取られてからギアが上がった感じだったので、入りの一本目からできればもっと楽な展開になったと思う。良かった点は、若い選手、三納だったり大内だったり、若いBK陣がすごい頑張ってくれているので助かっているところはある。(次戦への意気込み)次回の相手も簡単な相手ではないので舐めずに、練習を怠らず自分たちのできる最高の準備をして迎え撃ちたいと思う。
・大内(ラ2=佐野日大)
最初トライを取られてしまったが、自分たちがやってきたことがやれたので、後半逆転することができた。(決勝トライの心境は)とにかくうれしかった。(ペナルティキックの機会も2回あったが)練習でやってきたことが出せた。キックは自分の強み。ミスが多かったが、チャレンジすることはいいことなので確実に行けたらと思う。(今シーズンの目標は)4年生を入れ替え戦に連れて行って1部に昇格させられたらと思う。
TEXT=森美香子 PHOTO=吉留奈津、大谷達也