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2018.10.02
柔道

[柔道]阿部がベスト8 講道館杯出場権を得る

平成30年度第37回全日本学生柔道体重別選手権大会

9月29日~30日 日本武道館


[出場選手結果]

60㌔級 阿部(営4=作陽) ベスト8

66㌔級 山北(営2=足立学園) 3回戦進出

81㌔級 山本(営2=習志野) 2回戦進出

100㌔級 那根(営3=沖縄尚学) 2回戦進出



技を決める阿部

山北は惜しくもベスト8進出とはならなかった


 9月29日、30日の2日にわたり日本武道館で全日本学生柔道体重別選手権大会が行われた。東洋大からは4名が出場。60㌔級に出場した阿部(営4=作陽)がベスト8に入り、11月に行われる講道館杯の出場権を得た。

 

 一日目には3選手が出場。66㌔級の山北(営2=足立学園)は1回戦を一本勝ちで難なく突破すると、「自分の得意な足技で決めることができた」と2回戦も1本勝ちで3回戦へコマを進める。勝てば講道館杯出場が決まる3回戦だったが、相手に有効を2本決められ敗退。山北は「自分のいいところも悪いところも出た」と大会を振り返ると、西山監督は「課題とスタミナと精神面」と指摘した。

 60㌔級の阿部はシードにより2回戦からとなった。こちらも一本勝ちで初戦を勝つと、3回戦でも開始1分足らずで1本勝ちを決め、準々決勝に進出。準々決勝では序盤に足技をとられると、有効2本により敗退。西山監督は「もっと積極的に仕掛けて自分の決め技につなげるような技が必要」と語った。

 しかし、ベスト8まで勝ち進んだことにより、11月に千葉ポートアリーナで行われる講道館杯への出場が決定。これについて西山監督は「一つの目標としていたので一人は進めて良かった」と安堵の表情を浮かべた。強敵がそろう講道館杯でも勝ち進みたいところだ。


■コメント

・西山監督

阿部がベスト8で講堂館杯に進むことができた。これを一つの目標としていたので、一人は進めて良かった。山北も非常に惜しい試合をした。あと一歩のところで敗れてしまった。課題としてはスタミナと精神面。阿部については一発技、決め技をもっているので、2、3回戦はいずれも一本勝ち準々決勝では序盤に足技をとられて技あり。もっと積極的に技を仕掛けて自分の一発技につなげるような技が必要だと思った。


・山北

自分のいいところも悪いところも出た。最後はスタミナ不足。2試合目の方が良かった。2試合目の方が体が動いていたし、自分の得意な足技で決めることができた。


TEXT/PHOTO=土橋岳