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平成30年度関東大学ラグビーリーグ戦2部・朝鮮大戦
10月7日(日) 東洋大グラウンド
〇 東洋大 62{29ー12、33ー5}17 朝鮮大
東洋大 | スコア | 朝鮮大 | ||
前半 | 後半 | 得点 | 前半 | 後半 |
5 | 5 | T | 2 | 1 |
2 | 4 | G | 1 | 0 |
0 | 0 | P | 0 | 0 |
0 | 0 | D | 0 | 0 |
29 | 33 | 計 | 12 | 5 |
62 | 合計 | 17 |
番号 | 選手 | 出身高 | 学年 |
1 | 深澤 翔祐 | 深谷 | 2 |
2 | 舘澤 徹士 | 盛岡工 | 4 |
3 | 小山内 健 | 昌平 | 4 |
4 | 葉室 簾 | 静岡聖光 | 4 |
5 | 鴨澤 享佑 | 黒沢尻工 | 3 |
6 | 土肥 航 | 長崎海星 | 4 |
7 | 吉尾 凌平 | 昌平 | 4 |
⑧ | 高野 雅義 | 報徳 | 3 |
9 | 高橋 太一 | 延岡星雲 | 2 |
10 | 杉野 幹太 | 長崎海星 | 2 |
11 | 菊池 優介 | 国学院栃木 | 4 |
12 | 畑 綾介 | 目黒学院 | 2 |
13 | 國分 英昂 | 長崎北 | 2 |
14 | 川上 捷太 | 昌平 | 3 |
15 | 大内 錬 | 佐野日大 | 2 |
Reserve Member | |||
16 | 斎藤 瑠晟 | 目黒学院 | 4 |
17 | 矢川 海太 | 日体荏原 | 3 |
18 | 古川 翔 | 長崎北 | 3 |
19 | 佐藤 康太 | 鶴岡工 | 4 |
20 | 日野 諒太郎 | 佐賀工 | 3 |
21 | 菅原 優大 | 秋田工 | 2 |
22 | 田中 衆歩 | 大村工 | 2 |
23 | 伊藤 千貴 | 仙台育英 | 3 |
後半初トライを決めた高野
攻守ともにプレーで盛り上げた菊池
昨年に続き朝鮮大に62-17で勝利。開幕3連勝を飾り、関東学大と国学院大に並ぶ同率1位となった。
試合序盤は一進一退の攻防が展開された。開始すぐに川上(済3=佐野日大)がトライを奪い先制点を獲得すると、すぐさま朝鮮大も東洋自陣に攻め込み、キックパスからのトライで試合を五分に戻す。その後は自陣でのプレーが続き、我慢の時間が続くが前半折り返しの22分。朝鮮大のペナルティーで東洋大は敵陣に攻め込むと小山内(済4=昌平)が相手ディフェンスラインを突破してトライを奪い、均衡を破る。その後東洋大は3トライを決め、前半を29-12で終える。
後半は開始早々に主将高野(文4=報徳)が相手のディフェンスラインが崩れたのを見逃さず攻め込みトライを奪うと、続けて菊池(総4=国学院栃木)にキックパスが届きトライ。プレーでチームを鼓舞する。入れ替えで出場した23番伊藤(法3=仙台育英)がトライを奪うなど、後半33点を獲得した東洋大が62-17で勝利した。
「ディフェンスとカウンターアタックは私たちの武器」と主将高野。「デェフェンスラインをちゃんと整えられて圧力のあるディフェンスができた」と副主将菊池の両者が振り返るように、朝鮮大のアタックにも1対1のディフェンスではなく1対複数のディフェンスが多く見られ、東洋大の武器が発揮された試合だった。しかし、後半の自らのペナルティーでトライのチャンスを潰すシーンがあるなど課題の残る試合でもあった。
現在リーグ戦同率1位の東洋大。1部昇格に向けて今後も負けられない試合が続く。
◾️コメント
・高野(文4=報徳)
今日は前半からアタック、ディフェンス共に自分たちのプレーが出来ていた。しかし、後半になるにつれてディフェンスの規律やコミュニケーションがとれていないところがあったのでそこを改善できたら次の試合に活かせると思う。ディフェンスとカウンターアタックは私たちの武器としてやっているので、それを強みに出せるように練習している。目標は1部昇格。スクラム、セットプレーなどのフォワードの強みを活かせられるように。バックスはコミュニケーションと展開力が発揮できるようにして。そして上位3校に勝つ。これからも東洋大の強みを活かせられるように頑張ります。
・菊池(総4=国学院栃木)
(今日振り返って)やっぱどうしても前半の入りが悪かった。でも確実に実力はついていると思うので、残りの4戦しっかり勝っていきたいと思う。(今日までの練習は)変わらず前回の試合同様DFだったりコミュニケーションなどは意識してやった。(良かった点は)最初の方は前半焦りがあって浅くなってミスが多くなってしまったが、それを修正して深くできたのでよかったと思う。あと、DFラインをちゃんと整えられて圧力のあるDFができたのかなと思う。(次戦へ意気込み)次も勝たなきゃいけない試合なので、気を引き締めて一戦大事にしていきたいと思う。
TEXT=仲宗根優介 PHOTO=森美香子