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2018.10.14
バスケ

[バスケ]一時は逆転も上武大に厳しい敗北

94回関東大学バスケットボールリーグ戦

1014日(日) 東洋大学総合スポーツセンター

 

東洋大7788上武大

 

 13|1Q|25

 28|2Q|17

 17|3Q|22

 19|4Q|24

 

スターティングメンバー

7 大野太聖

8 古賀森人

11 村上飛雄馬

24 ラシード ファラーズ

35 杉田涼

 

                          チームの要となった大野


                          連続得点を決めた杉田




 リーグ戦も終盤に差し掛かる中で迎えた上武大戦。一時は逆転するものの、後半で点差をつけられ7788で敗北。1部昇格への道がさらに険しいものとなった。

 

 1Qでは「最初の勢いでずっとやられていた」と杉田(済4=市立船橋)が言うように上武大のペースで試合が進む。思うようにパスがつながらずカットされ1325と引き離された。続く2Qで東洋大が流れをつかむ。2Q開始早々に点を取ると積極的な攻撃から上武大に攻めさせずに点を取り続ける。杉田のスリーポイントからのバスケットカウントワンスローなどで得点を稼ぎ、一時は3426と引き離されていた点差をひっくり返した。

 

 前半こそは上武大にくらいついていたものの、後半になると上武大のペースになってしまう。オフェンスリバウンドを取れず、ディフェンスもかわされてしまい思うようにプレーできない。フリースローもなかなか決めることができず、チャンスをつかみきれない。そのまま流れを引き戻すことができずに7788で敗北。「自分たちでやるべき事をやっていなくて勝ちを逃した」と大野(文4=市立柏)は反省を口にした。

 

 「言われたことができていなかった」と佐藤コーチは敗因を語る。次戦の相手は慶大。前回は勝利したものの、慶大はベストメンバーではなかった。「前回より苦しい戦いになると思う」と杉田が言うように再戦はより厳しい戦いが予想される。1部昇格を目指すのであればこれ以上の負けは許されない。今試合の反省を一週間で修正し、次戦へ向けて気を引き締めていく。

 

 

■コメント

・佐藤コーチ

言われたことができていなかったというのが一つ。それに尽きると思う。(よかった点と反省点)いい点というのはほとんどなかった。ディフェンスで少しひっかけられたくらい。あとはフリースローの確立の悪さ。こういうクロスゲームはフリースローが悪ければ勝てるゲームも落としてしまう。まさしくそういうゲームだった。オープンのシュートも上武大は入れていて東洋大は外していた。そういうちぐはぐな部分がこういう結果になった。(次の試合に向けて)とにかく一生懸命全力を尽くす。

 

・大野(文4=市立柏)

相手の強いポイント、キーマンの選手にスリーポイントシュートを打たれて相手に流れを持っていかれてしまった。オフェンスリバウンドも相手に結構取られていて、自分たちでやるべき事をやっていなくて勝ちを逃した。(前日の試合を踏まえて意識したことは)日体大戦では早い展開が得意なので、そのペースを崩すためににゆっくり攻める形で。上武大はゾーンしかれてブレイクは出せなかったが、早い展開で相手のペース乱そうと意識した。そこが前日とは違うポイント。(後半失速の要因は)やっぱりディフェンスから自分たちは入らないとオフェンス上手く攻められないので。ディフェンスで相手のシューターにやられて、それでオフェンスでも走れなくて、というのが失速の原因。(よかった点と反省点)よかった点は、ゾーンしかれていたがセンターのラシードや上甲がミス多いながらも上手く攻めてくれた場面もあって、そのお陰でスリーポイントをうてた。その後のフリースローを決められないのがもったいなかったので、そこが反省点。(次戦に向けて)次の試合は今試合よりも遥かに強いチーム。監督がしっかりスカウティングしてくれているので、それをいかに自分たちで徹底できるかっていうのがポイントだと思う。しっかりやっていれば勝てると思うので徹底したい。

 

・杉田(済4=市立船橋)

最初の勢いでずっとやられていた。上武大に勝てるとみんなが思っていて、自分たちは4ピリで追いつく場面が多く、追いつけばいいが、それに甘えていた。正直、3ピリで離せれば一番楽に終われるのに、そこで離す力がなかったので完全に自分たちの力不足。(佐藤)信長さんの指示の相手の29番の得点を抑えるということができなかったのはチームの敗因。今シーズンは(佐藤)信長さんの言う指示を徹底するということでやっているので、そういうところで今シーズンの目標ができていなかったかなというのが敗因。(後半の点数が離れてしまった場面は)自分たちはディフェンスで守って、オフェンスにつなげるというリズムを持ってやっていて、ディフェンスで相手に攻められているのもあったし、オフェンスから始めてディフェンスでリズムを作って攻めるのが自分たちの理想だったが、ディフェンスで止められないからオフェンスからリズム作ろうとしてたのも重くなってたというのを感じた。(次戦に向けて)前回、一応勝ってはいるが向こうはベストメンバーでもなかったし、今はもっと強いと思うので、前回より苦しい戦いになると思う。ここで勝っておかないと、上の入れ替え戦も臨めないし、下の入れ替え戦にいってしまったら去年と変わらないので、もっと勝ちに貪欲になってチームを変えて今週の1週間の練習からしっかりやっていきたい。




TEXT=並木星夏 PHOTO=外狩春佳、水野桜

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