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第14回世界選手権(25m)日本代表選手選考会
10月27(土)~28(金)日 東京辰巳国際水泳場
(2日目・予選)
◆女子100m自由形
4組
6着 遠山 56”70
◆男子100m自由形
1組
4着 中村 49”45
◆女子50m平泳ぎ
1組
3着 磯部 31”69
→全体7位で決勝進出
3組
3着 江口 31”48
→全体4位で決勝進出
◆女子100m背泳ぎ
3組
6着 渡邊彩 1’01”38
4組
7着 今井 1’00”71
◆男子100m背泳ぎ
2組
6着 渡辺皆 54”62
◆女子200m個人メドレー
3組
5着 田中佑 2’14”41
6着 小野寺 2’14”50
◆男子200m個人メドレー
3組
3着 宝田 1’57”64
→全体6位で決勝進出
4着 若林 1’59”41
◆女子100mバタフライ
1組
5着 片山 1’00”01
◆男子100mバタフライ
4組
2着 阪本 51”76
◆女子400m自由形
3組
6着 濱田 4’13”08
◆男子400m自由形
2組
2着 山本健 3’50”07
◆女子200m平泳ぎ
2組
5着 磯部 2’28”92
(2日目・決勝)
◆女子50m平泳ぎ
3位 江口 31”34
5位 磯部 31”51
◆男子200m個人メドレー
8位 宝田 1’57”70
自己ベスト更新を果たした江口
磯部はチームメイトからの声援に笑顔で応えた
レース後、やり切った表情をみせた宝田
今年度好調が続く山本健
第14回世界選手権(25m)代表選手選考会の2日目が行われ、女子50m平泳ぎに出場した江口(国3=藤沢西)と、磯部(法1=長岡大手)がそろって決勝に駒を進めた。
前日に行われた100m平泳ぎでは渡部(早大)など多くの実力者が名を連ねる中で、惜しくも予選敗退となった江口と磯部。2日目は2人が得意とするスピード勝負の50m平泳ぎに挑んだ。それぞれが積極的なレースをみせ予選を突破し、決勝に出場した。決勝はスタートから横一線のレースとなったが磯部は5位、江口は3位と予選より順位もタイムも上げた。しかしレース後、磯部はベストタイムには届かず「全然納得できるタイムではない」と振り返った。一方、江口はベストタイムを更新。「(短水路でのシーズンに向けて)いいスタートが切れたかなと思う」と笑顔をみせた。
男子200m個人メドレーには、前日の100m個人メドレーでベストタイムを出し3位に入賞した宝田(法1=東福岡)が登場。最初から先頭を泳ぎレースを引っ張る。最後の自由形で交わされるも3着でフィニッシュし、今大会東洋大唯一となる2種目での決勝進出を果たした。日本選手権上位入賞者らが並び、レベルの高いメンバーの中でのレースとなった決勝。得意とするターン後のドルフィンキックで、周りに食らいつく。結果は8位でレースを終えたが「このすごいメンバーの中で泳げたのは楽しかった」と振り返った。
男子400m自由形では山本健(営2=尾鷹)が苦手とする短水路でのレースながら健闘をみせた。前半出遅れた山本健だが「100mをターンしてから徐々に上げてくというイメージで泳いだ」のという通り徐々に順位を上げる。最後は先頭を泳いでいた天井(H28年度文卒=ミキハウス)まで0・06秒差に迫る2着で泳ぎ切った。惜しくも決勝進出は逃したが、短水路での自己ベストをマークした。
短水路での試合が続く中、最初の全国大会となった今大会。それぞれが自己ベストの更新や日本選手権の標準記録突破など実りのあるもので冬シーズンのスタートを切った。まだまだ連戦となるが、その中でのレベルアップで来シーズンへの弾みをつける。
■コメント
・山本健(営2=尾鷹)
短水路は苦手なので自己ベストなのはよかったが、日本選手権のタイムを切りたかった。100mをターンしてから徐々に上げてくというイメージで泳いだ。(1500m自由形も)ベストだった。入賞は奇跡だなと思う。15秒で8位はレベルが低いと思う。(好調が続いているのは)1回1回の練習をどんな練習でも頑張っていることがいいのかなと思う。今は全部を頑張っている。(次の目標は)4月の日本選手権でユニバーシアード大会の代表に入りたい。
TEXT=梅山織愛 PHOTO=望月優希、牧田のどか