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第67回全日本大学サッカー選手権大会 2回戦
12月15日(土) 浦安市運動公園陸上競技場
東洋大2-3関西学大
<得点者>
56分 渡辺
76分 野本
<出場メンバー>
▽GK
松本健太(国3=柏U-18)
▽DF
坂本涼斗(国2=柏U-18)→105分 市原亮太(国1=横浜創英)
浦上仁騎(国4=大宮Y)
土田直輝(国2=大宮Y)
渡辺星夢(国4=前橋育英)
▽MF
坪川潤之(国3=矢板中央)→118分 勝野瑛(国4=浦和Y)
高橋宏季(国4=FC東京U-18)
野本幸太(国2=市立船橋)→113分 梅津凌岳(国1=京都橘)
横山塁(国1=FC東京U-18)→HT 松崎快(国3=大宮Y)
▽FW
坂元達裕(社4=前橋育英)
荒川勇気(国3=旭川実業)→114分 小澤裕太(国1=千葉U-18)
渡辺はフリーキックを決め、チームに勢いをもたらした
逆転ゴールを決めチームメイトにかけよる野本
好セーブを連発した松本
創部初の全日本大学サッカー選手権大会(以下、インカレ)出場という快挙を達成し、タイトル獲得の目標を掲げ挑んだインカレ2回戦の相手は関西地区第2代表の強豪、関西学大。一進一退の攻防を続け、引き分けで延長戦に持ち込むもあと一歩届かず、初出場のインカレは悔しさの残る一戦で幕を閉じた。
序盤から関西学大の猛攻を受け、正確なパス回しで自陣を突破されシュートを打たれるなど、何度かひやりとさせられる場面が続く。負けじと東洋大も果敢にチャンスを狙っていくが、強風の影響で思うように動けず苦しい戦いを強いられる。しかし、苦しい局面においてもGK松本(国3=柏U-18)を中心に猛攻を無失点に抑える。このまま0-0で試合を折り返すかと思われたが、前半終了直前、一瞬の隙をつかれ先制を許してしまう。
後半に入り、56分に獲得したフリーキックで試合が大きく動いた。何としても点を獲得しなければいけない大事な場面で、「蹴らせてくれ」と自ら進み出たのは渡辺(国4=前橋育英)。絶対の自信を持って左足を一閃し、一直線にゴールへと向かったボールは相手GKの股下をすり抜けゴールネットを揺らした。このシュートで勢いづいた東洋大はさらなる追加点を決める。76分、「仕掛けて決める」と狙いを定め、勢いよく駆けあがった野本(国2=市立船橋)が松崎(国3=大宮Y)のロングパスを受け取り、相手GKの意表を突く形でゴール。わずか20分の間で大きく形勢逆転し、試合をひっくり返して見せた。後半は一転し主導権を握った東洋大だが、ここで関西学大の反撃にあい、81分に失意の失点。一瞬で試合を振り出しに戻され、同点のままに後半終了の笛が鳴り試合は延長戦にもつれ込んだ。
終局になり球際の競り合いが一段と激しさを増す中、迎えた105分、もつれた中でPKをとられ逆転を許してしまう。その後、全員で最後まで粘り強くシュートチャンスを狙っていくも、相手の徹底した守備に阻まれ、試合は2-3と悔しさが残る敗戦となった。
この試合をもって、今までチームを導いてきた4年生は引退を迎える。東洋大として戦った最後の試合に対し、高橋(国4=FC東京U-18)は「こういう形で負けてしまったことは悔いが残る」と振り返り、坂元(社4=前橋育英)も「結果は全然満足できない」と口をそろえて悔しさをにじませた。確かに目標としていたタイトル獲得には至らずに悔しい結果となったが、1回戦での快勝、強豪相手に善戦と、初出場にしてインカレの舞台に確実に爪痕を残した。キャプテンの勝野(国4=浦和Y)は「インカレの舞台というのを毎年出るのを当たり前にやっていけるようにチームづくりをしていってほしい」と下級生へと思いを託す。その言葉に応えるように、残された下級生は、インカレの結果をしっかりと受け止め「インカレで負けたらインカレで取り返すしかない」(横山(国1=FC東京U-18))と既に次の戦いを見据えている。来年、インカレの舞台で果たすことのできなかったタイトル獲得を達成することはできるか。新しく動き出した東洋大の戦いはもう始まっている。
■コメント
・古川監督
前半はちょっと押し込まれてはいたが0-0で折り返せれば普段通りという感じだったと思うし、選手たちも何度かピンチがあった時も我慢していたが、こちらのCKからカウンター気味に起点を作られていて、1回は防いだが、そこからの流れで失点という所でそこがちょっともったいなかったところ。ただ、HTを挟んだ時にまだ全然東洋らしさを出せてないという話をして、ここで4年生が4年間やってきたことをしっかりプレーで表現しようと。後半は自分たちがボールを保持して主導権を握りながらサッカーができたと思うし、逆転という所まで持っていけたというところは今年のチームの力を発揮できたところだと思う。ただ、残り10分切ったところで同点にしてきて、延長で勝ち越してきたっていうのも関学さんの方もやはり力があったのかなと思う。(インカレの結果は)選手たちには春先のところから今年のチームでタイトルを取ろうという目標を掲げて、できることであればファイナルまで戦えればよかったとは思うが、後輩たちに全国での1勝というのをプレゼントしてくれたし、全国での悔しさということを後輩に残してくれたのが一番大きいかなと思う。3年生以下の選手は1年しっかり取り組んで、またこの舞台に戻ってこれるようにチームをつくれればと思う。(4年生について)入ってきた時からサッカーに真剣に向き合う選手たちで、この代が4年生になった時には何か起こせるんじゃないかという感じは持っていた。もうひと超え行けるチームだったとは思うが、インカレ出場というのは最初がなければ2回目以降というのもないので、歴史を作るに相応しい学年だったのではないかと思う。(主将の勝野選手について)時にはこちらも厳しい要求もしたが、それに応えてくれてしっかり自立したキャプテンだったと思うし、けがを抱えながらでの後期リーグであったりしたので、本人も試合に出て引っ張っていきたいというところはあったとは思う。試合に必ずしも出られなかったがその中でも陰からチームを支えたりとか、インカレ出場にたどり着けたのは彼なしでは難しかったと思うし本当によくやってくれたと思う。
・浦上(国4=大宮Y)
悔しいですね。(笛がなった瞬間は)なんかこう4年間が終わったんだなと、抜けたような感じ。これから実感がくると思うけれど、明日もあるのかなぁという感じ。まだ受け入れられない部分がある。(試合を振り返って)前半風下であれはプランどおりだった。耐えて後半というところで、前半は1点に抑えられた。後半の残り10分くらいのところでの失点は自分の甘さだった。(4年間を振り返って)より自分に厳しくできるようになったし、どこか1年生の時は人のせいにしがちだったけれど、監督に「人のせいにするな」と言われて、そこはすごく自分の成長にもつながったと思う。ベクトルを自分に向けるということの大事さが改めてこの4年間で分かった。(同期に向けて)本当に感謝しかないです。瑛がキャプテンであいつもいろいろけがとかあった中で、しっかりチームをひとつの方向に向けてくれたことに感謝していますし、出れていない4年生はすごく応援してくれていて、本当に感謝しかない。(後輩に向けて)心配はしていないですし、すごくいいチームになると思いますけど、1部は何があるか分からないので、気を引き締めてやってほしい。(期待する選手は)僕はユース出身なので、そこは気にしてしまう。土田は出てましたし、朝妻、松崎もそうですし、特にその辺だったりずっと組んでた坂本もより成長できる選手だと思う。
・渡辺(国4=前橋育英)
関西学大はやっぱり前回の試合より全然強い相手だった。マッチアップは中野選手で京都サンガ内定選手だったが、自分的には抜かれないというか、守備で頑張ろうと思った。(FKについて)あそこのFKは絶対自分で蹴ろうと思って、みんなに蹴らしてくれと言っていた。とにかく風もあったので、速いボールを蹴れば入るかなと思っていた。蹴ったら真っ正面だったが、GKの股を抜け結果オーライだったので良かった。本当に嬉しかった。(引退となるが)このチームでもっと長くやれればよかったが、4年生中心に、キャプテンの瑛(勝野)中心に頑張ってくれた。本当にいいチームだったと思う。(同期に向けて)坂元選手は来季から山形に行くので、本当に頑張ってもらいたい。他にJリーグに行く人もいれば頑張ってほしい。自分は就職して今度は自分のだだけではなく、家族のために頑張っていきたい。(後輩に向けて)チーム一丸となって、リーグ戦、総理大臣杯、インカレを目指して頂点を目指して頑張っていってほしいと思う。(期待する選手は)自分はDFなので土田とか坂本に期待している。FWだと荒川は本当成長してきたので注目。松崎とか坪川もそうだが、来年には期待の選手がいっぱいいる。
・高橋(国4=FC東京U-18)
風の影響があって相手に前半苦しい時間帯で失点0で抑えられて良かったが先に取られてしまった中で後半自分たちが有利に立てた中で逆転できたのはすごいそこまで良かったが、そこから最後勝ち切れる力がなかったというのは自分たちの力のなさを感じた。(4年間を振り返って)この4年間多くの試合に絡ませてもらった。監督にも恩を返すためにもタイトルを取るしかないと思っていたが、最後こういう形で負けてしまったのは悔いが残る。(同期に向けて)みんな仲が良くて、このメンバーだからこそここまでできたというのはある。これでみんなとサッカーするのが最後になってしまったが、素晴らしい仲間に出会えたことが自分のこれからの経験になるし、この出会いには感謝している。(後輩に向けて)いい後輩たちがいるので僕たち以上にいい結果を残してくれると思うのでそこは期待したい。(期待する選手は)自分自身一緒にボランチを組んでいた坪川選手にはやってもらいたいと思う。
・坂元(社4=前橋育英)
先制されて追い付いて逆転して、また追い付かれてって言う激しい試合展開だった。その中で勝ち切れずに負けてしまったことは本当に後輩たちに申し訳ない。(FWでの起用について)拓夢(小林)が脳震盪で出られなくて、快(松崎)もスタート出られなくなってFWで出た。紅白戦でもFWはやっていたので全然やり辛さとかはなかったが、そこで点に絡まないといけなかった。そこは悔しい。(結果について)自分の中では優勝が目標だったので、結果は全然満足できない。まだ全然このチームが終わるには早かったと思うのでそれは来年の後輩たちに託したいと思う。(同期に向けて)仁騎(浦上)を始め宏季(高橋)とか瑛(勝野)とか、同期には本当に助けられてきた。苦しい時も同期がいたから乗り越えられた。そこは本当に感謝したい。(後輩に向けて)自分の中では、快とか拓夢とか、野本とかあら(荒川)とか攻撃陣の選手と一緒にやってきたので頑張ってほしいという思いが強い。快とかは来年はチームを背負って行くと思うので、つぼ(坪川)とか快にはチームを引っ張っていってほしいと思う。(プロへの意気込み)この大学4年間で厳しいことも経験したし、いいことも経験した。この経験を生かしてプロとしてスタートから活躍できるようにやっていきたい。
・張ヶ谷(国4=柏U-18)
悔しいですけどチーム全体がひとつになって戦えた。(4年間を振り返って)1年生の頃から自分たちの学年をまとめるというのを続けてきて、最高学年になって全体をまとめる立場になった。瑛、ニキ、自分の3人が中心になってチームのやり方だったりを決めてきた。それがいい方向につながってインカレに出場することができたので、やってきて良かったなと思う。(同期に向けて)自分たちの学年は本当に仲が良くて、いいやつばっかり。みんな最高の仲間でした。(後輩に向けて)自分たちはひとつインカレ出場というのを獲得できて、それを来年もまず獲得してほしい。つぼ(坪川)が中心になると思うので、つぼを中心に新入生も含め一からチームをつくり直して、新しい東洋の歴史をつくっていってほしいと思う。(最後は4年生それぞれの応援歌が歌われた)あれは本当にグッときましたね。今年は本当に応援の選手も含め、チーム全体で戦うというのがすごくあって、瑛(勝野)もずっと言ってくれていたことで、それが本当に出ていない人も同じ気持ちで戦うこともできた。最後の4年生の応援歌を歌ってくれたのは、本当に感謝したい。
・小池(国4=大宮Y)
(同期に向けて)僕の代でGKが僕だけというのがあって最後は試合に出たかった。そこはチームで勝ちにいく上で仕方ないところでもあるし、貢献できなかったことは申し訳なく思っている。最後の4年生が必死な姿で勝利目指して頑張ってくれてすごく僕自身も感動した。最後勝って終われたら最高だったが、またこれも勝負の世界。次に向けてもっと頑張れということなのかなと思う。(後輩に向けて)東洋大の強みが上下関係があまり無いというところ。先輩からもいろいろ盗めると思うし後輩からもいろいろ学ぶこともあって、その部分で自分も成長させてもらった。みんな真面目なので、来年のチームにはもっと上を目指してほしいと思いますし、もっと強いチームになれると思う。(プロについて)ずっとそこを目標にしてきた。ひとつほっとしたところと身が引き締まる思いというか、まだまだ全然プロの世界では通用しないということを練習参加して体感した。いろいろ参加させていただいた中でブラブリッツ秋田に練習参加させていただいた時に、秋田の地元の人からすごくチームが愛されてるなと感じた。そういう選手のことをサポートしてくれたりチームのことを愛してくれたりする人に、喜びだったり勝利という結果で恩返しできればという思いが強くて秋田でプレーしたいと思った。来年は昇格に向けてチームが動くのでしっかり責任と覚悟を持って挑みたいと思う。少しでもチームに貢献して、まずは試合に出ることを目標に頑張っていきたいと思う。
・坪川(国3=矢板中央)
まず相手の前に風がすごかったので、風下を自分達が選んで前半は無失点で耐えて、後半自分たちのペースでやろうというプランでゲーム運びは良かったと思う。(相手の印象は)サイドバックが高い位置を取ってくるというスカウティングだったので、そこをどう上手く対応するかということでちょっと終盤にかけてそこの部分がうまくいかなかったと思う。(今季を振り返って)最初は中々チームとしてもあまりうまくいかないことが多くて、その中で4年生が本当にすごいいいチームをつくってくれた。今年は4年生が素晴らしいと思っていて、初めてインカレに出れたというのもあるし、正直ここで負けるようなチームではなかったと思っているのですごく悔しいシーズンだった。(4年生に向けて)もう一緒にこのメンバーでサッカーができないのは寂しいし悔しいが、来年自分たちが最終学年になるということで今年以上にいいチームをつくっていきたいと思う。(来季に向けて)今年がすごくいいチームだったので、いいチームのイメージをモデルにして1年間通してまた強い東洋を見せれるようにやっていきたい。
・松崎(国3=大宮Y)
まず0-1で負けている状況で出たので、前へ前への意識と、あとは風上で自分たちが風に乗って攻める状態だったので、前半見ててもチャンスがつくれていない状態じゃなかったのでそういう部分でチャンスが来ると思っていた。ひっくり返したのは良かったが、追い付かれてしまったのが試合の締め方という点では課題が残った。(今季を振り返って)リーグ戦は難しい時期が続いたりして、その中で自分が結果出せたときとか出せなかったときとかあったが、試合で結果を出すということが一番大事と思うので自分の力不足というのを感じた。来年はこういう試合を経験しないようにもっとレベルを上げたい。(4年生に向けて)みんないい人たちで自分が試合に出ても4年生の人がいい雰囲気出してくれて、自分がやりたいことをやらしてくれた。ピッチ外でも勝野選手、張ヶ谷選手というのは練習から盛り上げてくれたし、4年生つくり出してくれる雰囲気がこのチームの全てだと思う。4年生を超えるためにも4年生が作ってくれたこの雰囲気を大事にして、自分たちがもっといい雰囲気で来年につなげていければいいと思う。(来季に向けて)個人としてはプロに行きたいと思っている。その上でリーグ戦だったり、総理大臣杯に出たりそういう部分で結果を出したい。チームとしては今年インカレに出ていい大会だなと率直に感じたので、インカレを目指してリーグ戦でいい順位入って優勝したい。来年もタイトルを取ることを目標にやっていきたい。
・荒川(国3=旭川実業)
結構拮抗した試合で緊張感のある試合だった。(スタメン起用は)拓夢が前の試合でアクシデントがあって、その分まで自分がチームのために点を取ろうと思っていた。(自身のプレーは)勝っているところもあったけれど、まだ負けている部分も多くある。(4年生に向けて)本当に4年生にはお世話になっていて、特に瑛くん(勝野)にはめっちゃ筋トレとかついてくれて、マンツーマンとかでついてくれたりして、本当に感謝の気持ちでいっぱい。一番尊敬している。(来季に向けて)インカレだけではなくてリーグ戦でも絶対上位に入れるように、チーム全体で頑張っていきたい。
・土田(国2=大宮Y)
前半自分たちがきつい方を選んで0で抑えて、後半仕掛けていこうとしていた。前半最小失点で抑えられて、後半1点返してもう1点取れたところで気が緩み、同点で延長に入ってしまった。不運な形でPKをとられて負けてしまったかなという感じ。4年生とまだ長くやりたいという気持ちが強かったので、絶対負けられないという意気込みで臨んだが、このような結果になってしまって悔しい(4年生に向けて)今年本当に仁騎君(浦上)と星夢君(渡辺)が隣にいて、非常に心強くて自分ものびのびプレーできたし、この1年で自分も成長できたと思っている。来年は自分と坂本が今年出ていた中で、DFの中心にならないといけない。そういう自覚を持てるように、このオフ期間で来季に向けてリーダーの意識を持つようにしなくてはならない。今期、隣に仁騎君といういい目標がいたので、それを理想像として超えていかないとダメだと思っている。来季は仁騎君を超えられるようになりたい。
・坂本(国2=柏U-18)
風で混乱した。やりたいことがやれなかったので悔しい。攻撃にもっと参加したかったし、風でボールが思うようなところに行かなくて対応が難しかったので、しっかりもうちょっとやりたかった。(4年生に向けて)4年生には2年間引っ張ってきてもらった。次は逆の立場になるので、4年生を見習って後輩たちを引っ張っていけるように頑張りたい。(来季に向けて)まずは年明けからチームがまとまれるように、リーグ戦やインカレでタイトルがとれるように頑張っていきたい。
・野本(国2=市立船橋)
風が強くて大雑把なゲームになってしまった。勝ちたいという思いでみんなやっていたので、それが結果につながらなかったのはとても悔しい。(ゴールについて)右SBが上がった後のスペースは事前に分かっていた。そこに自分が飛び出して、快(松崎)からいいボールが来たので仕掛けて決めるという思いで決めた。(4年生に向けて)今年の4年生にはプライベートでも仲良くしてもらったり、ピッチ内では本当に引っ張ってもらった。大きな存在なので4年生が抜けるのは寂しい。(来季に向けて)4年生が抜けて、(今季は)出てたから来季も出られるという保証はないので、また激しい競争を制して来年もピッチに立てればと思う。
・横山(国1=FC東京U-18)
スタメンで出て、7番の快くん(松崎)が怪我で自分が出るかもしれないと少しは準備していた。自分の今の立ち位置がここまでというのが分かったので、明日からまた頑張りたい。アミノバイタル杯で初スタメンで2回目。(監督からは)1対1とかドリブルとか自分の特徴をどんどん出して、相手をえぐって行けと言われた。(来季に向けて)自分も成長して、インカレは4年生の思いが入っているので、インカレで負けたらインカレで取り返すしかないと思っている。リーグ戦を含めて、絶対に上位目指してインカレも優勝したい。(4年生に向けて)4年生に1年生の最初の頃から迷惑をかけてきている。仕事の面とかでやらかして、怒られてきたが、そんな自分の面倒を見てくれてありがとうございましたと伝えたい。
TEXT=牧田のどか PHOTO=美浪健五、金澤瑞季、鶴田華穂