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12月25日から北海道で日本学生氷上競技選手権大会(以下、インカレ)が行われます。そこで、インカレ直前特集と題してスポトウが選出したチームのキーマンたちにインタビューを行いました。今回は、DF渡邊亮秀選手です!
DF渡邉は安定したプレーでチームを支えてきた
関東大学アイスホッケーリーグ戦(以下、リーグ戦)では、DFとして堅実なプレーからオフェンシブなプレーまで活躍を見せた渡邉選手。未だ経験していない「優勝」への熱い決意を秘めていました。主力として戦ってきた渡邉選手にとって学生生活最後の大会。秋リーグの振り返りからインカレへの意気込みなどお話を伺いました。(取材日・12月4日、聞き手・外狩春佳)
――まずは先日の秋リーグを振り返ってお願いします
結果的に3位っていう形で終わってしまったんですが、チームとして色々収穫のある大会だったなって思います。
――その中で印象に残った試合は
個人的には明大の2試合目。追い付いて最後PSで勝った試合ですね。
――どういったところが印象に残っていますか?
明大相手に3点差付いていたのを追い付いて、みんなハードワークして最後まで諦めないで戦った。3ピリはとてもいいピリオドで、その点差を追い付いて勝ったっていうのが個人的には印象に残っています。
――毎試合心掛けていることは
僕が毎試合心掛けているのは…うーん、とりあえずいつも通りにプレーすることを心掛けています。試合前の準備とかはいつも意識して、手を抜かずちゃんとやっていますね(笑)。
――DFという役割上で意識していることはありますか?
DFは最終ラインなのでリスク背負うようなプレーは極力しないように意識しています。シンプルなプレーとか。大切だと思っています。
――渡邉選手自身の強みはどういったところにあるとお考えですか
身長があるので体を張ったプレーとか、身長を生かしたプレーっていうのは強みだと思っています(笑)。
――東洋大に入学してからの4年弱で、成長したと思える点は御座いますか
全部ですね。
――特に実感したことなどはあったりしますか
本当に東洋大に入って学んだことは全部なんですけど、今後色々生きていく上での人としての基礎だったり。なんだろう、そういう、個人個人色々あると思うんですけど、自分の中の基盤っていうのができた気はします。
――試合前のルーティンや願掛けなどは
いっぱいありますね。こう見えて意外とそういうの繊細なので(笑)。試合前はいつも4時間前くらいには自分でパスタを作って食べるんですけれど、そこから試合に向けて準備して。いつも試合に向かうときは同じ格好をして、試合前の陸のアップを同じことをして…。それぐらいかな。
――インカレを目前に控えてチームの調子は
例年に比べて悪くはないと思うんですけど、もっともっとやらなくちゃいけないことありますし、もっとみんなで1勝に向かって一丸となって、ひとつひとつの練習の細かいことをもっと意識してやるべきかなって思います。
――学生生活最後の大会ですが、懸ける思いは
4年間一度も優勝できてないので絶対に優勝したいですし、お世話になったスタッフには優勝で恩返しをしたい。そこは終わりに近づいて強く思っていることですね。
――インカレでは勝ち進むと準決で中大、決勝は明大戦になりますが
相手のことはそんなに意識していなくて。その前に法大ともあたるかもしれないですし。そんなにどのチームを考えて、とかではなく、自分たちのプレーをやってちゃんと一戦一戦先を見据えないで戦って。その中でどんどんみんなで成長していって、最後優勝できたらいいなと思います。まずは一戦一戦成長していきたいです。
――インカレでなにかやりたいと思っていることは
とにかく優勝してやろうってことは思っています。最後みんなで優勝できたらほんとにいいなと思っているし、そのためならなんでもやりたい。ほかの同期もみんなそう思っていると思うので、とりあえずはチームのために犠牲を払うなりなんでもできればいいなと思います。
――最後に、インカレに向けての意気込みをお願いします
学生最後の大会になるんですけど、4年間一度も優勝を経験できていないので、最後の大会はなんとしても優勝できるように。頑張ります!
渡邉選手ありがとうございました!次の特集もお楽しみに。
チームメートの活躍を讃える
◆渡邉亮秀(わたなべ・あきひで)
学部・学年・出身校/社会学部・4年・日光明峰
身長・体重/183㌢・87㌔
生年月日/H9・3・9
血液型/B型
好きな食べ物/お寿司