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2018.12.29
アイススケート

[アイスホッケー]チームを守るDF坂元 インカレ準決勝でゴール決める! 

第91回全日本学生氷上競技選手権大会

12月28日(金) 白鳥王子アイスアリーナ

東洋大4-2中大  




ゴールが決まると最高の笑顔を見せた


優勝にむけて「自信はある」と意気込んだ


第91回日本学生氷上競技選手権大会(以下、インカレ)準決勝、中大との一戦は4-2で勝利。DF坂元(社4=清水・北海道)は中大の攻撃にも屈せず徹底した守備を見せ、自身もゴールを決めた。


試合ではゴールを決めた選手がフォーカスされることが多いが、守備も非常に大切だ。堅く安定した守りが印象的なDF坂元。そんな彼にもゴールチャンスが訪れた。3ピリラスト2分で相手ペナルティのアドバンテージの状況になる。FW柴田(社4=武修館)からFW阿部(社4=白樺学園)へパスが渡りシュートするもGK金子(中大)に阻まれる。そのこぼれたパックをすかさずDF坂元がネットへ流し込んだ。


この試合では先制点を決められ、中大の流れになる場面が多く、攻撃されていた。そこで必死にゴールを守ったのがDF陣とGK古川駿(社4=八戸工大一)。GK古川駿がナイスセーブを見せるとDF陣は駆け寄り、労いの声をかけた。「ディフェンスももっと駿を守ってあげよう(DF坂元)」という気持ちが彼らの団結力を高め、DF陣が中大のアタックを何度も防いだ。


残す試合は昨年のインカレ決勝でも敗北した因縁のライバル明大との一戦だ。今のチームでできる最後の試合。4年生を中心としたタフな守りでいざ王座奪還を目指す。


▪コメント

・坂元(社4=清水・北海道)

先制されて追いついたけど勝ち越しされて苦しい展開だったが、3ピリまでずっと足は動いていたので良かったと思う。(自身のゴールシーン)ゴール前走っていたらたまたま来て自分は触っただけでアシストした嗣人と魁が頑張ってくれた。(守備面は)ディフェンスファーストということで最初はフォワードも守ってからみんなで攻めるっていうのを徹底してやっているのでそれが結果につながっていると思う。(ディフェンス陣とGK古川駿)駿が守ってくれて、ディフェンスももっと駿を守ってあげようということで声をかけていた。(決勝にむけて)去年のリベンジになる。1年間東洋のほうが練習してきたし、自信もあるので今年は絶対に勝って優勝したい。


TEXT=伊藤なぎさ PHOTO=金澤瑞季、川口朋珠