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2019.02.18
水泳

[水泳]コナミオープン 白井、細川が優勝を飾る!渡辺も3位に

35回コナミオープン水泳競技大会KONAMI OPEN2019

2月16日(土)~2月17日(日)千葉県国際総合水泳場

 

(1日目・タイム決勝)

◆女子800m自由形

10位 濱田 8‘5746

 

◆男子1500m自由形

7位 山本健 153218


(1日目・決勝) 

◆女子50m平泳ぎ

8位 磯部 3239 

 

◆女子100m背泳ぎ

2位 白井 1‘0066

 

◆男子200m平泳ぎ

7位 花車 2‘1393

 

◆女子200m自由形

1位 白井 1‘5852

 

◆男子200m自由形

5位 中村 1‘5071


(2日目・決勝)


◆女子100m自由形

2位  白井  55”03


◆女子200m背泳ぎ

6位  今井  2’15”25

8位  白井  2’18”26


◆男子200m背泳ぎ

6位  山本遥  2’02”34


◆男子200mバタフライ

6位  阪本  1’59”65


◆女子50m背泳ぎ

5位  渡邊彩  29”49


◆男子50m背泳ぎ

1位  細川  25”85

3位  渡辺皆  25”96


◆男子400m自由形

7位  山本健  3’57”42


 

出場した全種目で決勝へ進出した白井


レース後満面の笑みを見せた細川


渡辺は日本選手権での決勝進出を誓った

 

2月16日から17日にかけてコナミオープン水泳競技大会KONAMI OPEN2019が開催された。強豪がそろうなか、白井(国1=宝塚東)は200m自由形、細川(営1=高松第一)は50m背泳ぎを制した。

 

白井は2日間連続で活躍を見せた。初日には100m背泳ぎ、100m自由形の2種目へ出場。ベストを狙って挑んだという白井は100m背泳ぎで積極的なレースを展開し2位でフィニッシュ。さらにベストも更新した。200m自由形では「少し疲労があった」と振り返り、五十嵐(T&G)と接戦を繰り広げるも最後は逃げ切り見事優勝を果たす。2日目、100m自由形を1位で予選通過し決勝へ。前日の200mに続いて100mでも再びベストを更新し5503というタイムで2位。しかし狙っていた54秒台には届かず悔しさをにじませた。間もなく行われた200m背泳ぎ決勝では後半に失速し8位でゴール。「粘りとか体力が全然ない」と語った白井。しかし、大学生になりウエイトを始めたことで筋力強化ができ、疲労がある中でもいいタイムを出してきた。今年も白井の進化に期待したい。

 

男子50m背泳ぎ決勝には細川と渡辺(営1=花咲徳栄)が進んだ。細川は予選で力んでしまった泳ぎを落ち着けるよう意識して決勝へ挑んだ。短距離のレースということで最後まで全員が互角に渡り合い、2位とわずか0.05秒の差で細川が優勝。渡辺も3位に続き、ゴール後は両者とも笑顔を見せた。渡辺は「これをいい経験として日本選手権に生かしたい」と次のレースへ意気込んだ。

 

2日間のレースで11名の選手が決勝へ進出した。しかし、タイムに関して満足している選手は少なく、悔しさをかみしめていた。ここからさらに調整を図り、各々が冬季練習で鍛えてきた力をもって4月の日本選手権へ挑む。

 


▪コメント

―1日目―

・中村(文3=比叡山)

今大会はベストを出すという目標で臨んで、予選は前半が遅かったので、決勝ではベスト出すために前半からいこうと思っていたが、思ったようなレースにならずに悔しい。(練習で強化したところは)練習方法が自分は長い距離に変わって後半は練習でも自信があったけれど、やはりその分前半が遅くなってしまった。(後輩の活躍を見て)1年生は入学当初から活躍していて結果として自分たちが引っ張らないといけないけれど、今の1年生が引っ張ってくれている状況で、その分自分たちも頑張らないと、という気持ちにさせてくれる。(2日目に向けて)今大会は主に200mに力を入れてきたが選手権に向けてスピードという部分が大事になってくるので、明日しっかりとタイムを出したい。

 

・磯部(法1=長岡大手)

もうちょっと予選よりも上げたかったけど、上がらなくて悔しい。(予選は)久しぶりの50mのレースだったので力んだところがあったけど、決勝で改善したくて。泳いだ感じは決勝のが予選よりも進んでいる感じはしたが、タイムがあまり出なかった。最後のタッチが甘かったかなと感じる。(冬の練習は)結構調子が悪くなってしまって、遅くなってしまっていたが、ここ1週間くらいで立ち直れてきた。立ち直れてきたのは持久力の練習を増やしたからだと思う。(2日目の100mは)後半の練習が結構できていると思うので、今日スピードが出せなかった分明日はしっかり出したいと思う。


・白井(国1=宝塚東)

ベストを狙っていこうとポジティブに考えて100m背泳ぎではベストを出すことができ、200m自由形もベストを狙っていたけれど100m背泳ぎの疲労もあったのかなという感じ。それでもまずまずのタイムで泳ぐことができ、日本選手権に向けていいレースだったかと思う。大学生になってウエイトを始めたことで筋肉がついてきて、そのおかげでベストを更新したり、ベストに近い泳ぎが常にできていると感じる。(2日目) 一発目が100m自由形だったのでそこでちゃんと自己ベストを出して背泳ぎにつなげるつもりだった。一応ベストは出たからOKではあるけど、狙っていたタイムは54秒台だったので最後詰めが甘かったかなって気持ち。55秒台ではリレー枠には入れないと思うので、そこはちゃんと54秒台前半をまず出していけるように力をつけていきたいなと思う。(課題は)今のレースを見ての通り、粘りとか体力が全然ないので、日本選手権まであと1ヶ月半くらいしかないが、体力をつけて後半粘れるようにしたい。100m自由形、背泳ぎにかんしてはどちらも自己ベストを出すことができたので、そこは200mの種目につながるかなと思う。自由形にかんしては力強く、1かき1かきかけているような気がしている。さっきも言った通り、粘りと後半に勝負を仕掛けられるようにしていきたい。体の疲労というのは昨日もあって、その中で今日も自己ベストを出して、もうかなり疲れてるところはあるけど、もうちょっと速いタイムで泳げたかなと思う。(自由形にかんして)ちゃんと力はついてるのかなっていうのはあるので、54秒台を目標にしていたが次につながる課題も今日のレースで見つかったので、ちゃんと練習を積んでいきたい。浮き上がりは結構トップの方にいるなと思ったので、そこはちゃんと練習通りかなと思う。積極的にいけた分、後半ラスト15m身体が動かなくなってしまったのでそこが課題。メインにしているのは200m自由形の方なので、100m自由形で54秒台前半を出して200mにつなげられればなと思っているので、スピードもつけつつ体力もつけていきたいと思う(背泳ぎの位置付けは)200m背泳ぎでも個人でも世界水泳代表に入るというのは目標だが、もうちょっと今日速いタイムで泳ぎたかった。今日のレースでは次につなぎたくてもつながらないものにしてしまったので、2バックとしてはまた一からやり直しなんじゃないかなと思う。


―2日目―

・渡邊彩(営3=東北)

まだ自分のかみ合った泳ぎが出せていなくて、予選よりタイムを上げられたことは良かったと思うがこのタイムだと日本選手権も戦えないと思うので、もう一度選手権に向けてしっかり100mも戦えるように練習したいきたい。(冬季練習は)けがしたり体調を崩してしまって、去年とは全然、内容の濃さがちがくなってしまったのでとりあえずはタイムに拘るよりかは自分の感覚を戻すことを意識して練習してきた。インカレですごく不完全燃焼で終わってしまったのもあって、今年は気持ちの切り替えにすごく時間がかかってしまった。インカレ終わってみんなで再集合して新シーズンのスタートからは一歩出遅れてしまったと自分で思っているので、今まで以上に集中してやらないとインカレに間に合わないと思うのでそこはしっかり意識して練習していきたいと思う。


・山本遥(営2=豊川)

予選とちがって後半上げるというレースプランだったのでそれができたのはよかったが、目標のタイム(2分1秒台)には届かなかったので悔しい。(冬季練習は)去年よりも充実していて、スピードとかも上がっていたので去年よりも自信はついていた。特に浮き上がりが元々弱かったので他の選手に離されないように15mのバサロを徹底的に練習した。(日本選手権まで残り約1ヶ月半)まだ疲れとかあると思うのでしっかり練習して、2分0秒を目標にして準決勝を通過して決勝にいけるように泳ぎの部分から修正していきたいと思う。


・細川(営1=高松第一)

予選の泳ぎが少し力んでしまって、本当にガチガチになってしまったので決勝は1ストローク減らすくらい大きな泳ぎで落ち着いていこうと思って泳いでこの結果につながったと思う。(練習と試合の感覚が)すごく合っている。(冬季練習は)50mではなくてどっちかというと100、200mの体力をつける練習ばかりをやっていて、でもあんまり自分はまだ体力がついていないなと思っていて、スピードだけなので。100mの方はまだまだだなと思う。100mで戦えないと9月のインカレで得点がとれないので、せめて100mだけでももっともっと速くなって、東洋大に貢献したいなと思っている。(4月の日本選手権は)50mだけ出場が決まっているので表彰台に乗ることを最大の目標に頑張っている。(大学1年目が終わるが)ウエイトトレーニングなどを高校の時と比べてものすごくやっているのでパワーはついているなと日々実感している。来年はさっそく二人部屋で後輩を持つことになったのですごく楽しみ。


・渡辺皆(営1=花咲徳栄)

感覚的には良かったがちょっと後半バテちゃった部分があって思うように進まなかったのもあったが、これをいい経験として次の日本選手権に生かせるように練習でもっと頑張って、決勝に残れるようにしたいと思う。(タイムは)まぁまぁくらい。ちょっと遅いかなとも思うが安定してきた。50のタイムは上がってきたのでそこはよかったなと思う。(大学での練習が始まって約1年)最初入って環境に慣れるのが大変だったが、1年もたって大学の練習に自分も合ってきて。練習でもちゃんといいタイムでいけるようになってきたので、2年目は上の学年にも勝てるように挑戦する時期かなという思いで挑んでいきたい。


TEXT=伊藤なぎさ、PHOTO=越塚日南、伊藤なぎさ

ジャパンオープン2016
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