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2019.02.18
コラム

第638回 「見たままを伝える」って難しいものです 執筆者・鶴田華穂

※本日より現3年生のコラムはこちらの都合上、月曜日、木曜日の週2回アップいたします。


こんにちは、こんばんは。コラムを開いてくださりありがとうございます。

同期で唯一引退式に出席できなかったため、感動の引退ムードに乗りきれていない鶴田です。サッカー、ラクロス、準硬式野球を担当してました。これがスポトウ人生ラストコラムになります。そして、最後にしてネタが全然思い浮かばないという最大の危機を迎えています…

なので、

3年間(まともに行っていたのはトータル2年間くらい)の学生記者生活を振り返って感じたことを偉そうに書いてみますね。(笑) 拙い卒業文集を読むような感じで見守ってください。


一番に思うことは「見たままを伝えるって難しい」ということです。タイトル通りなのですが。 (笑) 

読者の方に変わって現場に向かい情報を伝えることをメインとしていますが、少しの書き方の変化によってニュアンスが違って伝わってしまうこともあります。見たままを伝えればよいのに、言葉にするとなるといつも悩みました。自分の知識不足だったり言葉足らずだったりで表現ができないプレーがあったりと単純そうに見えて難しいものでした。

担当をしていた部会の中でサッカーの記事を書くことが一番苦労しました。まずは知識が浅い。何度見てもよく分からないのです。そしてどれだけネットや本でサッカーについて勉強しても、実際に見て学ばないと文字では書けないのです。

当たり前ですが、どの競技もプレーは一瞬で、その場でリプレイなどは見ることができません。大学生になっててっきり記憶力が薄れた私にはとても難しいものでした。サッカー班の同期は全員サッカー経験者で知識も豊富。

そんなサッカー初心者の私が心がけていたことは「難しい言葉や表現は使わずに分かりやすい記事」です。読んでいる方にはサッカーについて知らなかったり、詳しくないけど好きという人もいると思います。そんな方にも伝わるように優しい言葉で、より試合の内容が浮かび上がりやすいように私なりに工夫していました。

ラクロスでも準硬式野球でも同じです。正直、ラクロスは今だにルールが正確には分かっていません。(笑) え、なんであの選手コート外に出たの?!とか、え、どのプレーがファールで試合が止まったの?!とか混乱することがたくさんありました。(笑) 

それでも、難しくても見たままを正確にオーソドックスに伝えようと頑張ってきたつもりです。小難しい専門用語や、聞き慣れない日本語をかっこつけて使うのではなく、記事を読んでくださった方が一度目を通すだけで分かるようにと書いていました。

私の心意気だけで実際に伝わっていたかどうかは分からないのですが… (笑) 


ここまで一気に書き、ふと読み返してみるとこのコラムは読みにくくない?(笑) と思ってしまいましたが、「コラムは勢いだ」と耳にしたことがあるのでアップしたいと思います。すみません。(笑) 


スポトウ人生はあっという間で楽しかったです。もうこのようにたくさんの方の目が触れるところで、自分の思いを発信する場がないと思うと少し寂しいですが…経験を生かしこれからの就職活動という地獄?も頑張りたいと思います…(遠い目)


長くなってしまいましたが最後まで読んでくださりありがとうございます。これからのスポーツ東洋もよろしくお願いいたします!