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2019.03.08
硬式野球
[硬式野球]スポトウが選ぶ日本通運戦のMVP 〜小川、斎藤・アベック弾で魅せる〜
春季オープン戦でその日活躍した選手をお届けするスポトウが選ぶMVP。昨季逃したリーグ優勝・悲願の日本一を手繰り寄せるのは誰か。どこよりも早くリーグ戦のキーマンたちを紹介する。
オープン戦チーム第1号を放った小川
斎藤は初球を右翼ネットへと運んだ
日本通運とのオープン戦は9対4で勝利、また春季オープン戦での初勝利となった。第4回は初のアベック弾となった小川(法3=霞ヶ浦)と斎藤(法3=東洋大牛久)だ。
三回、牧(法2=帝京第三)が左前打で出塁すると、打席に向かうのは小川。先発の渡辺(日本通運)が放った5球目。その直球を弾き返して冬空にアーチをかけ、チームを勢いづけるオープン戦第1号本塁打に。小川のリーグ戦での本塁打は1年春の亜大2回戦で放った1本のみ。「ピッチャーのモーションと自分のモーションを合わせるようにタイミングの取り方を変えた」ことが功を奏した。
九回には斎藤も魅せる。「ここで打つしかないと狙っていた」と庄司(日本通運)の初球、スライダーを力強く振り抜くと打球はライナーで右翼ネットに突き刺さる特大ホームランに。これには小川も「あいつ(斎藤)も頑張っているので、うれしい」とアベック弾に笑顔を見せた。
3年生の茨城コンビにも頼もしさが増している。今試合は打線がつながり、安打数もオープン戦で初めて二桁台にのった。レギュラー争いも激しさを増している。
※学年は新年度のものです。
TEXT=川口朋珠 PHOTO=齋藤洋、須之内海