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2019.03.28
コラム

第646回 「好き」の力 執筆者・望月優希


 こんばんは!硬式野球、水泳、フィギュアスケート、そして2年生から準硬式野球も取材させてもらっていました望月優希です。ここまでたくさんの方が引退コラムを読んでくださっていると聞き嬉しいばかりです。ありがとうございます。


 突然ですが、私は「好き」が持つ力はすごく大きいと思っています。私が取材をした日数はこの1年間で100日を超えていました。授業に行ってから取材に行ったり、記事と授業のレポートに追われたり大変なこともたくさんあったのですが辛いとか辞めたいとかほとんど思うこともなく、楽しく3年間過ごしてきました。それはスポトウも取材することも好きで、選手の方々もマネージャーさんたちのことも、スポーツを見ることもすごく好きだったからだと思います。何でこんなに好きなんだろうと考えてみたんですが、人に恵まれたからだと思います。同期も、先輩も後輩もこの代になれて良かったです。同期はもうかけがえない存在で、みんなでお寿司食べたり、授業を一緒に受けたり、ディズニーに行ったり、合宿で盛り上がったり、誕生日をお祝いしたり、真面目な話はほとんどしなかった気がしますが時には相談をしたり、夜中まで電話したり、お泊まり会をしたり思い出は数え切れないです。一人一人に個性があって、まさにみんな違ってみんないいという感じでした。それと同時に選手もこの代で出会えて良かったと思います。同い年の選手も、1つ上、1つ下、2つ上、2つ下の選手と色々な出会いがありました。学年も学部も違い、スポトウに入っていなかったら出会えていなかった方が多いと思うので本当に貴重な出会いがたくさんあったなと思います。その一人一人の生き方や考え方はそれぞれ違って、私がしたことのない経験をたくさんしてきた選手たちの話を聞くのは本当に楽しかったです。

 それぞれの部会での最後の取材はなんだかとても寂しく感じました。後輩からも、選手からもマネさんからも「ありがとうございました」とか「お疲れ様でした」とか、こんなにいい思いして良いのかなと思ってしまうくらいたくさん声を掛けていただきました。最後の取材を終えて思うのは後悔はほとんどなくて、最後までやって良かったなー、スポトウ入って良かったなぁ ー、東洋大学入って良かったなー、受験勉強頑張ってよかったなーという事ばかりです。「好き」は抽象的で、何だかふわふわしたイメージがありますが、頑張る原動力にもなるすごく大きな力を持っていると思います。これからも「好き」という気持ちを大切にして頑張りたいと思います!


 最後にお気に入りの写真ベスト3くらいまで載せてみようと思っていたんですが、良い写真がたくさんありすぎて選べなくて…そのくらいどれもいい思い出でした…!お世話になった方々本当に今までありがとうございました!!


 最後まで読んでいただきありがとうございました。4月からは新しい1年生も入り、これまでとはまた違ったカラーのスポトウになると思います。これからも東洋大学運動部の方々の魅力が詰まった記事、紙面を作ってくれると思うので今後も東洋大学スポーツ新聞編集部をよろしくお願いします!