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2019年度関東学生アーチェリーリーグ戦
3月31日(日)
第1戦
女子1部 武蔵大レンジ
東洋大2519-2390法大(上位4名の成績)
50m 30m TOTAL
1鈴木 280 319 599
2保永 293 326 619
3佐藤 271 313 584
4藤澤 274 326 600
5工藤 293 329 622
6曽山 302 344 646
7津渡 272 337 609
8中野 290 342 632
男子2部 電大レンジ
東洋大3753-3483成城大(上位6名の成績)
50m 30m TOTAL
1鳥谷部 286 310 596
2松橋 270 323 593
3塩沢 288 325 613
4大谷 311 337 648
5松本 280 338 618
6大澤 296 333 629
7高津 290 319 609
8石田 298 338 636
今試合トップ成績を収めた曽山
工藤も笑顔でガッツポーズ
2019年度関東学生アーチェリーリーグ戦(以下、リーグ戦)が開幕。初戦となった今回、女子、男子ともに見事勝利をつかみ、幸先の良いスタートを切った。
武蔵大レンジで行われた女子の部。出だしから着々と点を重ね、昨年度全国ベスト4の実力を見せつけた。今回流れをつくったのは工藤(ラ2=大宮開成)を筆頭にした下級生。中でも曽山(法2=高崎商科大付属)は50mで302点、30mで344点、トータル646点と今試合トップ成績を収め飛距離賞を獲得。本人も「練習取材から狙っていたので素直にうれしい」と笑顔を見せた。また昨年度関東学生アーチェリー連盟最優秀選手賞を獲得したエース中野(総3=県立船橋)も終始安定した射を見せたものの、本人は「記録的には全然だった」と満足ではない様子。今後のさらなる活躍を誓う。
一方男子も大谷(文2=都立山崎)が648点と高得点、また石田(文4=花咲徳栄)、大澤(済4=私立千葉英和)もそれに続き最終結果3753-3483で成城大にトータル300点近い差をつけ圧勝した。昨年惜しくも2部リーグ降格となった雪辱を果たし再び1部リーグへの昇格を決めるべく臨む今季リーグ戦、手応えを感じられる一戦となった。
春を迎え、新体制となり動き出した男女アーチェリー部。3月に催された創部50周年式典で石河監督が挙げた"大学日本一"に向けた戦いは始まったばかりだ。
■コメント
・曽山(法1=高崎商科大付属)
昨日から緊張していて、今日始まった時も緊張していたが、自己新記録を出せたのでよかった。(今試合トップ成績だったが)まさか飛距離賞を取れるとは思わなかったので驚いたのと同時に、練習試合でも飛距離賞を狙っていたので素直に嬉しい。(課題は)50mも30mも悪いときは本当にに悪い射があって外しが大きかったので、全体的にしっかり全部の射で合わせられるようにしたい。自分がイメージしていることができているときは当たるしいい感覚だが、できないときは感覚ができないし感覚が悪くて外してしまうのでそこを意識しなくてもできるくらい今後の練習をやっていきたい。(次戦に向けて)来週も今日の自分の点数を超えてチームに貢献できるように頑張りたい。
・工藤(ラ2=大宮開成)
少し緊張していたが、いつも通りやることを意識してできたのでよかったと思う。(リーグ戦初戦だったが)緊張していていつも通り打てるか心配だったが、周りの支えや声かけてもらったりしてサポートがあった。先輩方も来てくださったので、いつも通り打つことができた。(記録としては)まずまずだった。これからどんどんあげていきたい。(反省点)最後ミスがあったので、そこはこれからないようにしたい。最後まで気を抜かずにやりたい。(次戦に向けて)次週もメンバー入れるように頑張りたいと思う。自己新出したい。
・中野(総3=県立船橋)
自分が自分じゃない感じがちょっとあった気がする。あと自分の体としっかり相談して今までやってきたかというのが試される感じがあった。今腰を痛めていて、それにちゃんと対応できていたかというのがあった。腰が痛いのに全部持ってかれてしまい、自分が自分でなかったと思う。力が出せなかった。記録的には全然だった。私はここで止まる人間かと思った。(リーグ戦初戦だったが)メンバーの中で今日リーグ戦初だった子が沢山いた。その子達が楽しかったと言いながらあがってくるのを見れたのはよかった。(反省点)技術的には一言でまとめると、ちゃんと自分の打ち方をしなさいという感じ。メンタル的にはこのまま走りなさいという感じ。メンタルにきてるところは少ないので、打ち方改善して自信持ってやれば、メンタルもうまく補充できると思う。(次戦に向けて)今日は1個下の2年生の子に最高点を全部取られてしまったので、来週は自分が全部取りたい。
TEXT=渡部穂乃花 PHOTO=渡部穂乃花、酒井菜摘