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2019年４月１日
王子イーグルス公式ホームページより
アジアリーグの王子イーグルスは、ＦＷ柴田（Ｈ30年度社卒）が2019-2020シーズンから入部することを公式ホームページで発表した。
１・２年時はなかなか目立った活躍ができずにいた柴田は「自分でどうにかしないといけない」と発起。３年時の関東大学アイスホッケーリーグ戦（以下、リーグ戦）ではチーム得点王として中心プレーヤーとなった。大学最後のリーグ戦では１次リーグ途中で負傷し、リンクからは遠ざかることになったものの、けがを乗り越えて２次リーグ最終戦から復帰を果たす。第91回日本学生氷上競技選手権大会（以下、インカレ）では２ゴール７アシストの働きで決勝進出に貢献した。前回のインカレベストＦＷ選出に続き、昨年度はアシスト王に選ばれるなど個人賞の実績も華々しい。ユニバーシアードやU18など日本代表歴も豊富だ。
柴田は小さい頃からの夢をかなえたうれしさと同時に「甘い道ではない」と今後を見つめる。ゴールを決め切れない決定力不足が課題だ。元々は大学進学を考えていなかったという柴田だったが、鈴木監督に声を掛けられてここまでやってきた。そんな監督を優勝させられずに大学アイスホッケーは引退。「活躍する姿っていうのを見せるのが貴人さんたちにも恩返しになのかな」と、ルーキーイヤーからの活躍を誓った。
◾︎コメント
・柴田（Ｈ30年度社卒）
（プロ入りが決まって）ずっと小さい頃からの夢だったのでそれがかなってうれしいっていう気持ちがあるが、今までみたく甘いような道ではないので、プロにいっても最初から出られるとは思わず、しっかり自分ができること、努力して、一試合でも多く出られるように頑張っていきたいと思う。（インカレでの自分のプレーは）個人的には結構動けてはいて、アシストとかはしていたがゴールとかは全然なかったし、ちょっと自分の実力不足かなというところがあった。僕がもっと決めていれば勝てたと思う。来年からプロにいくので、そういうところを直して自分でもっとゴールできるために何をするか、考えてやっていきたい。（今後に向けて）今の自分の実力じゃ全然出られると思っていないので、年明けから自分ができることをまずやって、すぐ試合に出られる準備をして１年目から活躍する姿っていうのを見せるのが今貴人さんたちにも優勝させられなかった恩返しになるのかなと思うので、１年目から出られるように今から準備していきたいと思う。
TEXT=越塚日南
