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2019.04.03
水泳

[水泳]日本選手権開幕!今井月と小嶋が決勝へ進む

第95回日本選手権水泳競技大会 競泳競技

兼 第18回世界選手権大会代表選手選考会

兼 第30回ユニバーシアード大会水泳競技代表選手選考会


4月2日(火)〜8日(月) 東京辰巳国際水泳場


(1日目・予選)


◆女子100mバタフライ


2組

6着  片山  1’03”69


5組

3着  中野  1’00”96


◆男子400m自由形


6組

山本健  DNS


◆女子200m個人メドレー


3組

5着  小嶋  2’15”84

→全体10位で準決勝進出


7着  田中佑  2’18”47


4組

6着  竹村  2’18”95


5組

2着  今井月  2’14”54

→全体3位で準決勝進出


◆男子50mバタフライ


5組

7着  阪本  24”59


◆女子400m自由形


2組

2着  濱田  4’18”52


3組

6着  永島  4’18”24


◆男子100m平泳ぎ


7組

7着  花車  1’02”42


(1日目・準決勝)


◆女子200m個人メドレー


1組

4着  小嶋  2’13”01

→全体7位で決勝進出

 

2組

2着  今井月  2’12”44

→全体3位で決勝進出


トップレベルの人たちとの練習に刺激を受けているという今井月


得意の400mにつなげたいと語る小嶋


自身で泳ぎについて考えるようになったという花車


4月2日から8日にかけて行われる第95回日本選手権水泳競技大会(以下、日本選手権)。この大会は7月に行われる第18回世界水泳選手権大会(以下、世界水泳)の代表選考も兼ねている。大会初日は今井月(法1=豊川)と小嶋(営1=近大付)のルーキー2人が準決勝へ進出した。


実力者が集う女子200m個人メドレーには東洋大から4人が出場。東洋大生として初めてのレースとなる今井月と小嶋はそれぞれ全体3位、10位で予選を通過した。準決勝1組目で泳いだ小嶋は「予選は硬かった。しっかりと体を動かしてベストに近いタイムで泳げた」と振り返る。続いて登場した今井月はスタートからレースを引っ張っていく展開で泳ぎきった。小嶋は全体7位、今井月は全体3位で2日目の決勝へと駒を進めた。

 

永島(営1=埼玉栄)は女子400m自由形に登場。タイムは奮わなかったものの「泳ぎの感覚は悪くない」と手ごたえを感じている様子。準決勝進出を目標とする200m自由形に期待したい。

 

男子100m平泳ぎには花車(文2=丸亀)が登場した。渡辺(TOYOTA)など強豪揃いのこの種目で惜しくも準決勝へ進むことはできず、レース後には悔しい表情を見せた。しかし、花車が得意とするのは200m平泳ぎだ。冬の練習や高地合宿で培った力をもって200m平泳ぎで巻き返しを図る。

 

2日目は今井月と小嶋の決勝に加え、世界水泳代表を狙う白井(国2=宝塚東)が200m自由形にエントリーしている。日本選手権はまだスタートしたばかりだ。それぞれが目標達成や代表の座に向かって突き進んでいく。


▪コメント

・花車(文2=丸亀)

タイムが良くないので4日目、5日目の50mと200mに切り替えようと思う。(冬に強化してきたところ)年末年始は結構きつい練習をしているので100mとか50mを多い本数で軸をつくる練習をしてきた。きついときでも同じ泳ぎを維持したり、最後までスピードを出し切ったりする練習をした。2月からの高地合宿はパワーをつける、持久力の強化をつけることをした。(大学に入ってから1年、成長したこと)自分自身で泳ぎのことを考えることが多くなったというか。自分の泳ぎのいいところ、悪いところ、その日の調子とか今までコーチに言ってもらっていたことを、もちろん今でもコーチやマネージャーを頼りにしているところはあるけれど自分で考えたりとか、自分の現状を把握したりする力はついたかなと思う。練習中色々なことを考えながら泳ぐことができて練習に意味を感じるようになったかもしれない。(新1年生)東洋はドライ、陸上のトレーニングがきついのでそこでまだ慣れていない感じで「きついです」って言っているけど、自分が1年間成長できたこととか吸収したことを新入生にも伝えて一緒に強くなれたらと思う。(次レースに向けて)50mは何秒が出るかわからないけれどスピードを出しきった上で、5日目がメインレースなのでそこでベストなパフォーマンスをして去年の自分の結果を上回れるようにしたい。


・今井月(法1=豊川)

明日は150mから勝負になるとだと思うのでしっかりスイッチを入れてラスト5m競り勝てるように頑張りたい。(平泳ぎは)朝上体が上がっている感じがしたのでそれもしっかり修正をしたし、12秒で泳げたので明日また頑張りたい。(バタフライ)予選からしっかりとバタフライからいこうと思っていたし、バタフライの練習ができていなかったので結構不安もあって。200個人メドレーはバタフライの入りが大事なのでそこで27秒9っていうのを見てそのタイムで泳げたのは安心した。(調子が)コナミオープンも全然だめで泳ぐことも嫌だった。スペインでも熱が出たが、やっぱり自分の周りにはトップの選手、上を目指していく選手ばかりでそういう人たちと一緒に練習できるのは刺激になるし、自分がここでくじけちゃだめだなと思わせてもらえている。タイムは派遣を切ることはもちろんだし、代表に入りたいので頑張りたい。


・小嶋(営1=近大付)

予選より体は動いたのでまあまあかなという感じ。タイム的にはいい。予選はすごく硬くて、前半もそこまで速くないのに疲れてしまって。しっかり体を動かしてから準決勝にいこうと思って、そこは改善できたので良かった。しっかりと体を動かしたらベストに近いタイムが出ると思っていたので、13秒0まで戻ってこれたのはいいかなと思う。(400400mの練習しかほとんどしていなくて、自信がある。それにつながるような200にしたいと思っていたのでこの結果はまあまあかなと思う。

 

・長島(営1=埼玉栄)

結構遅くて自分でもびっくりしているが、泳ぎの感覚は悪い感じではなかった。でもタイムがベストプラス4秒くらいかかっているので悔しい。(レースプラン)前半から行くのが自分の持ち味だと思っているので前半からいったような感じ。(練習は)スイミングスクールでやっていくので東洋ではあまり練習する機会がないけれどインターカレッジで少しでも東洋大学に貢献できるようにしていきたい。週に1回くらいは東洋の練習に参加させていただく予定なのでそこで交流を深められたらと思う。(200m自由形に向けて)準決勝を目標に今できることを精一杯やって、いい形で大学生初めてのレースを終えられたらと思う。

 

 TEXT=伊藤なぎさ、PHOTO=越塚日南

ジャパンオープン2016
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