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2019.04.04
水泳

[水泳]日本選手権2日目 今井月が3位入賞!2名の決勝進出者も

第95回日本選手権水泳競技大会 競泳競技

兼 第18回世界選手権大会代表選手選考会

兼 第30回ユニバーシアード大会水泳競技代表選手選考会


4月2日(火)〜8日(月) 東京辰巳国際水泳場


(2日目・予選)


◆女子200m自由形


5組

1着 白井 1’58”74

→全体1位で準決勝進出


◆女子100m背泳ぎ


3組 

7着 今井彩 1’03”74


8着 渡邊彩 1’04”22


◆男子100m背泳ぎ


4組

7着 渡辺皆 56”38


◆女子100 m平泳ぎ


3組

2着 江口 1’09”93

→全体12位で準決勝進出


6着 磯部 1’12”02


◆男子200m自由形


3組

1着 宝田 1’50”91


6組

1着 中村 1’48”97

→全体1位で準決勝進出


◆女子1500m自由形

3組 

2着 濱田 16’47”30 


(2日目・決勝)


◆女子200m個人メドレー

3位 今井 2’10”61


8位 小嶋 2’15”49


(2日目・準決勝)


◆女子100m平泳ぎ

1組 

6着 江口 1’09”91


◆男子200m自由形

2組

3着 中村海 1’48”67

→全体5位で決勝進出


◆女子200m自由形

2組

1着 白井 1’58”06

→全体1位で決勝進出



1年生ながら3位に入賞した今井月

前半は好調だった小嶋


自己ベストを更新し勝利の笑みをこぼす中村


1位で決勝進出を決めた白井


  第95回日本選手権水泳競技大会(以下、日本選手権)2日目は女子200m個人メドレーの決勝で今井月(法1=豊川)が表彰台に上がる好成績を収め、早くもルーキーが東洋を引っ張る姿を見せた。


  期待のルーキーである今井月と小嶋(営1=近大付)の2人が出場し、注目が集まる女子200m個人メドレーの決勝。大橋(H29年度国卒=イトマン東進)など強豪ぞろいのレースの中、今井月は序盤から上位に食らい付いていく展開。折り返しで周囲の追い上げに苦戦するも、ラスト50mで粘りを見せ3位でフィニッシュ。見事表彰台入りを果たしたが、目標としていた代表入りはかなわず悔しさをにじませた。残り1種目となった今大会で「とにかく自分の今のベストな泳ぎがしたい」と意気込みをみせた。小嶋は前半を安定したペースで折り返したものの、「(後半から)持たなかった」と後半で追い上げられ、8位でゴール。前半が快調だっただけに悔しさが残るレースとなったが、この悔しさを糧に、最終日に控える本命の400m個人メドレーではさらなる活躍を見せてくれるだろう。


 女子100m平泳ぎでは江口(国4=藤沢西)が準決勝に進出。自己ベストを狙っていた江口は思うようにタイムが上がらず、惜しくも決勝入りはかなわなかった。しかし「不安のある中でここまで泳げたのは良かった」と今のベストを尽くせたことを前向きにとらえた。


  予選から自己ベストをたたき出した中村(文4=比叡山)は男子200m自由形準決勝に出場。直前に萩野(H28年度文卒=ブリジストン)に激励の言葉をもらい自信を持ってレースに臨むと、またしても自己ベストを更新。勢いづく中村の自身初となる決勝に期待がかかる。


  続く女子200m自由形では予選を1位通過した白井(国2=宝塚東)が準決勝に挑んだ。序盤から終始安定した泳ぎでリードし、堂々の1位でフィニッシュ。しかし世界水泳の代表入りを狙っている白井は納得のいくタイムが出なかったことに悔しさをみせた。決勝では派遣標準の突破に「積極的に行ってあとは気持ちで粘り勝ちたい」と意欲を燃やす。


  好成績が目立った2日目だが、選手たちは目先の結果で満足せずに既に次を見据えている。ここから更なる飛躍を遂げられるか。まだまだ大会は始まったばかりだ。



■コメント


・江口(国4=藤沢西)

予選よりタイムを上げてベストを出すつもりだったが、思うように上がらず悔しい。(レース展開は)前半入らないと後半得意な方ではないので、前半からしっかり行こうと思っていた。(調子は)最近まで結構悪くて、一昨日くらいからやっと泳ぎがはまってきて、不安のある中でここまで泳げたのは良かったと思うがベストは出したかった。


・中村(文4=比叡山)

今大会に向けて半年間やってきたので、予選からベスト出して準決勝もさらに上げて決勝に行くことが目標だったので、レース展開的にも自分の持ち味の前半からいって後半に耐えるというのができたかなと思う。(自己ベストの更新は)少し最後に余力があったので上がるなという感じはしたが、決勝は初めてなので緊張した部分はあるが自信を持ってやれた。(萩野)公介さんからも、直前に俺より速い奴はいないから心配するなと声をかけてくれて、ずっと(萩野選手に)食らいついて練習していたので、それが自分の中の強みになって自信に繋がった。


・白井(国2=宝塚東)

(タイムは)準決勝は自己ベストを狙っていたので、朝良かった分遅いかなと思う。隣が五十嵐さんというのもあって、五十嵐さんは後半強いので、後半を意識して泳いだ。(明日は)もちろん200m自由形個人で代表入ることが目標なので、全然タイムは足りないが積極的に行って、あとは気持ちで粘り勝ちたいと思う。(派遣標準突破は)やはり積極的に行かないと切れないと思うので56秒台で入って粘りたい。


・今井月(法1=豊川)

(レースは)最後の50がすごくきつく、耐えようと思って頑張ったが追いつけなくて悔しい。(レースの手応えは)やろうと思ったことは出来たと思う。あと1種目しかないので、自分の持っている力を出せるように頑張りたい。今まで50mの練習しかしてこなかったのでどうなるかは分からないが、とにかく自分の今のベストな泳ぎがしたい。


・小嶋(営1=近大付)

(レースのタイムは)全然なので、なんでこんなに遅いのかも分からない。(レース展開は)前半から行こうと思って、バタフライは良かったと思うが、そこから持たなかったなと思う。昨日の方が緊張していたので、今日は少し緊張感が足りなかったかなと思う。



TEXT=牧田のどか PHOTO=伊藤なぎさ、越塚日南、吉留奈津

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