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2019.04.08
アーチェリー

[アーチェリー・男子]成蹊大に勝利し、リーグ戦2連勝!

2019年度関東学生アーチェリーリーグ戦

4月7日(日)

第2戦

男子2部 一橋大レンジ



東洋大3740-3645成蹊大(上位6名の成績)


        50m     30m    TOTAL

1飯塚     312      338        650

2関川          262      332        584

3高津          270      321        591

4鳥谷部       268      324        592

5塩沢          263      320        583

6大谷          310      345        655

7松本          290      323        613

8石田          307      332        639



30m、総合得点でトップとなった大谷


飯塚はミスをカバーしながら得点を重ねた


   先週からついに関東学生アーチェリーリーグ戦(以下、リーグ戦)が開幕した。1戦目を成城大相手に白星発進した東洋大男子アーチェリー部は、2戦目は成蹊大と対戦。3740ー3545で開幕2連勝を飾った。


   穏やかな春の陽気の中始まったリーグ戦第2戦目は、無声会場という慣れない環境であったため、試行錯誤しながらの試合運びとなった。


   この日総合得点でトップとなったのは655点をマークした大谷(文2=都立山崎)。30mでも持ち前の安定したプレーを見せ、全選手の中で最高得点を出した。しかし試合後大谷は緊張により本来の力が出せず「勝手に自分でプレッシャーを感じて気負い過ぎていたのが反省点」とストイックに悔しさを滲ませた。


   最高学年となった石田(文4=花咲徳栄)は、緊張もなく余裕を持って楽しんで試合を終えた。しかし今回はチームの3番手となる結果となってしまったため「次週は僕が1番手になれるよう肩の力を抜いて、自身を持って射っていきたい」と力強く語った。


   新チームとしてスタートしたばかりの男子アーチェリー部だが、これまでの2戦はいい雰囲気の中で試合が進み、全体の団結感も出てきている。主将飯塚(ラ4=浦和西)も「本番で普通に今まで通り出せれば勝てる状況にあると思う」と力強く語った。次戦もこの調子で選手全員力を合わせ、3連勝を掴み取りにいく。



■コメント

・飯塚(ラ4=浦和西)

(今日の試合を振り返って)今日は初めて声を出さないで試合するということで、少し慣れない部分が多くて、緊張感のつくり出し方だったり、どうやったら自分で全体的にテンションを落とさないでいられるか、そういったところで試行錯誤しながらやっていった。ひとつ今日は新たな基準ができた。あと残り2戦も声出せない試合環境になるので、今日を足がかりにして、次もっとよい雰囲気で、絶対もっと点数上げて、勝ちをもう一回3連勝目指していければと思う。(次に生かせる点)最初の6本でサイトが合わなくて、いつもより6点ぐらい点数を落としてしまったのが反省点ではあるが、その後のエンドでカバーできて、結果距離賞だったのはよかったと思う。また30mで1回大外ししてしまって赤字を切ってしまった。でもその時の外してしまった理由が自分の中で明確にわかっているので、そこをしっかり切り替えたい。個人では東日本大会に出場できるように、もっと点数を乗せていきたい。(今リーグ戦が始まってみて)これまで2戦で毎週のようにチームの雰囲気、団結感は出てきていると思う。今までの取り組みがみんな一生懸命やってきてくれたので、あとは本番で普通に今まで通り出せれば勝てる状況にあると思うので、しっかりとさらに磨きをかけていきたいと思う。(次戦に向けて)3連勝に向けて、チームでもう一回1週間頑張っていきたいと思う。


・大谷(文2=都立山崎)

(今日の試合を振り返って)今日は午前中に上手い人を見て、自分もその人みたいになりたい、自己ベストを出したいという気持ちで試合に取り組んだ。しかし自分でどうしてもミスしてしまうところがあり、そこを改めて上を見て痛感した。(具体的にミスとは何か)自分は射つまでに長くなってしまうので長くならないように意識するが、結局長くなって外してしまう。そのときにメンタル面で、アーチェリーは個人戦だがチームの点数で競っているところもあり、あまり意識しないようにしているが自分も点数を出さないといけないと思ってしまう。勝手に自分でプレッシャーを感じて気負い過ぎていたのが反省点。(今リーグ戦の印象)今年は去年よりも当てるつもりで来たが、やはり難しい。試合本番になると緊張していつもの自分が出せない。(次戦に向けて)もう試合に慣れることはできたので来週からばんばん当てられるように、あと3回当てられるように絶対する。(チームの雰囲気)試合だと点数を意識して回りも下がってしまうところがある。そこを自分から上げていけるように声掛けしたい。その日に当たっていない人にガンガン声をかけていけるように来週からはしたい。


・石田(文4=花咲徳栄)

50mでは自分の望むペースで射てて良かったが、30mの方は少し詰めが甘く気が抜けてしまったので納得のいく点数ではなかった。もうさすがに4年生になって引っ張る立場になったので、緊張というものもなく自分の射ちたいように射てるので、今回のリーグ戦が1番楽しめている気がする。(反省点)もう少し同じ的の人とコミュニケーションが取れたりできたらいいと思う。次の試合ではそこを改善していきたい。(次に生かせる点)今日は準備を整えて試合に臨めたので、次回以降も同じように準備したい。(次戦に向けて)今回は1、2番手に差を開かれたので、次週は僕が1番手になれるよう肩の力を抜いて、自信を持って射っていきたい。


TEXT=酒井菜摘  PHOTO=酒井菜摘、鈴木拓磨