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2019年度関東学生アーチェリーリーグ戦
4月7日(日)
第2戦
女子1部 慶大レンジ
東洋大2519-608(ave)拓大(上位4名の成績)
50m 30m TOTAL
1渡邊 268 314 582
2佐藤 293 303 596
3鈴木 279 311 590
4保永 299 330 629
5工藤 292 334 626
6曽山 287 338 625
7津渡 271 320 591
8中野 304 335 639
チーム一丸となって試合に挑む
勝利に貢献した保永
チーム内最高得点を出した中野
関東学生アーチェリーリーグ戦(以下、リーグ戦)2戦目の相手は拓大。チーム一丸となって試合に臨み、初戦に続き見事勝利。開幕から2連勝を挙げた。
暖かい春の陽気の中行われた試合では、射場に選手たちの声が響いていた。お互いに声をかけ合いながら試合を進めていく。50m、30mともに安定した射を見せた保永(国2=春日部共栄)は自己新記録ペースで得点を出していた。「最後にメンタルがきてしまった」と保永。この日は629点と悔しくも自己新記録とはならなかったが、チームの勝利に大きく貢献した。
勝利したものの、選手たちはこの得点に納得のいかない様子であった。「いつもより流れが悪かったり、遅かったりした選手が多かった」と渡邊主将(総4=第一学院)は振り返る。また、この試合でチームの最高得点を挙げた中野(総3=県立船橋)は「みんなここで止まるような人たちではないし、自分自身もまだ得点は挙げられると思う」とこれからの試合に闘志を燃やしていた。リーグ戦優勝に向けて彼女たちの勢いは止まることはない。
■コメント
・渡邊主将(総4=第一学院)
全体的に(点数が)上と下の子がわかれた感じ。調子悪い子が多く、いつもより流れが悪かったり、遅かったりした選手が多かったので、この1週間でまた調整して次につなげていきたい。(今年度リーグ戦初出場だったが)緊張はしなかったが、やはりどこか体が思うように動かなかったり、テンポが自分の流れを見失っていて、早めに打ったほうがいいものが遅くなってしまったりしたところが反省点。(次戦に向けて)次は620点出せるように頑張りたい。
・中野(総3=県立船橋)
1戦目の反省が生かされていたかなと思う。自分が勝手に一人で盛り上がっていて、周りを引き込むことができない。まだまだ課題はたくさんある。まだみんなここで止まるような人たちではないし、自分自身もまだ得点は挙げられると思う。(次戦に向けて)チーム内最高得点が次戦は15点くらい上がってくれると思うので、そこに自分が立てるように頑張りたい。
・保永(国2=春日部共栄)
50mは良かった。30mも最後のエンドまでは良かったが、自己新ペースの340点台が出るかと思ったが、そこでメンタルがきてしまったので、そこが課題。今までだったら途中で崩れてしまったが、最後まではメンタルをコントロールできたので良かった。(次戦に向けて)次は絶対に自己新を出して、チームに貢献できればいいなと思う。
TEXT/PHOTO=岡村珠里