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4月12日発行のスポーツ東洋88号・3面に掲載している、小林拓夢選手、松崎快選手、松本健太選手、坂本涼斗選手のSP対談。チームのことから関東選抜で得たことなどお話を伺いました。スペースの関係上、紙面に載せきれなかったトークの続きをWEBでお届けいたします。(取材日・4月2日 聞き手・谷口奏生)
――新チームとなって雰囲気、仕上がりはいかがですか
(松本) 中心選手が抜けてその中でどうやっていくか、チームで話しました。特にプロになった選手が各ラインにいて前線の坂元選手は個で打開できる選手で去年はそういうところにもある程度あったけど、今年は去年に比べるとそこまでそういう選手がいるわけじゃないので去年以上にいかにチームとしてやっていくかが重要になっていくと思います。チームとしてはいい雰囲気でやれています。
(坂本) 長い長い(笑)
(坂本) みんな仲良くて一致団結してきているかなと思います。
(松崎) 去年と比べると話す機会が選手間で多いです。それが徐々にいい感じになってきていると思う。あとは結果を出すだけだと思っているので結果が出れば自然と雰囲気が良くなっていくのでいい状態にしていきたい。
(小林) 快(松崎)言ったように新チーム始まってコミュニケーションというところが一番、発信というところは意識していてそれはチーム全体に浸透させていかなくてはいけないと考えているし、最近は話し合いをゲームが終わった後にしてその場で解決しようという意識を持っている。いい方向に進んでいると思います。
――関東選抜に選ばれて得たことはありますか
(小林) 選抜に入っている以上そういう人間的に見られていると思うし、サッカーの部分だけじゃなくて1人の人間として大きくなった選抜活動でした。
(坂本) 自分はどのやり方でも柔軟に対応しなければならないと思って、監督一人一人考え方、教え方が違う。選抜に入って一番苦しんだことでこの先違うチームに行ったりした時にそのチームのやり方に柔軟に対応するようにしたいと思いました。
(松崎 )まずはチームの雰囲気に順応するというところ。もう一つは普段やっているチームとはやり方が違い、我を出すやつは強いと思いました。そういう中でバランスを保つ選手が必要だが、選抜だったら我を出したやつが勝ちみたいな感じでプロの練習参加もそのような感じだと思うがいかに自分を出せるかが大事だなと思った。
(松本) みんなが言ったように選抜行けばやることも求められることも違うし、その中で選抜という短い期間で監督が求めていることだったりとかチームとしてやらなくてはならないことをいかに早く理解してしっかりプレーするかでそういうのやらないとを試合にも出れなくなるし、正直自分がいた関東選抜Bは東洋のサッカーと真逆に近いサッカーをやっていたがやるしかないし、その中で結果を残さなくてはいけなかったので「適応力」いかに短い期間で結果を残すことの重要性を学びました。
――関東選抜で対戦して良い選手だなと感じた選手はいましたか
(小林) 関東B選抜の中で頼りになったのが明大の佐藤亮です。
(坂本) (駒大の)キョーワァン(星)さんですかね。ものすごく低い位置でもヘディングするんですよ(笑)
(小林) ばかにしてんじゃねえかよ(笑)
(坂本) どこにでも頭出してくる感じなので。あれはすごいです。(笑)見習わなきゃいけないと思いました。
(松本) 1番嫌だった選手は法大の上田綺世選手です。決勝(デンソーカップ)でやった時に正直言えば全てがハイレベル。頭一つ抜けてるなというイメージ。
(小林) めっちゃ評価すんじゃん。
(松本) 本当に(笑)衝撃的だった。リーグ戦でやった時、自分はけがで対戦することはなくて初めて同じピッチでやったが外で見るよりレベルが違うなと感じました。
(松崎) 関東選抜Aで同じチームだった早大の鍬先選手で守備の時に嫌な位置にいるし、攻撃の時もそつなく散らせる。いいボランチだと思います。チームに1人いれば楽な選手だなと思いました。
――リーグ戦でここには負けたくないチームはありますか
(小林) 早大です!センターバックの大桃海斗だけには負けたくないです。早大には負けたくないです!
(坂本) 駒大です。
(小林) キョーワァンか(笑)
自分たちとは真逆なチームなので勝ってやりたい。
(松崎) 自分筑波大です。
(松本) 筑波大もありだな。
(松崎) 単純に全日本選抜多いし、知り合いも多いので。彼らに勝ったら優勝みたいな雰囲気今年もあるのでそういう部分で勝ちたい。
(松本) 順大ですかね。ユース出身の同期だったり後輩だったり何人かいて前線でプレーしている同期の浮田健誠だったり、後輩の大谷京平だったりそういう選手がいて点を取られたくないので順大にはやられたくない。
――今シーズンの個人の目標と注目してもらいたいプレーを教えてください
(坂本) 先輩から言ってくださいよ(笑)
(松本) そういうのは後輩から率先して言えよ(笑)
(松崎) 毎年具体的な数字を言うが今年はあえて言わないです。
(小林) なんか言うとダメになるジンクスあるよね〜
何点とか具体的に言うと。
(松崎) 何点とかじゃなくてまずはチームの勝利に導けるように、自分が見てきて同じチームの選手だったり、戦ってきた10番の選手はそういう選手だったのでそう言う仕事ができるように今年一年やっていきたい。パスを見てもらいたいです。
(坂本) 今年の目標は…
(松崎) 15アシスト?
(坂本) 1年生の時はアシストが多くて去年アシストが少なかったのでアシストを多くしたいです。5いったらラッキーかなと思います。
(小林) 謙虚だね〜(笑)
(坂本) 見てほしいところは体張ります!
(松本) 言ったな?言ったな?(笑)個人的な目標としてはチームを救える、苦しい時にチームを救えるようにやっていかなければいけないことと最終学年なのでプロにいけるように目指して頑張っていきたいです。見てほしいプレーは…安定したプレーですかね。
(小林) なにその抽象的な安パイなやつ(笑)
(坂本) パントキックでいいじゃん。
(松本) 見てもらうほどの自信はない(笑)安定したプレーを見てもらいたいです。
(小林) ストライカーは公言しないとね!15ゴール以上!
(坂本) 去年何ゴールですか?
(小林) 6ゴール…
(坂本) 倍以上かーすげえ!(笑)
(小林) だってスーパーパスくるんでしょ?スーパークロスくるんでしょ?それは余裕っすよね!(笑)5はくるから(笑)
(坂本) 始まった始まったやだーこのチーム(笑)
(小林) 何もしなくても15ゴールいきます!
(松崎) 2試合に1点でしょ?
(小林) 注目してもらいたいプレーは全部…
背後の抜け出しです。駆け引きのところに注目してもらいたい。
――最後にリーグ戦へ向けてひとことお願いします
(坂本) 先輩に締めてもらいたいので先言います!
リーグ戦へ向けて勝ちます!
(松本) チームのために全力で戦います!
(松崎) 具体的に言うと4位以内には入りたい。リーグ戦1部で自分は3年目なんで開幕から厳しい試合が続くと思うがそこしっかり勝ち切って前期いい流れで折り返せたらいいなと思います。
(小林) チームとしての目標が「史上最高」なので部員一人一人の「史上最高」を見せられば今シーズン確実にその目標を達成できると思うのでリーグ戦に向けての準備から「史上最強」のものにしていきたいと思います!
4人の今シーズンにかける想いが強さ、仲の良さが伝わってくる対談でした。現在、関東大学サッカー1部リーグに所属する東洋大は、次節4月14日(日)11:30から味の素フィールド西が丘にて明大と対戦します。タイトル獲得を目標に掲げる男子サッカー部、皆さん応援よろしくお願いします!
チームの主軸を担う左から坂本、松本、松崎、小林
ご協力ありがとうございました!
■小林拓夢(国4=帝京長岡)
174㌢・74㌔
H9・7・16
血液型/A型
ポジション/FW
好きな食べ物/トマト
■松崎快(国4=大宮Y)
172㌢・70㌔
H9・11・22
血液型/B型
ポジション/MF
好きな食べ物/すし
■松本健太(国4=柏Uー18)
185㌢・80㌔
H9・5・4
血液型/A型
ポジション/GK
好きな食べ物/ステーキ
■坂本涼斗(国3=柏Uー18)
172㌢・69㌔
H10・8・1
血液型/O型
ポジション/DF
好きな食べ物/カレー