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2019.04.15
サッカー

[男子サッカー]攻守がかみ合わず…0-1で明大に敗北

 

第93回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(前期)第2節

4月14日(日) 味の素フィールド西が丘

東洋大0-1明大


<出場メンバー>

▽GK
松本健太(国4=柏U-18)

▽DF

坂本涼斗 (国3=柏U‐18)

土田直輝(国3=大宮Y)

野崎玲央(国4=大宮Y)

朝妻佑斗(国4=大宮Y)


▽MF
横山塁(国2=FC東京U-18)→72分 市原亮太(国3=横浜創英)

坪川潤之(国4=矢板中央)

長澤昂輝(国3=前橋育英)→82分 高柳郁弥(国1=大宮Y)

梅津凌岳(国2=京都橘)

▽FW
小林拓夢(国4=帝京長岡) →69分 荒川勇気(国4=旭川実業)

松崎快(国4=大宮Y)





                            デビュー戦となった高柳

 


                         途中出場から果敢にゴールへ迫った荒川




                            数少ないチャンスをつくった横山


 開幕戦黒星スタートとなった東洋大は明大に前半から押し込まれる展開が続くと後半に失点。その後チャンスを何度か作るも0ー1で敗れ、2連敗となってしまった。

 昨年は2戦2勝と相性が良かった明大戦だったが、前半開始直後から押し込まれる時間帯が続く。9分にはFKから合わせられシュートを浴びるもゴールポストに救われる。その後、何度もペナルティーエリア内へ侵入され、シュートを打たれるもGK松本を中心とした守備陣が懸命に体を張りゴールを許さない。34分には松崎が裏へスルーパスを出し抜け出した梅津がループでGKをかわすもあと一歩のところでDFに掻き出され、ゴールを奪えず前半は終了する。

 後半も明大ペースが続く中で52分には左サイドでパスを受けた梅津がカットインしてDFを1人かわし、逆サイドから駆け上がってきた横山にパス。パスを受けた横山がシュートを放つもGK正面で決めきれずチャンスを逃す。すると77分にペナルティーエリアへ侵入されクロスから合わせられ失点してしまう。同点に追いつくべく、途中出場の荒川がゴールへ迫ると、90分+3には相手の連携ミスをつく形でボールを奪いシュートを放つもGKにセーブされゴールならず。そのまま試合終了。攻守がかみ合わず2連敗となってしまった。「何回か決めれるチャンスもあった」と古川監督は決定機を逃したことを悔やんだ。「もう連敗はできない」と荒川が語ったように筑波大戦で連敗を止め、今季初勝利をつかみ取る。


▪︎コメント

・古川監督

相手のシステムというところが開幕のところのシステムと変わらなかったのでそこに対する準備というのはこの1週間進めてきたが、なかなか相手の圧力や前への推進力というところで前半のところから押し込まれる時間が長かったり、何回か大きなピンチもありながらというふうなゲームだった。GKの松本を中心にしのいでくれてゲームをつくってくれたというところはチームのところで去年から積み重ねというか粘り強く戦うところは去年の後期リーグのところから継続してやってくれていると思う。(ボールロスト、セカンドボールを拾われ、相手に押し込まれる時間が続いたが)相手の圧力というところでうまくそこをかいくぐれると前半のところで何回か大きなチャンスというところも数としてはもっと作り出さなければいけないというのは認識している。何回かそういう形で決めれるチャンスもあったかなというふうに思う。やはりそこで先に取るかどうかが1つの試合の流れのところでこっちに引き寄せられる部分だと思う。逆に今日みたいに押し込まれる時間が長いようなゲーム展開になった時に先に取られてしまうとなかなか難しいものがあると思う。(次節に向けて)なんとかこの2試合をゲームをつくってくれたりこのリーグでやれるというところは示してくれると思うのでそれを勝ち点とか勝利に反映させるところだと思うのでまた次節も強豪の筑波大さんとの試合で厳しい戦いにはなると思うがその中で昨年のところでも先に取られてもひっくり返したりしているのでそういうことを起こせるチームだと思っているのでまずいい準備して2週間あるのでしっかり準備して次、勝利も取れるように頑張りたい。


・荒川(国4=旭川実業)

前半後半通して押し込まれる展開で監督から途中出場で言われたのはお前で起点つくってチャンスがあったらシュートを決めろと言われた。シュートは1本しか打てなかったがそれ以外のところでチームに迷惑かけてしまったのが大きい。(0ー1と負けている状況で投入で意識したところは)まずボールを収めるのとゴールに向かうという姿勢を意識してプレーした。(監督からは)前線で起点つくって守備に部分でも献身的にいってチャンスがあったらシュートを打ってゴールを決めてくれてと言われた。(次節に向けて)もう2連敗で連敗できないので次はチーム一丸となって絶対勝ち点3取りにいきたい。

・高柳(国1=大宮Y)

明大相手に、途中出場だったが失点して流れを変えることができずにそのまま負けてしまったので悔しい。
(デビュー戦の感想)高校の時に比べて、プレーのスピードとか強度とか全然違うので、早く慣れて自分の良さをもっと活かせるようにしたい。
(監督に言われたこと)負けている状況だったので前にもっと点を取りに行く意識をつけないと行けないということを自分含めチームに意識をつけられるようにしろと言われた。
(次節への意気込み)連敗してしまっているので、リーグを勝ち上がっていくためにチーム一丸となって勝利していきたい。




[次戦試合予定]

第93回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(前期)第3節

4月27日(土)vs筑波大   AGFフィールドにて 14:00キックオフ


TEXT=谷口奏生  PHOTO=廣瀬璃子、友寄慈温