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第269回日本体育大学長距離競技会
４月20日（土）〜21日（日）日本体育大学健志台陸上競技場
▼１日目
男子800ｍ
12組
２着 齋藤 １’54”87
14組
４着 前之園 １’55”76
15組
４着 柴田 １’53”26
16組
３着 坂本 １’51”52
男子1500ｍ
14組
DNS 清野
15組
DNS 腰塚
16組
５着 大沼 ３’56”43
17組
８着 板倉 ３’55”70
18組
11着 中村 ３’51”95
女子5000ｍ
１組
６着 鈴木 17’28”02
17着 原子 17’52”65
24着 岡本 18’13”85
２組
DNS 山口
３組
20着 伊東 17’22”59
▼２日目
17組
１着 大澤 14'26"64
12着 久保田 14'40"69
19組
27着 定方 15'02"79
20組
13着 前田 14'30"09
DNS 及川
22組
11着 児玉 14'19"24
大澤は関カレに向けて順調に練習を積んでいる
坂本は最後の粘りが課題となった
暑さも感じられるようになった気候の中、２日間にわたって日体大記録会が行われた。男女共に出場しトラックでの経験値を高める中、大澤（済３＝山形中央）が後続を大きく引き離すレース運びで男子5000ｍ組トップでフィニッシュ。トラックシーズンに入り、着実に成長を遂げている。
17組でルーキーの久保田（ラ１＝埼玉栄）と出走し、スタート直後は先頭集団の中盤に付ける。2000ｍ通過した辺りから大澤が前に出始め、一時は久保田と先頭で並走する場面もあった。3000ｍを通過し大澤が飛び出すと誰も付いていくことができず、20〜30ｍ程の差を付け始める。そこからは大澤の独壇場となり、最後は40ｍ程度引き離しゴールした。タイムは14分26秒と14分19秒のベスト更新とはいかず「もう少し力をつけたいと感じたレースだった」と振り返った。
１日目の男子800ｍでは最終組に坂本（済２＝越谷西）がエントリー。１周目がスローペースだったため、ラスト300ｍから巻き返すも前の２人を抜くことができず３着と、最後の粘りを課題に挙げた。ここから課題を修正し、５月３日に開催される第35回静岡国際陸上競技大会で上位入賞を狙う。
関東インカレ（以下、関カレ）があと１ヵ月後に迫り、記録会の重要さが増している。「一人一人が自己ベストを狙えるような練習と状態をつくっていければ」と谷川コーチ。１ヵ月の期間の中で各々の課題を見つけ、再び関カレでトラックの王者に返り咲く。
◼︎コメント
・谷川コーチ
思ったよりもタイムが出なかったなというのは正直あるが、練習の過程を考えるとそこまで悪くないかなと思う。もうちょっと発展した練習ができればしっかり記録が出てくるかなという感じはした。（新１年生は）しっかり練習をこなせているし、上級生に混ざって先頭のほうで練習できてるのでこのまま継続すれば、しっかり結果は出てくるのかなと。ただ今授業も始まって少し疲れも出てるので、疲労をとりながら我慢して継続していくことが結果につながって来るのかなって思う。（今後に向けて）春は関東インカレに向けて、しっかり状態をチーム全体で上げていくのと、これからの記録会で一人一人が自己ベストを狙えるような練習と状態を作っていければなと思う。
・大澤（済３＝山形中央）
本当はもう少し3000ｍ通過をする予定だったが予想以上に遅かったので最後は自分からいこうと思った。だが、思っていた以上にタイムを上げられなかったのでもう少し力をつけたいと感じたレースだった。14分10秒前後のタイムで走ろうと思っていたので10秒ほど足りなかった。（途中から独走となったが）3000ｍの通過も遅かったので、そこから自分から行こうと思っていた。3000ｍまでは集団の中で余裕を持って走れたところと最後に抜け出せたところは収穫。抜け出した後に本来は早いペースで走っていかなければならないので、自分で２分45秒から50秒の間で押していけるような力をつけないとトラックでは通用しないと思ったところが課題。（関カレもあるが）出る種目は決まっていないのでこの先の記録会等で標準タイムを切るチャンスを大事にしていきたい。（今後へ向けて）来週に地元で走る大会があるので、頑張っている姿、感謝を伝えられる姿勢を見せられればいいと思うので、そういう姿を見せられるように１週間頑張っていきたい。
TEXT＝稲村真織 PHOTO＝長枝萌華
