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2019.04.28
サッカー

[男子サッカー]スタメンデビューの斉藤 アーリークロスからチャンスを演出

第93回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(前期)第3節

4月27日(土) AGFフィールド

東洋大0-1筑波大



    得意のアーリークロスからチャンスを演出した



         攻守にわたり奮闘した



 開幕戦から2連敗と苦しい中、右サイドで攻守にわたり奮闘したのは斉藤(国4=千葉U-18)だった。


 前節の明大戦ではスタンドで応援していた斉藤。スタメンデビューで同サイドに対峙する相手はU-22日本代表にも選ばれている三笘薫であり、スタメンデビューでいきなり重要なミッションを担った。


 前半は三笘に粘り強く対応し、チャンスを作らせない。すると35分、40分と立て続けに自らのストロングポイントと語るアーリークロスからチャンスを演出し、ゴールまであと一歩のところまで迫った。後半は守備にまわる時間が多かったものの、83分に交代するまで攻守にわたり奮闘し続けた。古川監督は「(三笘に)ほぼパーフェクトの対応をしてくれたと思うし、いいクロスを供給していい活躍だったんじゃないかなと思う」と合格点を与えた。

しかし、斉藤は「もっと守備の意識を高めて、そこから自分の持ち味であるアーリークロスを出せたら」とさらなる活躍を誓った。


 「アーリークロスをチームの得点につなげられるようにしたい」。開幕3試合でいまだ得点がなく、3連敗を喫しているチームにとっての初ゴールはアーリークロスからかもしれない。



■コメント

・斎藤(国4=千葉U-18)

相手がうまかった。全てにおいて相手の方がポジショニングが良かったし、守備の時間が多かったのでその中でどうこちら側が焦れずに我慢強くできるかで、後半守備の時間が多い中でマイボールの時間を増やして攻撃に転じられたらもっといい結果になったと思う。(初スタメンだったが、意識したことは)前節応援からスタメンということで自分的にもここがアピールポイントだと思っていた。それも相手がプロ内定の三苫選手というトッププレイヤーとやることでそこには負けないという気持ちでこの試合に臨んだ。その中で監督に言われたことは気を張らずに守備からいけと言われた。それでも三苫選手にボールをもたれたことは自分の中でもう少し修正するポイントだったのかなと思う。もっと守備の意識を高めて、そこから自分の持ち味であるアーリークロスを出せたらなと思う。(積極的な攻撃参加が目立ったが)前半は結構押し込めた場面でアーリークロスで効果的なボールをあげれていたが後半になって守備の時間が多い中でそこでどうチームの押せるか。後半アーリークロスをあげたのが0本だったのでそこは自分の持ち味を十分出したいなと思う。(次節に向けて)自分がどういう立場でどういうスタメン、サブ、応援という形になるかまだわからないが自分がもし出れたら今日感じた守備の面だったりアーリークロスをもっとチームの得点につなげられるようにしたい。



TEXT=谷口奏生   PHOTO=谷口奏生、友寄慈温