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2019.05.13
ボクシング

[ボクシング]リーグ戦初戦9-0、全階級で拓大に勝利!!

第72回関東大学ボクシングリーグ戦


5月11日(土)後楽園ホール


東洋大9-0拓大


【LF】○川谷(判定)武市●

【F】○豊嶋(判定)野上●

【B1】○関(判定)内構●

【B2】○大畑(判定)福来●

【L1】○木村(ABD)半田●

【L2】○今永(判定)高橋●

【LW】○渡来(判定)柴田●

【W】○平田(判定)関根●

【M】○田中(判定)成富●


今回全階級で勝利を挙げた9人

(前列左から関、木村、田中、中央列左から川谷、豊嶋、渡来、今永、後列左から平田、大畑)


トップバッターでチームの流れを作った川谷


1年生ルーキー大畑はリーグ戦初勝利を収めた


1R目でABD勝ちをした木村主将


圧倒的なプレーを見せた田中



72回関東大学ボクシングリーグ戦(以下、リーグ戦)が開幕した。初戦の相手は昨年度のリーグ戦で惜しくも敗戦した拓大との試合。初出場の選手も多いなか、全階級で勝利し9-0と圧倒的な力を見せつけた。

 


LF級には川谷(営2=豊国学園)が登場。2年生になり「トップバッターとして、流れを作らなくてはいけない自覚が芽生えた」と語ったように、チームに勢いづける試合を見せた。F級には「副キャプテンとして少しは貢献できた」と試合を振り返った豊嶋が見事判定勝ち。軽量級の2人が流れを作った。

 


B級に登場した2人はリーグ戦初出場。「楽しく試合ができた」と言う関(営3=佐賀学園)は途中苦しい展開になるものの勝利をつなげ、チーム3連勝。続くルーキーの大畑(営1=飛龍)も1年生ながら堂々とした試合を見せた。「ルーキーながら初勝利を挙げたのは自信になったのではないかなと思う」と三浦監督。これからの試合にも期待がかかる。

 


 L級には主将である木村(営4=飛龍)が登場。開始早々、力強いパンチが相手に決まる。キャプテンコールで盛り上がり、試合はさらに白熱。勢いは止まることなく1R目でタオルが投げ込まれ、ABD勝ちとなった。ここで東洋大の勝利が確定し、その後リングに上がった今永も攻めたプレーで判定勝ち。しかし、「自分の思ったことが相手にあまり合わなかった」と自身のプレーに満足してはいなかった。

 


 LW級に登場したのは渡来(営3=武相)。「相手に当てさせずに自分だけ当てるという理想形をできるだけ完璧に実行した」との言葉通り相手を交わし、自身の鋭いパンチが顔やボディーに決まり見事勝利。W級の平田はリーグ戦初出場。「緊張して動きが悪くなってしまった」と振り返るものの、チームの流れを崩さず勝利をつかみ取った。ここまで全勝とプレッシャーのかかるなか、最後にM級で登場したのは田中(文3=享栄)。「誰から見ても圧倒して勝った試合だった」と三浦監督が語るように正確にボディーが相手に決まり、2R目で白星を手にした。

 


 今回の9-0という結果に「チームみんなが日頃から練習を盛り上げて頑張った成果」と木村主将。リーグ戦初戦、幸先のいいスタートを切った。今後も負けられない戦いが続いていく。チーム全員で気を引き締め、悲願の初優勝を目指す。



■コメント

・三浦監督

結果9ー0で昨年負けた拓大に勝つことが出来たので非常に良かった。全体的な流れを作るのは最初のLF級、F級。川谷と豊嶋なので、ここでやはり2連勝できたところが非常に大きかった。川谷は落ち着いてボクシングができたと思うし、豊嶋も前半おそらく取られていると思うが、苦戦しながら後半2R、3R気持ちで何とか取り返したので、それが全体の大きな流れとなりパーフェクトな勝ちになったと思う。B級は初登場の関が、もう少し手数は欲しかったが、上手いボクシングをしながら、何とか3ー2で勝ち切った。ルーキーの1年生、大畑は1R目硬かったが、2Rからだいぶ力が抜けてきてリズムのいいボクシングになってきたのでその流れで3Rもしっかり取って、ルーキーながら初勝利を挙げたのは自信になったのではないかなと思う。蓮太朗(木村)と今永、渡来に関して、ここはうちがポイントを必ず取らなくてはいけない3人なので、そこはしっかり自分たちの仕事をして勝ってくれたのは非常に大きかったし、次の農大戦にも譲れないところなので、けがなく終えられて良かった。平田も初登場で緊張はしていて苦しい試合であったが、何とか3ー2で勝ち星につながった。満足いく内容ではないが気持ちも出ていたし、最低限勝ちにつなげられて良かった。田中は力抜いて、リラックスしてコンパクトなパンチを打ちつつ、しっかりパンチも外せつつ、誰から見ても圧倒して勝った試合だったなと思ったので良かった。(次戦に向けて)今回は全体的にいったら9ー0であったが、2試合くらいはもしかしたら負けも考えられるような試合内容だったので、次は昨年準優勝の強豪校東農大さんになるので気を引き締めて、この勝ちを自信にしつつ、しっかり集中してやれればいいと思うが、変な勘違いをして気が抜けるような練習をしないようにしてほしい。全力で頑張りたいと思う。


・木村主将(営4=飛龍)

結構突っ込んでくる相手だったので、ジャブというよりは、後ろの手を合わせてからの返しを狙っていた。それが見事に当たって2回ダウンを取って止められたが、左打って右を返したときにバランスを崩してしまった。そこで体の軸がぶれないようにという意識はしていたが、軸がぶれてしまったので、次の試合までに修正したい。(チーム全体の勝因)試合をやる前から9ー0で勝てるというふうにみんなに言っていたし、勝つのが当たり前だと思っていたが、思った通りにいったのは自分だけではなくて、チームみんなが日頃から練習を盛り上げて頑張った成果だなと。1人1人のレベルはものすごく自分が想像していたより上に行っていたのでこのままいけば優勝できると思うので頑張る。(次戦に向けて)次戦もチームで勝つのはもちろん、自分の試合でキャプテンとして、チームが盛り上がるような試合をして勝ちたい。


・豊嶋(営3=横浜総合)

リーグ戦1年ぶりで、去年も1戦しか出てなくて、やっと3年でレギュラーを取れて少し力んじゃったかなというのはあった。自分の欠点は分かっていたのでそこを今後ももっと伸ばしていきたいなと思う。(どんなプランで試合に臨んだか)特にはなかった。やってどれだけできるかという感じ。(リーグ戦が始まってチームの様子は)3年目だけど、すごい雰囲気いいなって。試合の1週間前から練習もずっと引き締まっていたので。僕も副キャプテンとしてちょっとは貢献できたかなって思う。(次戦、リーグ戦全体への意気込み)次は作戦っていうのはあんまないけど、気持ちを前に出せるような試合ができたらいいなと。これから先も(木村)蓮太朗くんみたいに気持ちの強いボクシングをしたいなと思う。


・関(営3=佐賀学園)

2R目くらいに悪いくせでネガティブなところが出てきてしまった。少し硬かったが、楽しく試合ができた。(相手の印象は)もっとぐいぐい来るかなと思ったが、以外と相手が来なかったので自分のやりたいようにはできた。でもまだ全然足りないのでもっと頑張りたい。(次戦に向けて)今日は強いパンチしか打てなかったのでジャブついて手数を決めるところ決めないところをしっかりして、上手いボクシングをしたいと思う。


・渡来(営3=武相)

相手が普段から体重が重い選手で結構減量してきていた。軽量が終わったあと増量していてきた。パワーの差があったと思うが、上手くみだしながら自分のやりたいことを一方的にやるっていうことが完璧ではないができてよかった。具体的には相手に当てさせずに自分だけ当てるという理想形をできるだけ完璧に実行した。流れを崩さずに最後まで繋げていけたので最高だった。初戦は大事だと思うのでこれから勢いも繋がっていくと思う。今年ボクシング部創立60周年で、自分が大好きな木村蓮太朗さんがキャプテンで、最後のリーグ戦なので絶対に優勝させてあげたい。絶対に負けないように頑張りたい。


・平田(営3=沖縄水産)

動きがあんまよくなくて、自分の得意なリードパンチとかジャブで崩せなくて力んで、相手のボクシングに合わせてしまった。頭の振りとか体の動きとかも練習とかよりも付いていけなくて、緊張して動きが悪くなってしまった。100%中だと10%とか。全然いい試合ができなかったので次の試合ではもっとギリギリじゃなくて5-0かダウンで勝てるように、もっとあと2週間頑張って成果を積んで勝つ。(初戦に対しての作戦、意気込みは)意気込みは9-0で、全員勝ちたかったのでちょうどウェルター級にまわったときに全員勝っていたので、ここ負けて流れ崩さないようにと。あとはもし動きが悪くても最後は気持ちで負けないように。気持ちで負けたら終わると思っていたのでそこだけもってやろうと思った。(次戦、リーグ戦全体に向けて)今日みたいなボクシングではなくて自分のパンチを生かして、もっと自分の距離でいいボクシングができるように。


・田中(文3=享栄)

まだまだ課題は残された試合だけどいい動きはできたかなと思う。(課題は)スタミナが前からだけどすぐになくなる。練習で普段追い込んでいたので、今日はスタミナ的には余裕があったりしていいボクシングができた。(試合のプランは)欲を言えば倒したいなというのがあったが、そこまではいかなかった。途中で終わったのでよかった。(全勝の流れできたが)この後の4戦も全部勝てるように。(次戦、リーグ戦全体に向けて)次に向けては引き続き練習を追い込んで頑張ってやること。リーグ戦全体としては、東洋はまだ優勝できていないので。優勝に近づけたらいいのかなと思う。


・川谷(営2=豊国学園)

そんなに試合の内容も良くなくて、ここ最近スランプ気味な感じがあって、やっと今週で抜け出せた感じだった。少し自信はあった。3R目に腰が浮いてスタミナ不足という自分の課題が出てしまった。いい内容では無かったが、チームとして勝ててうれしい。(今年のチームの雰囲気)キャプテンの蓮太朗くんが、後輩の面倒もすごく見てくれて、どこの大学と比べても日本で一番環境が良くて、上下関係も良くて、過ごしやすい。このまま優勝に向けて気を引き締めていきたい。(この1年間で自身変わったことは)自分のなかでリーグ戦っていうのはすごい特別なもの。トップバッターとして、絶対に勝たなくてはいけない、流れを作らなくてはいけないという自覚が芽生えた。(次戦に向けて)流れを切らさないようにしっかり勝ちたい。


・今永(営2=王寺工)

全然ダメだった。考えすぎたかなと思う。プランはあったが、相手のタイプが合わず、自分の思ったことが相手にあまり合わなかった。その中で勝てた要因は攻めたところ。(全勝の流れできたが)今日は全員が勝つつもりだったのでプレッシャーは感じなかった。初戦は全然ダメだったのでこれから調子を上げて100点まで持っていきたい。次の試合ではもっといい動きができるように頑張っていきたい。


・大畑(営1=飛龍)

相手の左側をついて試合を進めようと思っていた。疲れた。(勝利の要因は)チームの応援。全勝の流れは大分プレッシャーとしたあったが、勝とうと思って試合に臨んだ。最初が大事だと思っていたので勝ててよかった。まだこれからなので、練習して強くなりたい。(次戦へ向けて)次も強敵しかいないが、みんなで力を合わせて勝ちたい。


TEXT=岡村珠里 PHOTO=岡村珠里、長枝萌華、越塚日南