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第70回東日本学生相撲選手権大会
5月11日(土)
靖国神社相撲場
第3位 ボルドバードルオドフー
ベスト16 竹原
攻め込むボルドバードルオドフー
果敢に向かっていく竹原
見事3位入賞を果たしたボルドバードルオドフー
1年生にとって大学生になって初めての公式戦となった第70回東日本学生相撲新人選手権大会。決勝トーナメントに竹原とボルドバードルオドフーが出場し、ボルドバードルオドフーが3位入賞を決めた。
ボルドバードルオドフー(法1=明徳義塾)は、東洋大相撲部初のモンゴル人選手だ。順調に予選トーナメントを勝ち抜き、見事決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメント初戦は、小手投げで突破し幸先の良いスタートを切ると、続く二戦目も送り出しで見事勝利をつかむ。そして迎えた準決勝の相手は日体大の選手。ボルドバードルオドフーは土俵際で投げをくり出し勝利は目前だったが、相手に粘られ投げをくらってしまい勝負あり。準決勝の軍配は相手にあがった。しかし、結果は堂々の3位入賞。この結果についてボルドバードルオドフーは「決勝まで行きたかった」と悔しがるが「レギュラーを目指して」と語るように今後の目標を明確にした大会となった。
一方、今日の試合を「思いきりやれた」と振り返った竹原(法1=金沢市工)。優秀16選手に入り決勝トーナメントに進出するも初戦相手にかいな捻りで敗れてしまい無念のベスト16となった。決勝トーナメント初戦に関して竹原は「もう少しできた」と悔しがる姿を見せた。
ここ数年、様々な試合で輝かしい成績を残している東洋大。この先控える多くの試合でも、今回決勝トーナメントに進んだ2人も含めた1年生の活躍に期待がかかる。
■コメント
・中出コーチ
・ボルドバードルオドフー(法1=明徳義塾)
・竹原(法1=金沢市工)
試合に関しては普通だったと思う。(決勝トーナメントについて)
TEXT=廣瀬璃子 PHOTO=廣瀬璃子、吉留奈津