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2019.05.23
硬式野球

[硬式野球]飯塚と諏訪で決着 延長11回の貧打戦に終止符

東都大学野球春季1部リーグ戦・亜大1回戦

5月22日(水) 神宮球場

◯東洋大2-0亜大


飯塚が一振りで試合を決めた


猛打賞を記録した諏訪

 

 延長十一回に待望の適時打が飛び出す。1死一塁で山崎基(営3=愛工大名電)が二塁打で続くと、小川(法3=霞ヶ浦)は申告敬遠で歩かされる。ここで、打席には1人目の打のヒーロー・飯塚(営4=藤代)。「代打の初球。スライダー狙ってたんですけど」と変則右腕・岡留(亜大)の初球に狙いを定める。しかし、初球はストレート。これには「意外と球速くて」と苦笑いをするも3球目に打ったのも「直球です。いいとこに落ちましたね」とにっこり。この日10本目の安打がエース・村上(総3=智弁学園)の好投にようやく報いる一本目の適時打となった。


   「試合中も頌樹(村上)と話してて。もう1点取ってあげないと思ってて」。そう和かな表情で語るのは2人目の打のヒーロー・諏訪(総3=浦和学院)。古田(H29年度法卒=JFE西日本)以来となる表面に凹凸のないヘルメットを身につけ、打席に。「とりあえず楽しもうと思って」。そう何度も口にした男の打棒から放たれた打球は三塁手の頭上を鋭く抜く適時打になり、この回2点を挙げた。


 村上の圧倒的な投球で、延長戦の末に優勝へ王手をかけた東洋大。しかし、「明日は打線がなんとかしてほしいね」と指揮官が語るようにこの日は再三好機を作る11安打も2得点と拙攻が露呈した。全日本選手権の頂を取るために。次戦は、"打の東洋"ここにあり、そう言わしめる試合展開に期待したい。


■コメント

・飯塚(営4=藤代)

代打で送られて緊張感はもちろんあった。だけど、変な緊張ではなくて良い状態で入れました。ピッチャーが変わってスライダーを狙ってたんですけど、初球がスライダーで。狙い球を変えて、割り切っていこうって思ってました。打ったのはストレートです。11安打2得点という中でも初回から積極的にやっていこうという風にやってたんですけど、チャンスで一本がでなかったですね。今日の村上は最強でした。記録潰しちゃったのは本当に野手のせいです。


・諏訪(総3=浦和学院)

心境…。頌樹(村上)が頑張ってたし、試合中にも話したりしてたんで援護しなきゃと思ってました。1点取ってから自分の打席だったんですけど、2点あった方がいいじゃないですか。打ててよかったです。今はファーストをやってて、一杯一杯になるんじゃなくて楽しもうと思ってます。自分の中のテーマは楽しむです(笑)。(1人だけヘルメットが違うが)自分のフォームの関係で当たっちゃうんですよ。上の部分が。なんであのヘルメット使ってます。古田さん以来で自分はかっこいいと思って使ってるんですけど、みんなからはダサいってすごい言われます。明日勝ったら優勝。自分は大学入学後、チームが3回優勝してるのにマウンドで集まったことがない。明日勝って、輪の中に入りたいですね。いや、入ります。



TEXT=須之内海 PHOTO=谷口遥菜、川口朋珠