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ジャパンオープン2019(50m)
5月30日(木)~6月2日(日)東京辰巳国際水泳場
(1日目・予選)
◆女子400m自由形
4組
7着 濱田 4’21”82
5組
7着 永島 4’21”57
◆女子50mバタフライ
3組
6着 遠山 28”11
9着 片山 28”56
4組
中野 DNS
◆男子50mバタフライ
2組
3着 江原 24”96
6組
7着 阪本 24”84
◆男子400m個人メドレー
6組
7着 田中大 4’23”92
→全体16位でB決勝進出
◆女子100m平泳ぎ
4組
4着 江口 1’10”22
→全体13位でB決勝進出
8着 磯部 1’11”65
5組
2着 今井月 1’08”84
→全体7位で決勝進出
◆男子100m平泳ぎ
6組
8着 花車 1’02”31
◆男子1500m自由形
3組
8着 山本健 15’52”99
(1日目・B決勝)
◆男子400m個人メドレー
7着 田中大 4’25”34
◆女子100m平泳ぎ
5着 江口 1’09”97
(1日目・決勝)
◆女子100m平泳ぎ
5位 今井月 1’08”13
前半でトップに立った江口
今井月は自由形、200mにも期待がかかる
インカレ決勝を目指す田中大
ジャパンオープンの初日はタイムに伸び悩む選手が多い中、今井月(法1=豊川)が女子100m平泳ぎで5位に入賞。同種目で江口(国4=藤沢西)もB決勝に進出した。また、男子400m個人メドレーに出場した田中大(法3=呉港)もB決勝まで泳ぎ切った。
3種目が終わった段階で予選突破者は0。決していい流れとは言えない中、男子400m個人メドレーに出場したのは田中大だ。4月の日本選手権での自己ベストに迫るタイムで予選を突破するが、B決勝では1秒強タイムを落とす結果に。「2本しっかり泳げる力をつける」と課題を挙げた。
女子100m平泳ぎB決勝では江口の積極的なレースが見られた。「感覚よりは予選は良かったが、遅くて」と、タイムを上げるには前半からいくしかないと心に決めて、1位で前半を折り返す。後半は徐々に周囲に追いつかれる中で粘り、5着でフィニッシュとなった。100mに標準を合わせて練習してきただけに満足のいく結果とは言えないが、前半のスピード感は50mへ向けて大きな収穫。次のレースではベストを狙っていく。
また、同種目の決勝に進出した今井月も本命の200mに向けて手応えのあるレースとなった。今大会では100m自由形で世界水泳のリレー代表権獲得も視野に入れており「しっかり競り勝てるように」と目標を口にした。
多くの選手にとって、インカレ前最後の主要大会となるジャパンオープン。初日は振るわぬ結果に終わったが、目標達成や今後につながるようなレースを残り3日で成し遂げられるか。
■コメント
・江口(国4=藤沢西)
(前半から積極的なレースだった)もう予選が調子よくなかったので、たぶん後半に上げられるわけでもないだろうなって思って。明日も50だし、前半から積極的にいこうと思って泳いだ。(予選は上がらなかった?)大会前から調子が上がらなくて。でも感覚よりは予選は良かったが、遅くて。もう上げるには前半上げるしかないなってこと前半頑張った。後半はきつかった。(やはり課題は後半)後半になると泳ぎがどんどん崩れていってしまうので、そこで落ち着いていい泳ぎを続けられたらもうちょっと後半も伸びてくると思うのでそこを強化していきたい。(100をメインに練習してきた?)やはり100の方がインカレとかも100だし、重点的にやってきたつもりだった。でもこの結果だった以上。50ではしっかりとベストを狙っていきたい。(インカレはリレーもかかわってくる)今のままだったら厳しいと思うので頑張ります。
・田中大(法3=呉港)
予選はタイムそこまで悪くなかったけどB決勝はタイムを落としてしまったので、まだまだ弱い部分とかが多いので、気持ちとか克服していきたい。(自己ベストの選手権から2ヶ月弱)平泳ぎ結構出ていたが、強化していた。でも今のままだったら去年みたいにインカレB決で終わると思うのでA決勝に残るように頑張っていきたい。(やはり最大の目標はインカレ)そうですね。(今後に向けて)2本しっかり泳げる力をつけることと、ベストを早く更新できるようにする。
・今井月(法1=豊川)
200の練習をしてきていたので100は力まないようにと思って泳いだ。やっぱり前半のスピードはないなって思っていたので後半頑張ったが、後半も泳ぎがおかしくなったのでそこは反省点。(前半32秒01)私にしてはまぁまぁ。最後は泳ぎがおかしかった。(日本選手権から2ヶ月弱、重点をおいたのは)個人メドレーの枠はもうなかったのでしっかり平泳ぎの練習と自由形の練習をしてきた。(自由形での狙い)4番以内に入ればとりあえず内定だと思うが、54秒台真ん中らへんが出ればいいなと思う。(昨年のインターハイのいい自由形のイメージが残ってる?)あの時は隣に自分よりちょっと早い人がいたので、追うものがあって頑張れた。今回も最後競ると思うし、やっぱりレース慣れしてないので競ったときに勝てるかちょっと不安なところもあるがそこはしっかり競り勝てるように頑張っていきたい。
TEXT=越塚日南 PHOTO=牧田のどか、?留奈津、風間紫穂