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2019.06.01
水泳

[水泳]ジャパンオープン2日目 渡邊彩が好タイムを見せ、白井は日本選手権に続いて優勝!

ジャパンオープン2019(50m)


5月30日(木)~6月2日(日)東京辰巳国際水泳場


(2日目・予選)


◆女子50m平泳ぎ


7組

5着  江口  32”41

→全体13位でB決勝進出


6着  磯部  32”65

→全体17位、繰り上げでB決勝進出


◆男子50m平泳ぎ


7組

8着  花車  28”64


◆女子400m個人メドレー


3組 

小嶋  DNS


4組

8着  竹村  4’58”61


10着  小野寺  5’03”26


◆女子200m自由形


6組

1着  白井  1’59”41

→全体1位で決勝進出


6着  永島  2’04”02


◆男子200m自由形


7組

6着  中村  1’50”32

→全体15位でB決勝進出


◆女子100m背泳ぎ


4組 

6着  渡邊彩  1’03”01

→全体16位でB決勝進出


7着  今井彩  1’03”19


◆男子100m背泳ぎ


2組

3着  宝田  56”70


3組

2着  細川  56”55


4組

4着  山本遥  56”69


7組

7着  渡辺皆  56”67


◆女子800m自由形


2組

7着  濱田  8’56”97


(2日目・B決勝)


◆女子50m平泳ぎ


4着  江口  32”45


7着  磯部  32”88


◆男子200m自由形


5着  中村  1’49”76


◆女子100m背泳ぎ


7着  渡邊彩  1’02”97


(2日目・決勝)


◆女子200m自由形


1位  白井  1’57”06



渡邊彩は50m背泳ぎも2本泳ぎたいと予選突破を誓う


さらなる成長のため泳ぎ込みをしていきたいと中村は口にした



金メダルを獲得し笑顔を見せる白井㊥



自己ベストを更新し、目標の1分56秒台まであと0.06秒のところまで近づいた



ジャパンオープン2日目は4名がB決勝に進出し、渡邊彩(営4=東北)が好タイムで泳ぎ切った。白井(国2=宝塚東)は女子200m自由形を制覇し、自己ベストを更新した。


日本選手権の男子200m自由形で自己ベストを更新した中村(文4=比叡山)は同種目に出場。B決勝では前半を抑え、最後の50mで力を出し切って予選より好タイムを出した。しかし自己ベストには及ばず悔しい結果となった。代表に選ばれた7月のユニバシアード競技大会では悔しさを晴らすことができるか。 


渡邊彩は女子100m背泳ぎに出場。予選では「全力を出した」と振り返るも1分3秒01と決していいタイムではなかった。後半に上げることを意識したB決勝では1分2秒97をマーク。久しぶりの1分2秒台という結果に、レース後には笑みがこぼれた。「メンタル的な部分で日本選手権のときは気持ちに余裕がなかった」という渡邊彩。タイムだけにとらわれないことを意識して練習を重ねた結果が実った。4年生として最後のインカレにつながる泳ぎを見せてくれた。


日本選手権で世界水泳代表に決まったため、JAPANとして今大会に出場した白井。女子200m自由形決勝には予選1位で出場。決勝では積極的なレース展開でリードを保ち1着でフィニッシュ。目標としていた56秒台には届かなかったが自己ベストを更新。残る100m自由形、200m背泳ぎでも自己ベスト更新、世界水泳の派遣標準記録突破を狙っていく。


2日目を終えて折り返しを迎えたジャパンオープン。それぞれ見つかった課題を修正し、目標に向かって残りのレースに挑む。



▪コメント

・江口(国4=藤沢西)

予選が遅くて決勝では絶対に上げていこうと思ったけれど、落ちてしまって。感覚的には予選より上がっていた気はしていたけど、全然上がっていなくて悔しい。(200mにむけて)中一日空くので、そこでしっかりと修正して、ちゃんと前半からいって後半も保てるレースをしたい。最後の種目こそはベストを狙って頑張りたい。


・中村(文4=比叡山)

日本選手権の結果が良かったので、今日も自己ベスト出して今後につながるレースにしようと思ったけれど、予選も全然で決勝では必ずタイムを上げようと思って上げれたのは良かった。思ったようなレースが出来ずに悔しい結果になった。(最後50mの追い上げ)少し抑える予定だったけれど思ったより前半が遅くて。まだまだ経験が足りないなと感じた。(選手権を終えてからの練習は)選手権前のほうが泳ぎこみもしっかりしていたなと今になって思う。ゴールデンウィークにユニバ合宿に参加して、100mよりのチームで泳いでいた。その後も大会があったりしてなかなか泳ぎ込みができなかった。自分でやり方を工夫していってベースを上げていきたいと思う。選手権でさらにスピードが必要だということで、スピードは選手権のときよりあると思うけれど、その反面最後バテてしまった部分があったので練習が足りてないと感じた。(これから強化していくところは)選手権前泳ぎ込みをしてその中でも前半速く入れたのでスピードは持っていると思う。しっかり泳ぎ込んで前半からいって最後までもつようにしたい。インカレは10レース泳ぐと思うので、レース数を積んでいきたい。


・渡邊彩(営4=東北)

予選で3秒0だったけど結構全力を出し切ってのタイムだったので、正直決勝に上がれるか不安だった。2秒を久々に出せたのですごく良かった。(レース展開は)予選で前半いったけど後半バテてしまったので、決勝は落ち着いてはいって後半に上げることを意識して泳いだ。(選手権を終えてから)泳ぎ自体は変えていないけれど、メンタル的な部分で選手権のときは気持ちに余裕がなくてレースの前まで隣は誰だろうとか、どうやって泳ごうとか考えてしまっていた。今回はレースの前くらいから自分のやるべきことを考えて落ち着いていけたのがすごく良かった。(メンタル向上のためにしたこと)練習のタイムで一喜一憂してしまうタイプ。先生方から泳ぎの指導をしてもらって、自分の感覚が悪くても、人から見たら浮いていたよとか言っていただけたのでタイムだけにとらわれないで、自分がレースで使える泳ぎをできていればタイムは出ると思っていたのでそれでよくなったのかな。(50mにむけて)しっかりベストを狙って2本泳ぎたい。


・磯部(法2=長岡大手)

ベストプラス1秒もかかっているので全然だめだった。(予選は)体の感じは良かったけれど自分の力を出せなかった。(繰り上げでB決勝進出になって)もう一回チャンスもらえたので頑張ろうと思ったが、だめだった。インカレまでまだ時間はあるのでしっかり修正していきたい。


・白井(国2=宝塚東)

―予選後―

体は重かったように感じたが、昨日オフしていたので最初に体を動かして泳いだ。予選から57秒台でいこうと思っていたのでちょっと遅いかなと感じた。選手権を終えて、残りの50mがバテてしまっていたので最後出し切るというのを練習でも意識していた。練習の成果が出せたらと思う。200mとなると五十嵐さんとか智美(青木)さんとかいて、どういう練習をしてどのくらいのタイムを出しているっていうことを意識していた。(日本選手権を終えてから)大学が少し忙しくて練習に集中できないときもあったが、オーストラリアの代表合宿に行って選ばれた代表選手たちと一緒に練習するのは刺激になった。充実した期間を送れた。(目標は)派遣標準記録を突破するのが目標だけれど、自己ベストを更新して1分56秒台を狙っていきたい。練習の成果が出せたらと思う。

―決勝後―

予選はちょっと重たい感じがしたのでどうなるか不安だったけど、いくしかないと思って積極的にいった。狙っていた56秒台には届かなかったけれど、調子よかった選手権からまた自己ベストを更新することができたのでほっとしている。(調子がいい要因)調子はあまりいいとは言えなかった。けれど、予選から気持ちを切り替えてそれがタイムにつながったと思う。(リレーに関して)智美さんともケアンズの合宿で一緒に練習して刺激になったので、リレーの標準記録を切ってくれたのはうれしいし、あと一人誰になるかわからないが4人で切磋琢磨して世界水泳ではいいタイムで泳げたらなと思う。(勉強は忙しい?)学校に行けない分、課題を出してもらっていてそれが間に合っていない状態。レポートなどがあって考慮してくれる先生もいるが、甘えてしまってはだめなので。レースのことも考えて早めに寝たが昨日の夜も課題をしていた。(夏に向けて、意気込み)去年から今年は世界水泳には絶対に選ばれる、世界水泳でいい結果を残すということを目標にしているのでもっとタイムをあげてリレーでもメダルを狙っていきたい。(今日は平井先生の誕生日だが)前々から、お前のレースは俺の誕生日だからいいプレゼント渡してくれと言われていたので、それを実行することができてほっとしている。


TEXT=伊藤なぎさ   PHOTO=越塚日南、牧田のどか

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