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2019.06.06
コラム

第655回 お値段以上 執筆者・酒井菜摘


二度目ましてのコラムです。3年生の酒井菜摘です。


コラムの順番が近づいてきて、はてさて何を書こうかと悩んでいました。とりあえず去年のコラムを読み返してみましたが、初めてのコラムで緊張していたあの時の気持ちを思い出しました。たまには初心に戻ってみるのもいいですね。あれから1年、今回は肩の力を抜いて書いてみようと思います。お付き合いいただけたら光栄です。




さて、6月も始まり1年生たちもそろそろ大学に慣れる頃なのかなと思いますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

私はいかがお過ごしかといいますと。5月はですね、学校生活やサークル活動はもとより、好きなものを追いかけていました。今回はそれについてお話します。


令和スタート初っ端、私は某ネコ&ネズミ展に行きました。中旬には某国民的アイドルグループを追いかけて3泊4日で札幌に行きました。月末には某関西アイドルグループの握手会に行きました。あと映画も2本観ましたし、友達とご飯を食べに行ったりショッピングに行ったりもしました。


「え、遊びすぎじゃん」と思ったあなた。正解です。ごもっともです。


長期休みの思い出を紹介している様ですが、絶賛前期の授業中の出来事ということに自分でも驚いています。ちょっと遊びすぎたなという罪悪感がないって言ったら嘘になります。

でもどれも楽しくて幸せで、非日常や特別な世界観を与えてくれました。いっぱいお金を使ったのでお財布は極寒ですが、そんな懐を温める程の充実感に私は包まれています。



コンサートや握手会は貴重なものです。好きなアーティストやアイドルがいる方は共感していただけると思いますが、お金を払ったとしてもいつでも行きたい時に行けるとは限りません。その場でしか、生でしか感じることができない興奮や臨場感がそこにはあります。正直チケット代や会場までの移動費等は高かったですが、支払ったお金以上の満足感を得ることができました。本当に行ってよかったです。


映画なんかは、気軽に異世界体験ができるとても素晴らしいものだなと思います。1000円ちょっとで大冒険、大恋愛、サスペンス、誰かの人生を体感できるなんて、お得じゃないですか?制作費もとてつもなくかかってるだろうに…頭が下がります。


こんな風に全てにいい感じの理由をつけて欲に任せていっぱい遊んでると、バイト先の大人の方や両親には「学生謳歌してるね」と(時には羨ましそうに、時に呆れながら)言われます。その通りです!好きなものにお金と時間をかけるって学生らしくていいんじゃないでしょうか。




あ、学生といえば。


あまり考えたくはないのですが、早いもので4年間の大学生活も折り返して、就活なんてことも視野に入ってきた今日この頃。

夏休みに向けてインターンやら説明会やらに行くのか思うと気が重くなります。あと2年足らずで自由に遊べる時間が少なくなってしまうなんて思うと、現実から目を逸らしたくなります。


でも限りある学生生活だからこそ、楽しいことやりたいこと見たいものに、惜しまずに、けど大切に時間とお金をかけていきたいなと思うのです。そしてお値段以上のものを感じて、いい時間を過ごしたなと思える毎日にしたいです。



みなさんはお値段以上の体験していますか?「あるよ!」って方は私にぜひシェアハピしてくださると嬉しいです。


お付き合いいただきありがとうございました。