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2019.06.19
レスリング

[レスリング]明治杯で川畑が2位 昨年のリベンジ果たす

すふ令和元年度明治杯全日本選抜レスリング選手権大会

6月13日(木)~16日(日) 駒沢体育館


男子フリースタイル

79㌔級 川畑(法4=樟南) 2位

男子グレコローマンスタイル

60㌔級 菅原(社4=秋田商) 1回戦敗退

女子フリースタイル

50㌔級 吉村(社1=埼玉栄)  ベスト8

53㌔級 堀(社3=安倍学院) 予備選敗退

65㌔級 鈴木(社4=市立太田) 4位


後半の追い上げを見せる川畑

2位で明治杯を終えた


※掲載が遅れ、大変申し訳ございません。


   6月13日~16日にかけて行われた明治杯全日本選抜レスリング選手権大会(以下、明治杯)に東洋大からは5名の選手が出場。川畑が2位と表彰台にのぼるも、それぞれが課題を残す結果となった。

 

 

   13日から14日にかけて行われた総当たり戦では川畑、鈴木が出場。男子フリースタイル79㌔級に出場した川畑の初戦は1-1の同点で第1ピリオドを折り返す。第2ピリオドではバックでポイントを加えるもその後相手に技を決められ逆転を許してしまう。最後に追い上げを見せるも初戦を勝利で収めることはできなかった。しかし川畑は「初戦で負けて肩の荷が降りた」と気持ちを切り替えていた。続く2戦目では10-0のテクニカルフォール勝ち。3戦目は前半こそ劣勢で折り返すも後半に盛り返す。5-3で勝利をつかみ、2位という結果となった。女子65㌔級に出場した鈴木は緊迫した状況のなか初戦を勝利で収めるものの、その後の試合では技を決めることができず、課題を残す結果となった。

 

   15日に行われたオリンピック階級には、吉村、堀、菅原が出場した。女子50㌔級に登場した吉村はパシビティーから1ポイントを先取されるも第1ピリオド終了間近にバックで2点を獲得。第2ピリオドになっても勢いは止まらず技を重ね、フォール勝ちを収めた。準々決勝では第1ピリオドを拮抗(きっこう)した状況で折り返すものの、後半でフォールとなり、準決勝進出とはならなかった。女子53㌔級に出場した堀は試合開始直後から攻められ、規定のポイント差がつき予備選での敗退となった。菅原は男子グレコローマンスタイル60㌔級に出場。激しい押し合いのなか、技を決められそのまま相手のペースに。規定のポイント差がつき、初戦敗退となった。

 

 

    川畑こそ2位となったものの、全体としては多くの課題を残した東洋大。今月末には東日本学生春季選手権、8月には全日本学生選手権を控えている。それぞれの課題を修正し、次戦での活躍に期待したい。


■コメント

・川畑(法4=樟南) 

初戦は固くなりすぎて自分の動きが全然できなかった。片足タックルの反応ができなくて足を触らせすぎたのが敗因だと思う。試合前からいろんな人に優勝しろよと言われててプレッシャーもあり負けてしまってとても悔しかった。

拓大の相手には去年の天皇杯で負けてたのでリベンジできてそこは良かったと思う。初戦で負けて肩の荷が降りた感じがして勝ち負けより自分のやってきたことをだそうと気持ちを切り替えられたのでそこは良かったと思う。

 今後はまず試合に向けてピークを上手く持っていけるように調整を考えないといけない。今回は試合前にオーバーワークになってたので試合に向けて合わせられなかった。練習の動きを試合で出せれるようにもっとメンタルを鍛えたいと思う。

TEXT/PHOTO=長枝萌華