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令和元年度東日本学生レスリング春季選手権大会 選手権の部
6月28日(金)駒沢オリンピック公園屋内球技場
[上位入賞者]
フリースタイル
57㌔級
菅原 ベスト8
65㌔級
三上 ベスト8
70㌔級
小関 ベスト8
永石 ベスト4
79㌔級
内山 ベスト4
97㌔級
外山 準優勝
グレコローマンスタイル
55㌔級
岡迫 ベスト4
66㌔級
磯部 ベスト4
67㌔級
太田 ベスト6
77㌔級
佐藤空 準優勝
130㌔級
若林 優勝
見事リベンジを果たした永石
磯部も得意の投げ技で本領発揮
※掲載が遅れてしまい、大変申し訳ございません。
6月28日に行われた東日本学生選手権(以下、選手権)には12名が出場。グレコローマンスタイル63㌔級の磯部(社4=中津商)やフリースタイル70㌔級永石(社3=島原)をはじめとした計7名がメダルを獲得する結果となった。
永石はまず1回戦で順調に勝利を収め2回戦へ。相手は大学デビュー戦で黒星を喫していた杉山(明大)だ。試合は杉山ペースで進み、前半のスコアは2-4。試合終了1分前にも場外ポイントなどで4点差とされ、万事休すかと思われたがここで永石が意地を見せた。残り40秒にタックルを決めバックを取り2点を追加。10秒で場外に押し切り6-7に。そして残り3秒。応援の中力を振りしきりタックル。これが決まり7-7。ラストポイント制により勝者は永石、劇的勝利を収めた。準決勝では「相手にひるんでしまった」と言う通り思うように動けず敗退となったが、見事銅メダルを獲得した。
4年磯部も健闘した。一回戦、まず豪快な投げ技で4点、続いて2点追加で6-0と突き放すと、その後も場外、さらに2回のビッグポイントを重ね11-0で力を見せつけた。しかし2回戦では一転し劣勢で試合が進む。着々と点を重ねられるも、磯部も引かない。5点ビハインドから投げ技を決めそのままフォール体勢に入り形勢逆転する。そのまま試合終了かと思われたが相手に逃げられ4-5。シーソーゲームとなる中、終了8秒前でデンジャーポジションに持ち込み4点追加するも一歩及ばず、8-9で敗戦した。
選手権が終わり次の大会は8月の全国大学選手権となる。それまでの1か月半でそれぞれの課題を修正し、さらなるパワーアップを目指す。
■コメント
・永石(社3=島原)
今日は2勝、接戦をものにできたので良かった。2回戦では足をつってしまったが気合で乗り越えた。1回戦は同じ小中で高校の時の1番最初の試合、2回戦は大学最初の試合にそれぞれ負けていた相手だったのでその二人に勝ててよかった。準決勝では相手の攻撃にひるんでしまったので次はやり返していけるようにしたい。これからは力と体力をつけてインカレに向けてやっていきたい。
・磯部(社4=中津商)
組み合わせを見たとき自分が決勝に行かないといけないという気持ちで試合に臨んだ。1試合目は得意の技でテクニカルフォールができてよかった。2試合目は前回負けた相手にリベンジしようという気持ちで臨んだが、勝つことができなかった。あと1点が取ることができずとても悔しい。レスリング生活も残りわずかなのでインカレで表彰台に上がれるように体力面、技術面を強化したい。
TEXT=渡部穂乃花 PHOTO=渡部穂乃花、森美香子