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2019.07.26
コラム

第661回 お兄様とお呼び 執筆者・加藤勇大

 こんにちは。なんとか2年生になることができました、加藤です。気軽にかとぅと呼んでください。持ち部会は硬式野球・フィギュアスケート・空手・剣道などです。現在はテスト期間中ということで顔面真っ青にしながら日々をすごしています。「もっと早くやっておけばよかった」「なんで昨日youtube見ちゃったんだろう」「俺が悪いんじゃない、時間が有限なのが悪いんだ」とか毎日ぼやいています。去年も言っていた気がします。技術者の皆さん、精神と時の部屋の開発お待ちしております。そんな感じなので、二度目のコラム何を書こうかなと考えながら結局決まりませんでした。なのできっとグダグダになると思いますがどうかお許しください。

 さて、突然ですが僕には6歳下の弟がいます。弟が生まれたときは、それはそれは可愛かったのを覚えています。ですが現在は中学生ということもあり反抗期まっさかりです。口を開いたかと思えば「うざい」「しつこい」だの傷つく言葉を話し、呼び方も「お兄ちゃん」から「ゆうだい」、ひどいときには「おまえ」に変わりました。それだけならいいんです。僕が一番許せないのはそんな弟に春が来ているということです。

 あれは、去年のクリスマスシーズン中の事でした。彼女のいない僕は、クリスマスにバイトを入れてカップルが散財する間に稼ぐことによってどうにか自分を保っていました。しかしそんなとき、いつもは自分からラインをしない弟が久々にラインをしてきました。「俺、告白されたわ」。は?ってなりますよね。僕はなりました。兄が寂しくクリスマスを迎えようとしているのに、弟はリアルに充実しようとしているんですよ、許せないですよね。

  「兄よりすぐれた弟なぞ存在しねえ!!」

 これはとあるお方のお言葉です(元ネタが知りたい方はこの言葉をそのままコピペするか「ジャギ様」で調べてみてください)。その通りなのです、あってはならないことなのです。僕の失敗を見て、学んだことがたくさんあるはずです。役に立ったことがあるはずです。それなのに、兄が体験したことのない喜びを感じるとはどういうことでしょうか。兄がバレンタインデーにコンビニで買ったチョコを大事に食べるのに、弟は色んな人からもらったチョコを「お返しめんどくさい」とか言ってむさぼっているのはどういうことでしょうか。兄は小さい弟を面倒見てきたのに、弟は成長したら兄に冷たく当たる。こんなのおかしいです。

 生まれたのが早いだけで理不尽だと思ったあなた。その理不尽を兄は「お兄ちゃんでしょ」の言葉で片付けられてきました。大好物も、おもちゃも、喧嘩も。少しぐらい甘い汁吸ったっていいじゃありませんか。すみません、少し熱が入りすぎてしまいました。僕が言いたいのは、「お兄ちゃんやお姉ちゃんにやさしくしましょう」それだけです。みなさん、兄弟、姉妹で仲良くしましょう。つたない文章を読んでいただきありがとうございました。

 P.S 弟へ

 さんざん言いましたが、そちらにも言い分があるのは分かっています。今度、実家に帰ったときに話し合いましょう。また、バレンタインデーのチョコの件ですが7:3で手をうちましょう。お返しはしておいてください。