スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

夏季オープン戦

８月９日（金）　東洋大グラウンド

○東洋大５ー４日本製鉄鹿島

好投を見せた先発の渡邊

小峰はチーム第一号を放った

打撃でアピールを果たした芦名

　夏季オープン戦初戦となったこの日の相手は日本製鉄鹿島。相手先発の飯田（H29年度営卒）に対し、４回で５得点と打線がつながり、５対４で日本製鐵鹿島を下した。

　オープン戦開幕投手は渡邊（総１＝報徳学園）。「緩急をつけないと格上相手にはやれないので」と変化球を織り交ぜた投球を披露。３イニングを投げ「初戦にしては上々の出来」と語るように三回に一発を浴びるも、それ以外は危なげない投球でスターターとしての役目を果たした。その後は山下雅（営４＝東邦）、村上（総３＝智弁学園）、八木橋（法１＝小山南）、松澤（営１＝帝京） とつなぎ、都市対抗野球大会に出場した強豪相手に勝利を収めた。

　この日は打線も活発に機能した。先制点を挙げたいチームは二回に小峰（営４＝帝京）が一振りで決め、先制に成功。「打ったのは変化球。ちょっと詰まったんですけどね」と語る一撃はチームのオープン戦開幕を彩る一発となった。その後も打線は手を緩めず、三・四・七回に効率的に得点を挙げ投手陣の粘りの投球を後押しした。

　リーグ戦連覇を狙うチームにとって最高のスタートとなった。新潟県で行われている大学野球サマーリーグ参加者に負けじと戦う選手たちの姿に、リーグ戦での活躍が期待できる。

TEXT＝須之内海　PHOTO＝須之内海、谷口遥菜、浅野琴美