スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

夏季オープン戦

８月18日（日）　パナソニック　ベースボールスタジアム

●東洋大１－３パナソニック

好投を見せた村上

佐藤都はこの日唯一の長打を放った

神田は凱旋登板も悔しい結果に終わった

　関西遠征第２戦の相手は社会人の強豪・パナソニック。先発の村上（総３＝智弁学園）が無安打の快投を見せるものの、最終回に神田（営３＝大商大堺）が連打を浴び１対３で敗れた。

　村上は「関西遠征は先発なんで登板は今日だけ」とこの日訪れていた両親の前でのマウンドに上がる。猛暑の中での登板でピンチを迎えたのは初回。１死からこの日唯一の四球を許し、得点圏に走者を進めるも最後はパナソニック４番の片山を三振に仕留め難を逃れる。その後はテンポよく投げ続け、５回を無安打69球で投げ抜き後続に託した。

　村上からマウンドを受けた山下雅（営４＝東邦）が２回無失点、続く渡邊（総１＝報徳学園）が１点を失い１対１で最終回のマウンドに向かったのは神田（営３＝大商大堺）。１番から始まる相手の攻撃をしのぎきれず。４連打で２失点を喫し敗戦投手に。「自分の良さを出し切れなかった」と苦い思い出となってしまった凱旋登板を振り返り球場をあとにした。

　チームはこの日の敗戦で関西遠征の負け越しが決定。次戦は前年度の都市対抗野球大会で優勝し、末包（H30年度営卒）が所属する大阪ガスとの対戦だ。なんとか白星を挙げ、一矢報いることができるか。灼熱の関西での奮闘に期待したい。

TEXT＝須之内海　PHOTO＝須之内海、谷口遥菜