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文部科学大臣杯第71回全日本大学準硬式野球選手権大会・開会式
8月21日(水) パロマ瑞穂野球場
チーム一丸となって初戦突破を目指す
文部科学大臣杯第71回全日本大学準硬式野球選手権大会(以下、全日本)が開幕した。各地区で激戦を制した全24校が愛知県に集結し、日本の頂点を目指す。
東洋大準硬式野球部は3月に行われた第61回関東地区大学準硬式野球選手権で準優勝を収め、全日本出場をかけた予選への出場権を獲得。そして予選会一次トーナメントで早大との接戦を制し、3年連続で全日本出場を決めた。
8月8日から4泊5日で行われた夏合宿では各自が試合の感覚を取り戻し、個々でもバットを振りこんだり、走り込んで調子を上げた。また、全員で全日本に対する気持ちを高めたことで「チームの雰囲気はとてもいい感じ」と髙橋(法3=八戸学院光星)は笑顔で語った。
初戦の相手は関西地区大学準硬式野球選手権の王者・大阪経済大である。土屋主将(社3=習志野)は「自分たちも関東で準優勝しているので、自信をもってプレーしたい」と意気込んだ。初戦は8月22日(木)10時よりパロマ瑞穂野球場にて開催される。
■コメント
・土屋主将(社3=習志野)
春リーグ結果的に優勝できなくて、みんな悔しい思いをしたと思うので、全日に出場できるということが決まって7月を迎えることができたので、それぞれが目標に向かって練習できたのではないかと思う。(合宿の成果は)基本的に紅白戦を中心行った。それぞれが試合の感覚を取り戻したり、試合でどういう流れがあるか思い出したり、個々で調子を戻すために振り込んだり走ったりして有意義な合宿になった。(強化できたところ)ピッチャー陣は安定したピッチングをしてくれているので強化したというかさらに進化したものになっている。自分は走塁ですかね。走塁が春リーグよりも決まるようになったかなと。(初戦の相手は関西優勝校だが)自分たちも関東で準優勝としているので、強いとは思うけれど怖気付かないように自信をもってプレーしたい。
・髙橋(法3=八戸学院光星)
春リーグが終わって少し間があいて、少しづつ戦力になる選手も何人かいてチームの底上げはできたと思うし、みんなの調整も上がってきていると思うので、緊張する試合だと思うけれどいつも通りにできれば勝てると思う。チーム雰囲気はとてもいい感じ。(合宿の成果)合宿はもちろん自分の技術も大事だけどチームの雰囲気というのもすごく大事だし、積極的に強気でできれば同じ技術だとしても相手を上回ると思うので、まず気持ちを高めていこうという中でみんながいい感じに高めてくれた。いい合宿になったと思う。(自分の強くなったところ)自分も春リーグ、関東選手権となかなか貢献できなかった。技術だけじゃなくて試合に対する入り方だったり、新チームになって〇〇しちゃだめだなとかいろいろ考えてすぎてしまって試合であまりよくなかったので全日では思い切ってやることを考えていきたい。(初戦の意気込み)関西で1位のチームなので当たって砕けるじゃないですけど、思い切ってプレーしたい。
TEXT/PHOTO=伊藤なぎさ