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第32回関東学生ラクロスリーグ戦・2部Aブロック
8月24日(土)
葛飾区総合スポーツセンター陸上競技場
東洋大5-5日本女子大
2得点を挙げたMF宮崎
喜びを見せる選手たち
多くの人が応援に駆けつけた
炎天下のなか行われた第32回関東学生ラクロスリーグ戦(以下、リーグ戦)、2戦目の相手は昨年のリーグ戦では同点で試合を終えた日本女子大との対決。接戦の末、5-5と結果はドローと2年連続の同点となった。
この試合は集客試合ということもあり、応援でもチームは盛り上がりを見せるなか、先制点を決めたのは東洋大であった。その後すぐ相手に1点返されてしまうものの、「行かなきゃなと思って行った」と語ったAT宮崎(ラ3=富山東)のシュートが決まり、2-1と1点リードで第1Qを終える。第2Qが開始するとMF佐藤(ラ2=市立川越)のシュートが決まり、点差を広げた。しかし相手に連続でゴールを決められてしまい、気がつけば3-4と逆転を許してしまう。
後半戦、第3Q開始1分後、東洋大が追加点を挙げ同点に戻すと、さらに宮崎がこの日2得点目を決め5-4。このまま逃げ切りたいところであったが、相手のシュートが成功し同点に。迎えた最終Qは応援も含め、両チームで盛り上がりを見せた。両者譲らぬ攻防戦が続き、白熱した試合展開が繰り広げられる。しかしお互い点を決めることはできず、結果は5-5のドローで試合は終了となった。
2年連続で同点となった日本女子大戦。この結果に関してMF山崎主将(総4=淑徳巣鴨)は「勝ち切れなかったところがまだ壁が厚かったかなという悔しさがある」と試合を振り返った。次戦は1部から降格してきた東京学芸大との対決。チームの持ち味である粘り強さで強敵に挑む。
◼︎コメント
・山崎主将(総4=淑徳巣鴨)
(今日の試合を振り返って)結構悔しい結果だなと思う。昨年も同じ日本女子大戦で同点だったので、やはり勝ち切れなかったところがまだ壁が厚かったかなという悔しさがある。(集客試合だったがどのような気持ちで臨んだか)いつもより応援も気合が入っているし、普段来ない人も応援に来てくれて本当にその分力がみなぎってきたし、恩返しでプレー出来たらなという気持ちがあった。(応援の力は)自分がマイナスのときは救いの手になるし、自分が調子がいいときもさらに盛り上げてくれるエネルギーになるもの。(自身の調子は)最初に気合を入れることができたのは良かったが、後半に力を出し切れなかった。(課題は)シュートを決める力をもう少し付けなくてはいけないと思う。(次戦に向けて)次の相手は1部から降りてきたチームなので強いかもしれないが、私たちの粘り強さと得意な部分、そして苦手な部分を克服して絶対に勝ちたい。
・宮崎(ラ3=富山東)
(今日の試合を振り返って)勝つことはできなかったが同点で終わることができて良かったと思う。(得点シーンを振り返って)行かなきゃなと思って行った。どっちもそのような形。(集客試合だったがどのような意気込みで臨んだか)絶対に勝たなくてはいけない試合だなと思って自分はアタッカーなので絶対点数を決めていこうと思って臨んだ。(個人の出来としては)よくはない。パスミスをして流れが変わってしまったのでそこが課題だと思う。良かった点としては自分でガツガツ1on1に行けて良かった。(次の試合に向けて)絶対点数を決めたい。
TEXT=岡村珠里 PHOTO=谷口奏生