Article
記事
2019.08.28
硬式野球
[硬式野球]四回打者一巡!廣岡1イニング2安打で東海大に逆転勝利
夏季オープン戦
8月27日(火)東洋大グラウンド
○東洋大7-1東海大
前夜、主将の佐藤都(法4=聖光学院)・村上(総3=智弁学園)が日本代表壮行試合に出場したため2選手を欠き臨んだ一戦は初回に相手の好走塁で先制を許す展開に。中盤に大量得点を奪うと、投手陣が0に抑え東洋大の意地を見せる逆転勝利となった。
試合が動いたのは四回。先頭の廣岡(総1=拓大紅陵)が右安、諏訪(総3=浦和学院)が四球で出塁。続く津田(総4=浦和学院)が左前適時打を放ち同点とする。その後も打線がつながり5点を返し、2死二塁で迎えた廣岡のこのイニング2打席目。「(二回の)第1打席は満塁のチャンスで打てなかったので初球から振っていこうと思った」とストレートをとらえた打球はぐんぐんと伸び、中堅手の頭上を越える適時三塁打に。この回一気に7点を奪い試合を試合を決めた。
今季オープン戦で初めての指名打者としての出場。「守備のない分、集中力が落ちないようスイングをしていた」という言葉通り、集中力を切らさずに1イニング2安打を放った。すぐそこに迫ったリーグ戦に向け、「試合に出たら初球から強く振って、いい結果を出せるように」と活躍を誓う。
奇しくも杉本監督の誕生日に行われた一戦でバースデー勝利をプレゼントした。この日は上級生のみならず一年生の活躍も目立ち、リーグ戦開幕に向けうれしい勝利となったに違いない。
TEXT=小林夏実 PHOTO=川口朋珠