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2019.08.30
ラクロス

[男子ラクロス]第4Qで脅威の追い上げみせるも3ー4で敗北

第32回関東学生ラクロスリーグ戦・2部Bブロック


8月29日(木)

駒沢第一球技場

東洋大3-4上智大



   2試合連続ゴールをあげた奥谷


   反撃の狼煙となる1点目を決めた伊東


  多くの人がかけつけた


第32回関東学生ラクロスリーグ戦(以下、リーグ戦)開幕戦黒星発進となった東洋大は上智大と対戦。一時は同点に追いつくも3ー4で敗北する結果となった。


今日の試合は集客試合ということもあり、多くの人が見守る中行われた試合は立ち上がり、第1Qに先制され苦しい展開。その後はお互い決めてに欠き前半戦は0ー1で折り返す。

後半戦、相手に攻め込まれる時間帯が続く。第3Qで失点を喫し、第4Qでもゴールを許し0ー3と苦しい状況に立たされる。しかしここから東洋大は脅威の追い上げをみせる。まずは失点直後に伊東(ラ2=岩倉)がショットを決める。「自分が点を取ってから勢いに乗れた」と伊東が語ったようにここから怒涛の追い上げをみせる。その直後にカウンターからキャプテン瀬田(ラ4=東京成徳)が決めて1点差。勢いは止まらず前の試合でも点を決めている奥谷(営4=保谷)が中央突破からショットを決めてついに同点に追いつく。このまま逆転と行きたかったところだが、一瞬のすきを突かれ失点。惜しくも3ー4で敗北する結果となった。

開幕戦から2連敗と苦しい状況になったが「どんどん良くなってきている」と奥谷が語るように決して悲観する状況ではない。次戦は強豪青学との対戦だが是が非でも今シーズン初勝利をあげる。



・奥谷(営4=保谷)

最後の4Q目で同点まで追い上げて、いけるかなという雰囲気で自分自身も楽しくていけたんですけど結局最後1点勝ち越されてしまって正直悔しい感情が大きい。(得点シーンを振り返って)今日は1Qか2Qでいつも自分がしないようなミスを緊張か何かでしてしまってそのあたりから体が重くなってちょっと自分の気持ちに負けてしまいそうになったがまだこのままで終われないと思って最後7番の杉本くんからパスをもらってただゴールに向かうだけでした。(集客試合だったがどのように意気込んでいたか)普段来られないような人だったりOBの方だったりする人たちが来て、前の試合でも点を決めていたので今日も絶対決めようと思って意気込んだ。でもそれが裏目に出てきれいにプレーしようと思いすぎていつもしないようなミスをしてしまったのかなと思う。(次戦に向けて)今0勝2敗ということで正直厳しい状況になってしまったが1戦目より2戦目、2戦目より3戦目とどんどん良くなってきているのでさらに調子を上げて自分たちの良くなかったことを素直に見つめなおして次の試合に生かして行けるように次は青学で強いが絶対勝てるように頑張っていきたい。

・伊東(ラ2=岩倉)

最後の4Qは自分の得点から勢いづけたがどうしても最初の得点を相手チームに取られてしまって最初の試合の流れはむこうに先制されてしまったのが敗因かなと思う。(得点シーンを振り返って)1番ゴール前が空くということはスカウティングで自分たちでしっかり確認できたことが実行できたのですごい今後につなげていきたいと思う。(集客試合だったがどのように意気込んだか)自分たちがやっているラクロスはマイナーなスポーツで親御さんとかに見てもらう機会がなかったのですごいラクロス、見てわくラクロスを見せようと思ったが結局負けてしまったのでそこは次につなげたいと思う。(自身の出来は)ショット本数は間違えなく多かったがどうしても決めきるところで甘かったので自分がもっとチームを勢いづけられるようにショット本数も増やして決定率も増やしていきたい。(次戦に向けて)今回の試合で自分が点を取ってから勢いに乗れたので自分の存在価値というのもはっきりしてきたので自分が先制点を取って東洋に波を持ってきて自分勢いを止めずにやっていきたいと思う。


TEXT=谷口奏生 PHOTO=森美香子