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2019.08.30
硬式野球

[硬式野球]12日間連続インタビュー~令和初の連覇へ~ 第3日 村上頌樹投手

   春季リーグ戦では勝ち点5つを奪い、完全制覇を果たすも日本一奪還には及ばなかった。その雪辱を果たすべく迎える秋季リーグ戦に向け、オープン戦を重ねること13試合。日本一へ再度挑むべく、戦国東都を戦う選手たちの熱い思いを12日間にわたりお届けする。


   

   第3日目は昨春リーグ戦、圧倒的な投球で勝ち点5の完全優勝の原動力となった村上頌樹投手(総3=智弁学園)。大学日本代表にも召集され、さらにレベルアップして挑む秋季リーグ戦への思いを聞いた。(取材日・8月27日、聞き手=齋藤洋)


ーーまずは大学日本代表の感想を

楽しかったですね。いろんな人と話したり、学べたり。特に練習への取り組む姿勢を学べました。壮行試合は佐々木くんがえぐかったですね。ストレートもそうだけど、フォークが。自分のよりすごいです。

(マウンドに上がるときに)こけたのは足が引っかかりました(笑)。


ーー調子はいかがですか

あんまり良くないですね。フォームがあまり良くない。自分の中にチェックポイントとして体重移動がある。しっかり左足に乗れるかということです。夏の間に修正しているけど直ってないですね。リーグ戦までに直します。


ーー特徴的なカーブの投げ方を教えてください

背中からポーンって感じです。壮行試合では打たれたけど、ストレートなら抑えられたという自信もないです。


ーー春のリーグ戦前は中大が怖いという声がありましたが、秋はどうですか

やっぱり中大。代表で一緒だった牧さんとか打撃がいい人が多い。警戒しています。


ーー秋のリーグ戦はもちろん、今後に向けてもっと磨きたいことはありますか

変化球の質です。変化量も制球もです。真っ直ぐもキレを出したい。全体的にレベルアップしたいですね。


ーー疲労回復法として何か取り組んでいますか

寝るだけです。あと、お腹が空いたら食べること。食べ物だと果物にハマってます。実家から送られてきたので。淡路島だから美味しいとかは分かんないです。ちなみに玉ねぎは良さがわかりません。


ーー明るい表情でマウンドに立っていますが

楽しんでつらい場面も乗り切ろうと思って。野手にも声をかけてやっています。


ーー同級生の納(総3=智弁学園)選手に後ろを守ってほしいですか

いや、大丈夫です(笑)。後ろを守ってたのはおそらく1年生の時の1回だけですね。高校の時は自分が助けてましたから(笑)。


ーー打線で特に期待している選手は

3年生に打ってほしいです。同級生に期待したい。もう自分の打撃は駄目です。このあいだ試しに打ったら全然でした。3年も打たないと無理ですね。神宮大会で打席に立ったら神宮の右中間にホームラン打ちます。なるべく2死走者なしで回してほしいです。


ーー最後にこの秋の目標を

日本一です。4年生の方々とは最後になるので、仲良くしてもらった学年だし、いい形で終われるように。エースとして勝たせてあげられれば、力になれればと思います。

数値としては、防御率1点台、4勝。タイトルは最優秀防御率を取りたいです。点を取られなければ負けないし勝ちも付いてくる。全部が良くなるかなと。絶対優勝します!



  

◇連続インタビュー一覧◇

第1日:「タイブレークは野球の全てが詰まってる」杉本泰彦監督


第2日:「しっかりと頂点を狙う」山田知輝外野手


8月31日:山崎基輝捕手


9月1日:松澤海渡投手


9月2日:木村翔大内野手


9月3日:諏訪賢吉内野手


9月4日:松本渉外野手


9月5日:小川翔平内野手


9月6日:芦名望内野手


9月7日:小峰聡志外野手


9月8日:佐藤都志也捕手