記事
2019年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
9月8日(日) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
東洋大1ー3法大
[ゴール(アシスト)]
30:00 清水(小堀、武部太)
POS | 背番号 | 名前 |
GK | 31 | 水田(社4=駒大苫小牧) |
GK | 35 | 石川(社2=八戸工大一) |
DF | 12 | 福田(社2=日光明峰) |
DF | 23 | 武部太(社1=苫小牧工) |
FW | 37 | 阿部(社1=駒大苫小牧) |
FW | 48 | 清水(社3=白樺学園) |
FW | 27 | 小堀(社2=白樺学園) |
DF | 21 | 川口(社4=白樺学園) |
DF | 29 | 中村(社4=八戸工大一) |
FW | 14 | 久米(社2=駒大苫小牧) |
FW | 16 | 武部虎(社3=苫小牧工) |
FW | 38 | 宮田(社1=白樺学園) |
DF | 8 | 石田(社1=武修館) |
DF | 49 | 長原(社3=白樺学園) |
FW | 11 | 所(社4=駒大苫小牧) |
FW | 22 | 石倉(社4=八戸工大一) |
FW | 19 | 前田(社1=白樺学園) |
DF | 33 | 千葉(社3=駒大苫小牧) |
DF | 15 | 吉川(社2=武相) |
DF | 7 | 奇(社4=宣徳・韓国) |
FW | 13 | 藤原(社1=武修館) |
FW | 24 | 石橋(社4=駒大苫小) |
ゴールに果敢に攻めるFW清水
守備でチームを支えたDF中村
FW清水のゴールに集まるラインメイトたち
関東大学アイスホッケーリーグ戦(以下、リーグ戦)2戦目の相手は法大。1ピリから相手のペースに流され、思い通りのホッケーをすることができず1-3で敗戦した。
試合開始5分、PP(パワープレー)の局面が訪れるも得点することができない。その後SH(ショートハンド)で、相手にゴールを決められ先制点を許した。後半はなかなか攻撃することができず0-1で1ピリを終えた。
続く2ピリでは、PPのチャンスが3回続き、DF中村(社4=八戸工大一)やDF武部太(社1=苫小牧工)が果敢にシュートするもキーパーに阻まれる。その中で開始から10分、こぼれたパックを拾ったFW小堀(社2=白樺学園)のパスからFW清水(社3=白樺学園)がシュートを決め1-1と試合を振り出しに戻した。このまま逆転したいところであったが2ピリ残り22秒、相手に一瞬の隙をつかれ得点を許し、またしても1点を追う形で最終ピリオドへ。
「どの場面でもルーズパックのバトル全て負けていた」と鈴木監督が語るよう3ピリでも法大のペースで試合が進み、さらに追加点を与えてしまう。タイムアウト後6人攻撃を試みるも、得点に結びつけることはできず結果は1-3で試合終了となった。
この試合で唯一得点を決めた清水は「自分が決めてもチームが勝たなきゃ意味がない」、中村も「チームのやるべきことが出来なかった」と試合を振り返り、悔しさを見せた。まだリーグ戦は始まったばかり、気持ちを切り替え彼らの挑戦は続いていく。
◼️コメント
・鈴木監督
何もうちがやるべき事をやらないで負けたゲームだったと思う。(パワープレーで決めきれなかった点については)もちろん技術的なところで点数を決めるっていう技術ってところは向上していかなければいけないが、やはりどの場面でもルーズパックのバトル全て負けていたので、それはパワープレーでも5対5でも一緒だが、人数がいくら多くても1対1のバトルに勝てないと得点には結びつかない。(法大は)シンプルに走ってあたってどこからでもシュートを打ってくる、すごくいいホッケーをするチームだと思う。(課題は)結果的には1対1のバトルでフィジカルな部分だが、やっぱりそこは精神的なところからくるものだと思うので気持ちの部分を成長していかなければいけないと思う。(次戦に向けて)次また大切な3連戦なのでもう一度チームを作り直して戦いたいと思う。
・DF中村(社4=八戸工大一)
最初からチームのミーティングで話し合って決められていたことが守れてなかった。最初相手に決められた失点だったり、その後も相手の流れになってしまったので、チームのやるべきことが出来なかった。昨日はやるべきことをやってハードに戦えていたが、今日はペナルティも多くあったし、自分たちの気持ちを表に出してしまうこともあったので次はいい流れに持っていきたいと思う。(DF面全体の調子は)1人けがしていたやつもいたが、そいつが今日の試合で戻ってきて途中でセット変わったりしたが、DFはみんな足も動いていたし、ハードワークが出来ていたので調子はいいと思う。(法大は)相手もあと1回負けたら優勝はないという中での僕たちとの試合で、やっぱりハードに戦ってきたし、最後まで諦めないで体にあたってきたり、シュートをゴール前に集めたり、シンプルなプレーをずっとやっていたので、そこはリスペクトしなくてはいけないと思う。(課題は)得点すること。あれだけパワープレーがあって、その中で1点しか決められないということが、チームにとっても大きかった。(サマーカップについて)課題は多かったが、特にけが人が多かった試合で主力選手があまり出てない中でフレッシュなメンバーたちがハードに戦ってくれた。(次戦に向けて)1戦も落とせないので、ここからまた気持ちを切り替えて、また練習を頑張ってここから全勝したい。
・FW清水(社3=白樺学園)
全体的に東洋の試合が別に悪かったわけじゃないけど、全員が言われたプレーを実行してないピリオドとかそういうシフトもあったので、こういう結果につながったっていうのはあると思う。やっぱりターンオーバーとかそういうのが多くて、ラッシュくらって得点されることも今日の試合は多かったのでそこが課題だなと思う。(調子は)別にめちゃくちゃ良いってわけじゃないけど、チームのために何ができるか考えたときに、リードしてチームを勢いづけるプレーとか得点につなげるプレーが僕の持ち味なので、それでチームに貢献できれば良いかなと考えてプレーしています。(第1セットのセンターフォワードというのは)どの試合もどの大会もチームの1セット目っていうのは一番大事で、一番最初のセットが次のセットに勢いをやるだけで、その試合も次につながる。やっぱり1セット目が勢いつけないと2、3セットってついてこないと思うし、そういうところで僕の責任っていうのを感じながらプレーしてた。3年生ですし、上級生としてチームを引っ張っていかないと駄目な立場。もっとできるんじゃないかなって自分自身思います。(ゴールシーンは)良いところでパスをもらって、いつもならかわしたりしてたんですけど、とりあえずシュートっていうのを考えていた。ちょうど良いところにもらって良いところが空いてたのでそこを狙ったら入った。でもやっぱり自分が決めてもチームが勝たなきゃ意味がない。今日のゴールは自分自身うれしかったんですけど、チームはもっと点数ほしいかなと。(次戦に向けて)明日休みなのでリフレッシュして、来週は3連戦あるので悪いところを改善していって、今日負けてしまったが次から全勝で一次リーグを終えて、良い感じで2次リーグにつなげられればと思う。
TEXT=岡村珠里 PHOTO=川口朋珠、浅野琴美、沓名凛