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東都大学野球秋季1部リーグ戦・立正大1回戦
9月10日(火) 神宮球場
◯東洋大1-0立正大
先制適時打を放った佐藤都
選手宣誓も務めた
初回に主将のバットで先制点を刻んだ。リードオフマンの松本(営1=龍谷大平安)が右前打を放って出塁。小峰(営4=帝京)がきっちりと犠打を決め、4番の山崎基(営3=愛工大名電)の内野安打で2死一、二塁とする。この場面で打席に立ったのは佐藤都主将(法4=聖光学院)。フルカウントからの6球目を中前に落とし、先制適時打に笑顔を見せた。
試合前には選手宣誓も務めた。「選手宣誓に緊張しすぎて。そこで75%くらい消費してしまった」と苦笑い。それでも春季リーグ戦優勝校の主将として「新しい令和の時代に名を残せるよう、戦国東都のプライドを持って戦うことを誓います」と堂々とした選手宣誓を見せた。
「スタートダッシュをしっかりきって、良い形で入りたい」と話していた佐藤都。気温31度を超える暑さのなかを戦い抜き、なんとか白星を手にした。次戦は「4本くらい打ちたい」と意気込む主将。今試合では三回以降は無安打の東洋打線。女房役としても、“打の東洋”の真骨頂を見せたいところだ。
◼️コメント
・佐藤都(法4=聖光学院)
村上を助けたかった。5、6点くらいとって、暑かったので五回くらいで村上を交代させてあげたかった。けど全然打てず、三回以降はランナー一人も出れなかった。それでも勝てたのは大きいこと。今日はデータをとったなかで、外野のポジショニングに関してもやっていたのでその部分は良かった。今日の村上は正直調子は良くは無い。でも要所要所でしっかり投げてくれた。全体的にまっすぐと、フォークが落ち切らなかった。今日はとれるカウントでしっかりとって、緩急や高低差を結構意識してやっていた。春だったら追い込んだらフォークで三振もとれていたが、今日はまっすぐを速くしたりスライダーとかの変化球でカウントをとったり試合中に組み立てた。(先制点は)先制点をとれたことは良かったが、そのあと変化球きて全体的に難しかった。凡打もあったので、追い込まれても大丈夫っていう気持ちがないとと思った。変化球の配球になっているのは分かっているけど、追い込まれてしまうと難しくなってくるので、追い込まれる前に仕留めていきたい。今日は選手宣誓で緊張しすぎて。そこで75%くらい消費しちゃってバッティングに集中できなかったというか。先制タイムリーで25%使ってしまった。今日2本くらい打ちたかったけど、明日頑張ります。明日4本打ちます。
TEXT=川口朋珠 PHOTO=谷口遥菜、川口朋珠