2019.09.15
サッカー
[男子サッカー]敗戦するも、山下のプレーで東洋大に活気を
第93回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(後期)第12節
9月14日(土) 東洋大学朝霞グラウンド
東洋大1ー2明大
ボールを守る山下
攻め続けチームを活気づけた
リーグ戦後期開幕戦の相手は明大。試合には負けたものの収穫の多い試合となった。そんな中で、何度も東洋大ボールを増やすよう相手に果敢に攻め込んだのは山下(国2=昌平)だ。
前半開始すぐに失点してしまう東洋大。その後すぐ巻き返すもなかなか次が続かない。MFとして出場した山下は相手ボールでも奪えるタイミングを探して猛アタック。「いい形でセカンドボールを拾えてた」と振り返るように前半でチャンスを作る。
後半も前半の勢いそのままにチャンスを作ろうとボールに向かっていく姿が見られる。しかし、相手からボールを奪うことはできても味方へのパスを阻まれなかなかゴールに向かえない。79分に失点してしまうも、攻め続ける。途中奪ったボールが味方に通り、そのボールを奪われることなくゴール付近まで運べたものの最後のシュートまで持っていけず、チャンスを得点にすることはできなかった。そして、1ー2で試合終了。終始、ボールを味方ボールにするために動いた山下。得点には繋がらなかったもののチームに勢いをつけたのは確かだ。
山下は今回の試合を「勝って後期のいいスタートを切れるようにしたかった」と振り返る。なかなか思い通りにボールを運ぶことができず、苦戦した試合となったが課題も見つかるいい試合となった。次節も万全の状態で臨めるようにチーム全体でも、個人でも今回のミスを生かせるように限られた時間でどこまで練習できるかが勝利の鍵となる。
◼コメント
山下(国2=昌平)
(今日の試合をふりかえって)中断明けの相手が明大で、自分たちも中断期間に意識していた部分もあったのでここで勝って後期のいいスタートをきれるようにしたかったが思うように結果が出なかった。ここで落ち込むことなくまた次に向けて修正する部分は修正してまたいい状態で臨めるようにやっていきたいと思う。(対戦相手について)総理大臣杯も優勝してリーグも首位で、公式戦で負けてる相手が少ない、強いチームでリスペクトの部分もあったが自分たちがまだ上にいけてない状態で勝つことが出来ればいい状態に繋がると思ったがそういった所で勝ちきれなかったところはまた次に生かしていきたい。(今日の自分のプレーについて)前半はいい形でセカンドボールを拾えてたシーンが多くて自分たちの時間帯も作れていた。後半は相手が数的不利な状態にも関わらず自分たちが拾える部分が拾えず失点してしまったり、相手の時間が長くなってしまったりしたのが課題だと思う。(次節への意気込み)今日勝つことは出来なかったがここで一喜一憂せず次の試合にまたいい状態で臨めるようにこの一週間チーム全体でいい練習をして臨みたい。
TEXT=廣瀬璃子 PHOTO=谷口奏生、牧田のどか