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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦
9月15日(日) 東洋大学総合スポーツセンター
東洋大78-67山学大
17|1Q|17
18|2Q|19
20|3Q|12
23|4Q|19
スターティングメンバー
24 ラシードファラーズ
5 栁澤優
22 和田麗空
14 田代幹
57 上甲真之介
ラシードは4年の意地を見せる
インサイドから得点に絡んだ庄子
今節大活躍の田代
リーグ戦第3週目、2試合目は山学大が相手。出だしからペースをつかめずなかなかリードできない状況が続いたものの4Qでじわじわ点差をつけ78-67で白星をつかんだ。
試合は入りから相手の固いDFに阻まれパスミスなどが多発。田代(済3=桐光学園)が切れのあるドライブで相手チームの間を抜き得点するなどのシーンも見られたが、今節最大の壁であるブバガー(山学大)の2㍍超の体格を前にリバウンド勝負に勝つことができない。直後には3PTを決められるなど両者譲らない試合が繰り広げられた。1Qを17-17の同点で終えると、2Qでも大きな差がつかず35-36と1点ビハインドで試合を折り返した。
後半は1年庄子(済1=聖和学園)がインサイドに切り込み着々と点を積み上げる。続いて田代が加藤(済4=横浜清風)から受けたボールを背面に向けシュートするプレーを見せると、徐々に試合は東洋大ペースになっていく。上甲(済2=幕張総合)らがFTを確実に沈め田代がスリーを入れると、ラシード(済4=越谷西)も奮闘。ブバガーとの1対1の場面でも臆せず向かっていき、相手の身長を逆手に取ったフェイントでレイアップシュート。3Q終了時には55-48まで点を伸ばした。最終Qも相手の追い上げを許さず、リーグ戦3連勝を飾った。
9月14日~18日の5日間で4試合とハードなスケジュールが組まれた試合。間1日をあけ、次戦の相手は現在2部リーグ2位の強豪校・拓大。強敵相手にも自分たちのプレースタイルを守り勝利を飾れるか。
TEXT=渡部穂乃花 PHOTO=伊藤なぎさ、川口朋珠