記事
第95回関東大学バスケットボールリーグ戦
９月17日（火） とどろきアリーナ
東洋大57－64拓大
14｜１Ｑ｜19
13｜２Ｑ｜10
18｜３Ｑ｜20
12｜４Ｑ｜15
スターティングメンバー
24 ラシードファラーズ
５ 栁澤優
22 和田麗空
14 田代幹
57 上甲真之介
田代のシュートがチームを率いた
ラシードはＤＦ面でも貢献
現在３連勝と波にのる東洋大は昨年１部リーグから降格してきた拓大と対戦。格上相手にも一歩も引かない戦いを見せたものの、４Ｑで離され敗戦となった。
１Ｑから接戦が繰り広げられる。田代（済３＝桐光学園）、栁澤（済４＝桐光学園）が連続で３ＰＴを沈め一気に６点の先制を決めると、拓大も負けじと追ってくる。和田（済３＝東海大相模）が得意のスピードのあるペネトレイトで攻め得点を重ねるも、スティールで崩され14-19とされ１Ｑを終える。
いつも落ちてしまうという２Ｑだったが、ここでも先制したのは東洋大。庄子（済１＝聖和学園）のスリーが決まり、２点差に。直後には庄子のシュートのこぼれ球をゴール下にポジショニングしていたラシード（済４＝越谷西）がリカバー、また相手のミスを拾った栁澤がフリーで上がりシュートなどし、21－21の同点に。一気に逆転といきたいところだったが、ここから我慢の時間がつづいた。そのまま試合は大きく動かず、27－29で後半へ。
３Ｑでも大きな差がつくことは無く、試合は４Ｑへ託された。加藤（済４＝横浜清風）からパスを受けたラシードがゴールしたから確実に決めるなどチーム全員で点を狙っていく。一時は５点リードし東洋優位のまま試合終了かと思われたが、最後にリバウンドを取られる場面が続き追いつかれ、悔しい敗戦となった。
今節拓大に敗れはしたものの、昨年１部の格上であるチームのスコアを60点台に抑えるなど、チームの成長も確実に見えた。次節は現在２部リーグ全勝中の中大が相手と強敵相手の試合が続くものの、自分たちのプレーを見つめ直し金星を狙う。
◾︎コメント
・ラシード（済４＝越谷西）
今日の相手は平均得点90点取るチームだったがそれを60点台で抑えれたのはよかった。だけど４ピリの最後３分くらいでみんなが積極的に点を取りにいけなかった。相手がそういう勝負どころの時間帯をしっかり攻めてきた結果、こういうゲームになってしまった。（最後は接戦だったが）自分たちはミスが出てしまったが、相手はミスなく点を取れていた。そういうところが我慢しきれなかったと思う。（強豪拓大の対策は）３ポイントを打ってくる選手がいるのでそこに打たせないように。今日は相手に得点を与えないようにディフェンスに重きを置いていた。オフェンスはディフェンスをやってからぐらいに。しっかりディフェンスできたことはチームにとって良かったと思う。（明日の試合に向けて）今日は接戦を落としてしまった。自分的にもチーム的にも落ち込んでいるが、反省は今日までにして明日は勝ちに行きたい。
・田代（済３＝桐光学園）
ターンオーバーやフリースローなどの小さいミスがこの点差になった要因だと思う。午前中とか、試合にみんなで集まって相手がどういう動きをしてくるかとか、相手の対策はしていた。拓大というネームがある相手に負けないようにしっかりチャレンジする、強気でいくという気持ちで臨んだ。自分では、積極的にゴールにアタックしていくというのは意識していた。周りを見ながらゲームを組み立てるのが自分の役割でもあると思うのでそこは意識した。明日もまた切り替えて勝利を目指したい。
TEXT＝渡部穂乃花 PHOTO＝渡部穂乃花、沓名凛
