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2019.09.22
サッカー

[男子サッカー]再三の逸機も ゴールを予感させる桑原のプレー

第93回関東大学サッカーリーグ戦(後期)1部第13節 

9月21日(土) 千葉県総合スポーツセンター東総運動場

東洋大 0ー0 早大


強烈なシュートを放った桑原


幾度も決定機を演出


 第93回関東大学サッカーリーグ戦第13節、早大との1戦は互いに決め手を欠き、0-0で引き分けに終わった。この試合、攻撃で存在感を見せたのが桑原(国3=桐光学園)だった。


 自分でシュートチャンスを作れなかったという前節の反省点を生かし、桑原は前半から果敢にゴールを狙った。42分にはFKのこぼれ球から豪快なシュートを放つ。また、87分には右サイドからつながったパスを、体勢を崩しながら直接シュート。どれもゴールネットを揺らすことはできなかったものの、得点の可能性を感じさせるプレーで応援席を沸かせた。


 チームとしてはボールの支配率で早大を上回り、桑原のシュート数は両チーム最多だったものの、決め切ることができなかった今試合。桑原は「シンプルに決定力」と課題を挙げた。チームの攻撃の形に確かな手ごたえを感じているからこそ、チャンスをどれだけものにできるかが重要となる。次節に向けて「しっかり決めていく」と力強く語る桑原が、東洋に勝ち点3を呼び込む。



◼コメント

・桑原(国3=桐光学園)

(今日の試合を振り返って)前節よりもシュートチャンスが自分自身すごくあったので、そういったところで決めきれなかったと思う。前節は自分でシュートに行くチャンスというのは少なかったので、積極的にシュート打って得点に結びつけられればと思って意識的に狙っていった。(チームの攻撃面)チームとしてはそんなに悪くはない試合内容だと思う。今日もショートコンビネーションを意識してやった。(早大の印象)人に対してすごく激しい印象だったので、逆にそこを逆手にとってワンタッチ、ツータッチとかで自分でもう一回受けるなどした。(後半の早大のカウンターへの対応)相手が途中10人になったので、決め事で後ろはしっかり人数を充ててカウンターを阻止した。(勝利に足りなかった点)シンプルに決定力。自分のところで3本ぐらい決定機があったので、そこをしっかり決めきるという個人的なところが課題だと思う。(次節に向けて)チームとして後期残留というのを目標としてやってきているので、そこに向けてまだまだ可能性はあると思うので、1試合1試合勝ち星を挙げていきたい。試合に出場した際には、今日みたいに決定機は何本かくると思うので、そこをしっかり決めていく。


[次節試合予定]

第93回関東大学サッカーリーグ戦(後期)1部第14節 

9月29日(日) vs立正大 足利市総合運動場にて 14:00キックオフ


TEXT=酒井菜摘 PHOTO=酒井菜摘、友寄慈温