スポトウ｜東洋大学スポーツ新聞編集部

2019年度関東大学リーグ戦２部

９月22日（日）白鴎大グラウンド

〇 東洋大　78{35ー７、43ー０}７　朝鮮大 

ラインアウトから攻撃を構築する東洋大

ハットトリックの活躍を見せた川上

攻守においてチームに貢献した齊藤

　開幕戦白星を飾り連勝を狙う東洋大は朝鮮大と対戦。川上（済４＝昌平）と梅村（総１＝関商工）のハットトリックの活躍で終始相手を圧倒し、78ー７で勝利。

　さっそく試合が動いたのは５分、スクラムからパスを回し川上がトライを決め幸先よく先制。立て続けに川上の２トライ目で勢いをつける。さらに、20分に中央を突破しトライを決め前半でハットトリックを達成。直後に相手にトライを許し失点。自陣での攻防が続き我慢の時間帯が増えるものの、ルーキー齊藤（総１＝目黒学院）が相手ディフェンスラインを突破し追加点を挙げる。前半終了間際にも得意のモールからトライを決め35ー７で試合を折り返す。

　後半開始直後にもラインアウトからモールを形成しトライ。さらに、ペナルティーから獲得したスクラムで巧みにパスを回し大内（ラ３＝佐野日大）が執念のトライを決め相手を突き放す。完全に流れをつかんだ東洋大は途中出場の梅村のハットトリックなどで追加点を決め、78－７で２連勝を飾った。

　「今回はあまり自陣でミスなくプレーすることが出来た」と吉尾主将（総４＝昌平）は試合を振り返る。終始試合の主導権を握り、得意のモールやスクラムからトライを演出し東洋大らしいラグビーが出来た。次の立正大戦が「シーズンで１番重要な試合」と吉尾主将。１部昇格に向けての大一番でさらにパワーあふれるラグビーに期待したい。

◼︎コメント

・福永監督

緊張感もほどほどにあって、ワールドカップも始まったので、みんなのモチベーションにも影響をしてるし、良い準備ができたんじゃないかなと思う。（課題点は）要所要所でやはりミスが出てしまうので、そのようなところを改善しなきゃいけないと感じた。（次の試合へ向けて）相手どうこうより、１日１日しっかりと準備していきたいと思う。

・吉尾主将（総４＝昌平）

今回も先週と同じセットプレーというのが前回より最初の方が出来が良かったのでそこがすごく良かったことと、自陣でのミスを犯さないというのを課題にあげていたんですけど、それもいい感じで今回はあまり自陣でミスなくプレーすることが出来たと思います。（次の立正大戦に向けて）シーズンで１番重要な試合になってくると思うのでしっかり勝って１部昇格という目標に向けて頑張っていきたいと思います。

TEXT＝友寄慈温　PHOTO＝森美香子